よみがえる脳 脳は環境の変化に対応し、何歳になっても、絶えず変わりつづける (サイエンス・アイ新書)

著者 :
  • SBクリエイティブ
3.60
  • (5)
  • (8)
  • (9)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 118
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797350074

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2023.04.22 朝活読書サロンで紹介を受ける。
    脳内化学物質。トリプトファン、セロトニン、メラトニン。

    カナリアはオスが歌う。テストステロンをメスのカナリアに投与すると歌う。海馬が活性化する。

  • 脳は年齢に寄らず成長させる事が出来る点や、エクササイズによる効果を論理的且つ簡潔に書かれていて読みやすい。また、効果のあるエクササイズの内容や頻度について具体的な数字が紹介されており参考になった。

  • 脳細胞の老化を防ぐためには適度なエクササイズを続けること。脳を鍛える瞑想についてもっと知りたくなった

  • これは面白い。脳の最新の常識、脳とエクササイズ、うつ、メントレ等。読んでソンはありません。この本を読んで興味が出た人は「脳を鍛えるには運動しかない!」も読むのをおススメします。

  • この本はトピックをたててくれてあって興味のあるところを隙間時間に読みすすめていくことができるという読みやすい本です。
    アメリカで薬学を研究して帰国後は作家となった著者の本は最新の情報を私たちに紹介してくれる橋渡しとしておすすめと思います。
    ホームページも面白いです。
    http://www.brainnutri.com/about/profile.html
    こてっちゃん、本のプレゼントありがとうございました。

  • 「大人の脳も変わり続ける」
    神経細胞は生まれ続けるんだそう。
    これって、語学をやるのに朗報★
    「もう歳だから」って言い訳にしかならなくなる。

    エクササイズで脳が変えられる。
    じゃ、メタボ対策とかじゃなくても運動しなくちゃって思う。
    脳が体をコントロールするだけではなくて、体も脳を変えるのだ。

    実際に運動しなくても関心を向けて頭に思い浮かべるだけで、運動したときと同じだけ脳が変わる。

    脳の使い方を教わりました。

  • 目から鱗、な感じ。

    確かに運動すると鬱々した気分は
    消えていくと感じてはいた。

    運動してから勉強・仕事、
    そして日々のルティーンに
    瞑想も加えれば最強かも...!

  • 1つ1つのテーマの文章は短くまとめられて読みやすく、それでいてドラマ性があり、どんどん読まずにはいられなかった。大人になっても神経細胞は誕生しているという内容にも驚きと興味を書きたてられたし、実際それがつい最近の1990年代後半とはまたまた驚きだ。サイエンスに興味が生まれた。

  • 201108読了
    大人の脳は変わらない、というのが
    ついこの間といってもいい、1998年までの脳科学の常識だった。

    が、

    脳はいくつになっても変わる、神経再生はいくつになっても起きる、という希望のある話。

    脳と身体の関係も重要で、エクササイズにより脳は変化する。うつにも効くし、禁煙にも効く。想像するだけでも脳は変化するのでイメトレや瞑想によって人生は豊かになる。

    教養本っぽいテーマだが、脳が変化することが明らかになるまでのドラマなど読み物としても面白く、老若男女万人にオススメできる。

    以下引用
    ーーーーーーーーー
    □1998年以前の脳科学→大人の脳は変わらない

    ①脳は変わる
    ②体を動かすことで脳が変わる
    ③実際に運動しなくても脳は変わる

    ★脳は変わる
    ・子供と遊んだネズミは知能が高まった。環境富加。
    ・環境の何が要因か→エクササイズの有無(海馬の体積がアップ)
    <ヒトではどうか>
    ・エクササイズを0時限に実施したところ成績がUP。
    ・エクササイズにより海馬の血流がUP。
    ・まずエクササイズし、そのあと学習するのが効果的

    ★行動を変えれば脳が変わる。
    あなたの脳地図は、あなたの人生を表現したものである。

    ★エクササイズの効能
    ・活性酸素の発生を抑える。
    ・喫煙欲求を抑える。
    ・軽度認知障害の発生を抑える。
    ・アルツハイマーの予防。
    ・エクササイズはうつを予防する

    ★想像するだけで脳は変わる
    瞑想や認知療法で脳が変わる。
    ピアノを弾かず、弾く人をみて心の中で練習しても運動野に変化があった。

    瞑想、リラックス
    →集中を高める、痛みの軽減、脳への刺激

  • すごくエクササイズがしたくなった。

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

生田 哲(いくた・さとし)
1955年、北海道に生まれる。薬学博士。がん、糖尿病、遺伝子研究で有名なシティ・オブ・ホープ研究所、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)などの博士研究員を経て、イリノイ工科大学助教授(化学科)。遺伝子の構造やドラッグデザインをテーマに研究生活を送る。現在は日本で、生化学、医学、薬学、教育を中心とする執筆活動や講演活動、脳と栄養に関する研究とコンサルティング活動を行う。著書に、『遺伝子のスイッチ』(東洋経済新報社)、『心と体を健康にする腸内細菌と脳の真実』(育鵬社)、『ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ、がんに効く』(講談社)、『よみがえる脳』(SBクリエイティブ)、『子どもの脳は食べ物で変わる』(PHP研究所)、など多数。

「2023年 『「健康神話」を科学的に検証する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

生田哲の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×