世渡りの技術

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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797350227

感想・レビュー・書評

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  • 週刊アスキーで紹介。

  • 学生時代から、好きなギターいじりやバイクいじりをやっていたので、二輪屋を開くことになった。バブル時代に高級住宅街で戦前からのお屋敷が取り壊されていたので、一度はやってみたいと思っていた古道具屋を始めた。二輪屋の頃に、店番の傍らに本を乱読していたので、食文化をテーマにした作家になろうと思い、料理のレシピなどを食日記として書いていたものをまとめた。

    著者には、二輪車や家具を直して使えるようにする能力があるので、独立した生活を送ることができたのだろう。

  • 大学から中古家具 オートバイの再生を手掛ける
    毎日が命日 
    今日売れるものは今日売る
    人生は綱渡り
    明日は誰にもわからない

  • 著者の自伝風のところもあるけれど、こういう工夫をしているんだよという話。
    食材が安い商店街の近くに住んでいるとか、その店が開いている時間に行けるとか、一軒家で物を干せるとか、環境も重要だよなあ。

  • 単なる節約本ではなく生活を楽しみ仕事を楽しんでいるのがよい

  • 私には絶対に真似できないが,ある意味,憧れる生き方である。著者の生命力の強さ・考え方の芯の強さが表れている。読後,人間にとって幸せって何だろう?と考えさせられた1冊である。

  • まねできない理由を考えていて、わかった。まねできない理由なんか考えていているからだ。

  • 毎日が命日。が著者の座右の銘。

    14歳で左目視力喪失した著者が14歳にて、生きる時間について考える。
    人生を楽しんで、活きてるな~と思える著者。
    自分が好きだと思う事を短期集中型でモノにして、それに独自の「換金力」にて、仕事に変えてしまう力。
    普段の散歩での観察力。
    自分が次に何をするべきなのかの洞察力。
    自転車から古道具までの再生力。
    人とのコミュニケーション力。

    まさに、生きていく為に必要な力がどっぷりとある。
    読んでいくのは楽しい。

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著者プロフィール

1956年、福岡県生まれ。食文化研究家。著書に『国民食の履歴書――カレー、マヨネーズ、ソース、餃子、肉じゃが』『刺し身とジンギスカン――捏造と熱望の日本食』『台所に敗戦はなかった――戦前・戦後をつなぐ日本食』『昭和珍道具図鑑――便利生活への欲望』(いずれも青弓社)、『食育のウソとホント――捏造される「和食の伝統」』『食のリテラシー』(ともにこぶし書房)、『食べかた上手だった日本人――よみがえる昭和モダン時代の知恵』『食ベ物の声を聴け!』(ともに岩波書店)、『冷蔵庫で食品を腐らす日本人――日本の食文化激変の50年史』(朝日新聞社)など。

「2023年 『幻の麺料理 再現100品』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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