新版暗号技術入門 秘密の国のアリス

著者 :
  • ソフトバンククリエイティブ
4.28
  • (68)
  • (59)
  • (23)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 662
レビュー : 61
  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797350999

作品紹介・あらすじ

現代の暗号が手に取るようにわかる!たくさんの図と、やさしい文章で現代の暗号の仕組みを解き明かす。「暗号技術確認クイズ」を新たに加筆。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 当時HTTPSに悩んだときに読んだ本。
    これ読んでから公開暗号鍵の動きがわかるようになって非常に重宝した。

    新しい版もしばらく前に出たので読みたいなぁと思っているが・・・

  • ざっとしか読めていないが読了とする。説明はとても詳しく丁寧。逆に少々詳しすぎるくらい。Javaの暗号実装説明の本と合わせて読むと理解しやすいと思われる。

  • セキュリティスペシャリストを目指すとき

  • これは名著と言っていいと思う。
    暗号のアルゴリズムや弱点など分かりやすく説明されている。
    暗号を意識しなければいけない仕事をしているので知っている内容も多かったが、個人的にはブロック暗号のモードが特に勉強になった。
    サイモンシンの『暗号解読』と併せて読んでおきたい一冊。

  • IPAの情報セキュリティスペシャリストを取得する際、どうにも問題集だと不安だったためセキュリティの書籍を探していました。
    そのとき、著者の結城浩さんの書籍は何冊か読んで分かりやすかったので本書を手に取って購入しました。

    暗号について非常に分かりやすくそれでいて結構ボリュームがあるため読み応えがあります。
    最初は単純な暗号から入り、暗号の歴史を追いながら順に現代の暗号方式を学んでいく流れになっています。
    私は特にデジタル署名の理解がイマイチでしたが本書のおかげで理解が深まりました。

  • 400ページのなかなかボリュームのある暗号についての本。
    全て読みきれるか不安だったが、暗号、認証、鍵、乱数、応用技術に至るまで一通り網羅されており、且つ理解し難い世界を、噛み砕いて説明されているので読破することができた。

    表現方法も比喩も図も完璧であり、敬遠しがちな分野を学ぶことができたのもこの本のおかげ。
    セキュリティスペシャリスト等の資格を目指している人も、問題集で上辺だけ学ぶのではなく、本書読むことが急がばまわれかと思う。

    残念なのは購入してすぐに第3版が発売してしまったこと。
    第3版を買おうか激しく迷っている…。どれくらい追記されてるのだろ。

  • 購入

  • 暗号技術の奥深さに触れることが出来る。とにかく読みやすく、オススメ。

  • 暗号化や電子署名といった情報技術上のセキュリティについて一通りの知識が得られる入門書。

    前書きが不必要に長かったりせずタイトな説明になっていて、数学やプログラミングの基礎知識がある人が手早くセキュリティについて学ぶのによいと思う。参考文献も挙げられているのでさらに知りたい人が続けて読むといい本もわかる。

    実際にどのような実装が使われてるかについては GnuPG とか SSL/TSL くらいしか出てこないので、技術書のなかではやや数学寄りかもしれない。PDF やコードの署名とか、S/MIME の例が挙げられててもよいのでは。

    ところで、この本では "decryption" の訳語として一貫して「復号化」が使われている(「復号ともいう」とは書かれている)。暗号化と対になる操作は「復号」で「復号化」ではないというのは厳しく言う人もいるけれど(例: http://kei-sakaki.jp/2013/08/09/encryption-and-decryption/ )どうなんだろう。

    ITのセキュリティというのはけっきょく「技術的(数学的)な操作で安全性や信頼を人が把握できる範囲の情報に落とし込む」ことだと思う。特定のテクノロジを使っているから安全なのではなくて、それを使えば○○をチェックすることで安全だと判断できるようになる、というような性質のもの。これはセキュリティに詳しくない人びとがもっとも陥る錯誤のような気がする。最終的に信用できるかどうかを判断するのはどの技術でもひじょうに社会的というか人間的な要素だというのがたびたび書かれているのは大事なこと。

  • 読みやすくて、暗号技術の整理ができて良かった。おすすめ。

  • 暗号技術についてわかりやすく、かつ体系的にまとまっている良書。
    内容は比較的やさしめで、プログラミング(実装)的な内容はありません。

  • A8

  • 1/30 8冊目。

  • これなら挫折ぜずに暗号化の入り口を学ぶことができると思います。

  • HeartbleedやCCS Injection,そしてつい先日のbash脆弱性など,暗号からはやや遠いものを含めても,今年はソフトウェアのセキュリティインシデントが目立つ年だと思う.
    この本を手にとったきっかけは,そのような出来事の目立つ年だったからである.不測の事態に対して,まずは基礎的な「暗号技術」について学び直そうと思った次第だ.

    読み進めるに連れて,断片化されていた大学の知識が,暗号の歴史や論理的必然性を伴って整理されていくのを感じた.

    「何故,この時,このような秘匿の技術が必要なのか?」
    「この技術によって何が保証され,そして何が不足しているのか?」

    等といった疑問が順番に解説するストーリーのお陰で,名前だけの記憶だった技術にも理解が深まったと思う.

  • 最近セキュリティ関係の業務が増えてきたのと、試験勉強を兼ねて読みました。初心者にもわかりやすい表現、言葉で書かれているのでさくさく読めました。試験に向けてはここまで深く理解する必要はないかもしれませんが、仕組みが分からないと知識として定着しない、という私のようなタイプの学習者にはとても良い教材だと感じました。

  • 某試験用に読了。曖昧な暗号知識がイメージで理解できてわかりやすい!
    DH暗号あたりは自分でコード書いてみないとまだ頭に入らないかもだけど、概要理解にはメッチャ役に立った!

  • 暗号関連のセキュリティ技術について、古代を含め順序を追って説明されているので、理解しやすく読みやすかった。セキュリティ技術はあまり体系立てて語られないイメージなので、重宝すると思う。

  • 【ひとことポイント】
    暗号を知る第一歩に

    <情報学部3 年S>

    企画コーナー「企画本棚2014-新しい本との出会い」は(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2014/6/24〜】

    湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1619012

  • 暗号解読をよくも悪くも膨らませたような内容 。説明が丁寧になったり喩えが出されていたりするお陰で多少分かりやすい。ただ、値段や記載内容を考えると、直接暗号解読を読んだ方がいいかなあと。結城さんの本の中では、個人的にはハズレな一冊。

  • 和図書 548.1/Y97
    資料ID 2013104191

  • 2014/02/17-2014/02/21
    星4.3

    結城浩さんによる現代の暗号理論及びその周辺の技術入門。結城さんらしい、流れの分かりやすい文章だった。
    第1章では昔からの暗号の歴史について書いてあるが、この本のメインはそこではない。RSA暗号とその実用に関して使われている技術、AES暗号などの現在実用的な暗号技術の解説や、署名、SSL/TLSなどの周辺技術についての解説が主だ。詳しく知りたい場合の註についてもそれなりについている。
    暗号の歴史について知りたいのであればサイモンシン先生の『暗号解読』の方が適しているだろう。

  • 暗号技術まわりをざっくりとわかりやすく学べる。

    数学と切っても切れない関係がある技術なので多少は数式が出てくるが、極力減らしてくれていて非常に読みやすい。
    普通に読みものとしてもおもしろい。

  • いかにも難解そうなタイトルだが、難しい言葉は使わず、分かりやすい図表で丁寧に解説されている。内容もスタートアップに必要な情報が漏れなく詰まっており満足。

  • 情報学部の学部生だった頃に読んだ。換字式暗号からRSAなどの公開鍵暗号までに一通り触れられていて、現代の暗号についての基礎的な知識を一通り学ぶことができた。

    その後、研究室に入り専門的に暗号の研究をした際にも、この本の内容はそれなりに役に立った。

    そんな思い入れもあり、暗号の世界から足を洗った今でも、この本は本棚に置いてあり、たびたび眺めて楽しんでいる。

  • 図も豊富で網羅的に説明されており非常に分かりやすい。暗号について学ぶのであれば、最初に手を取ってみるべき本だと思う。

  • 現代暗号において基本的な6つの道具(対称暗号・非対称暗号・一方向ハッシュ関数・メッセージ認証コード・デジタル署名・擬似乱数生成器)について説明した本。

    文章も丁寧で分かりやすいが、それ以上に素晴らしく分かりやすい図がたくさん掲載されている。

  • 技術者の必読本。

  • 暗号について簡単に網羅している本。
    結城さんの本らしく、読者のためにわかりやすい言い換えなどが散りばめられてた。夏の短期講座で学んだ暗号の補足にぴったりでした。

  • ネットワークと並んでとにかく苦手意識があった暗号セキュリティ関係の話。
    社内の尊敬する先輩2人もがそれぞれ(旧版を)持っていたので、絶対良い本に違いないと思って購入したが、永らく積読。
    でも読み始めてみると、暗号技術の基礎をわかりやすく教えてくれていてとても読みやすかった。
    さすが結城氏の本だ。

    とにかく読者がおいてけぼりにならないように気を使ってくれる。説明が丁寧で、読んでいて心地いい。
    さらに、ところどころに出てくるクイズで素朴な疑問を解決し、各章の終わりにはチェック問題で復習もできる。

    基本的だけど必要十分な範囲をしっかりカバーしてくれているようだ。これからこの本に出てきた言葉が会話に登場したら、あやふやなままで済まさずにしっかり本書を引いて復習したい。

    技術書で長く手元に残るものは残念ながら少ないのだが、この本は間違いなくずっと手元に残るだろう。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      そっか、暗号ってセキュリティに関わる事ですね。
      数学的勘と言うか素養の無い私にはアリスの不思議の国そのものやなぁ~
      そっか、暗号ってセキュリティに関わる事ですね。
      数学的勘と言うか素養の無い私にはアリスの不思議の国そのものやなぁ~
      2012/07/07
全61件中 1 - 30件を表示

著者プロフィール

結城 浩(ゆうき ひろし)
1963年生まれ。東京都在住のプログラマ、技術ライター。ウィキクローンの1つであるYukiWikiを開発したことで知られ、プログラミングに関する執筆、翻訳を行っている。
Webで公開した作品を元に、小説『数学ガール』を発表、ヒット・代表作となる。同作はコミック化されるとともに、「出版・著作により数学の研究・教育・普及に業績をあげた」ことによって日本数学会賞出版賞を受賞した。

新版暗号技術入門 秘密の国のアリスのその他の作品

結城浩の作品

新版暗号技術入門 秘密の国のアリスを本棚に登録しているひと

ツイートする