身近にある毒植物たち “知らなかった"ではすまされない雑草、野菜、草花の恐るべき仕組み (サイエンス・アイ新書)

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  • SBクリエイティブ
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797353457

作品紹介・あらすじ

道の傍らや庭の隅、身近な野や山の奥でひっそりと、あるいはあでやかに伸び咲き誇る、草や花たち。いずれも美々しく、そしてときどき、なんだかおいしそう。けれど一口で昏倒に至る植物、あるいは触っただけでとんでもない事態を招く植物もあるのです。毒にも薬にもなるもの、野菜や山菜と間違えられやすいもの、よく見かけるようになった園芸植物など……。その恐ろしい世界を、詳しい記録や美麗な写真とともにご紹介します。事故を防ぐためのポイントもバッチリ解説。

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感想・レビュー・書評

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  • 野菜として食べている植物や庭木として普段目にしている植物にこんなに毒を持つものがあるのかと驚きました。ズッキーニの少し苦いものとか個性だと思って頑張って食べていましたよ…。
    軽い口調で語られる解説文も面白く読めました。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50003893

  • 病は気から、死は薬から 薬剤師・毒島花織の名推理
    を読み終えて参考文献から調べて読んでみた。
    サイズは文庫版。

    「えっ!これが毒草?」と驚くものが多い。
    普通に食事に出る野菜でも毒はあり、興味深い。

    忘れがちな「植物の自然毒」
    ジャガイモ、アスパラガス、インゲン豆、キャベツ、ゲンノショウコ、ズッキーニ、セイヨウアブラナ、ドクダミ、トマト、なた豆、ゴーヤ、ユウガオ

    致死性の身近な植物
    トリカブト、ドクウツギ、イヌサフラン、グロリオサ、ジキタリス、イチョウ、ドクセリ、シキミ、梅、バイケイソウ、コバイケイソウ、ハシリドコロ、ヨウシュヤマゴボウ、

    重大事故を起こす園芸植物
    チョウセンアサガオ、キダチチョウセンアサガオ、水仙、マムシグサ、クワズイモ、瓢箪、タマスダレ、紫陽花、アマチャ、ソテツ、ダリア、タバコ(ニコチアナ)、カラー、ポトス、ツツジ、カロライナジャスミン、キョウチクトウ、トウゴマ、スズラン、


    取り扱いに注意すべき普通の草花
    アセビ、アネモネ、アヤメ、アルストロメリア、アロエ、エニシダ、オダマキ、ハナビシソウ、クリスマスローズ、クレマチス、ケマンソウ、コリウス、コンフリー、シクラメン、秋明菊、スイートピー、スノードロップ、セントジョーンズワート、チューリップ、デルフィニウム、ナンテン、ニチニチソウ、ノウゼンカズラ、ハナミズキ、ヒアシンス、藤、鬼灯、ホワイトレースフラワー、ラナンキュラス、ランタナ、ルー、ルピナス、蝋梅、

  • 意外と毒がある植物は身近にある
    死にはしないものの、手が荒れるなども毒の部類入るようだ

  • 生きます

  • ・トリカブトの毒性は、同種でも個体差が大きい
    ・トリカブト/ドクウツギ/ツツジの蜜をミツバチが集める→それを食べて中毒(もしかして、蜂と人間ではあたる毒が違うのかな?)

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著者プロフィール

1969年生まれ。サイエンス・ジャーナリスト。ガーデナー。自然写真家。おもに関東圏を活動拠点に、植物と動物のユニークな相関性について実地調査・研究・執筆を手がける。著書は、『帰化&外来植物 見分け方マニュアル950種』『見つけて食べて愉しむ 季節の薬用植物150種』(弊社)をはじめ、『身近な雑草のふしぎ』『身近な野の花のふしぎ』『うまい雑草、ヤバイ野草』『身近にある毒植物たち』(SBクリエイティブ)など多数。

「2023年 『ビジュアル「危険生物」図鑑 200種』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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