頭がよくなる思考法 天才の「考え方」をワザ化する (SB新書)

著者 :
  • SBクリエイティブ
3.05
  • (1)
  • (19)
  • (31)
  • (12)
  • (3)
本棚登録 : 209
レビュー : 31
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797353761

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 何回か読み飽きたけど、
    実り多い本ですw

    私は量質転化の話が
    一番しっくりきたかな。
    興味ある人はぜひw

    あとは一人弁証法。
    すごく辛い作業だと思うけど、
    これができる人が
    できる人になるんだと思う。

    また読み直したい∩( ≧∀≦ )∩

  • 少し内容がくどい。要は「現象学」と「弁証法」を身に付けようという内容。

  • 現象学→思い込みをなくせ、弁証法→否定を飲み込んで新しいものを生み出せ。と哲学をベースに功利主義的な方法論を主張。哲学ってそういうものではないと思うのだが、処世術としては仕方ないのか。著者になりきる憑依型読書というのは興味深い。ただし、著者は教育学専門であるにも関わらず、コーチング否定論者ではるのは気になるところ。

  • 否定の否定で、単なる否定に終わらずにそこから発展させていく思考法をしましょうという内容。
    一つのテーマで一冊書き上げているのでややくどい感あり。

  • 斎藤孝4冊目。今回のテーマは「困難にぶち当たった時にどうやって乗り越えてゆくか」という方法論。本書ではその方法として、フッサールから続く哲学の問題解決法"現象学"とプラトン、ソクラテスから西洋で綿々と続いている解決法"弁証法"の二つの方法の実用的な使用方法を解いて行きます。

    まず現象学から。人がものを見る時は物そのものを見るのでなく、その物に纏わりつく概念を見がちである。例えば、りんごを見たときにそれがりんごであると結論付けて終わりだ。そのりんごの赤が濃いだとか薄いだとか、凹みがあるかどうか、などは考えない事が多い。そうではなく、りんごそのものしっかり観察しましょうというのが現象学。問題が起こった時に、経験値から考えられる解決法をぱっと考えて終わりでなく、さらに本質からわかる事な無いかを考える。一見思いつかないような解決方法を幾つも幾つも考え出してみようというもの。

    もう一方の弁証法は、相反する反対意見を互いに否定しあったのちに、その二つの考えを取り入れたさらに上位の解決法を導き出そうというもの。例えると、AとBの意見があった時に、どちらかを潰しあうのでなく、A、B双方の考えを取り入れ更に良いものとしたCを導き出そうというもの。

    本書は論の構造が上記のようにしっかりしていてとても読みやすい本でした。じぶんには目から鱗なところも結構多かったです。

  • 思考をワザ化する方法を、現象学と弁証法に基づいて解説。

    現象学では、思い込みをかっこ(  )に入れて保留する。先入観をやめる
    ということ、フッサールの言葉で「世界は主観的であり、客観的世界は存在しない」と言い切るほど、現実は一つでないから多元的に重層的に物事を観ることをうたっている。

    一方弁証法は、一つの命題と反命題があれば、お互いを否定するのではなくより良い高い次元を目指す方法。

    なので、矛盾や否定を受け入れる事、相反する考えを足がかりにしてアイデアを出すこと、なとをうたっています。

    実際問題、頭でわかっていてもそれを実行にうつさなければ意味がないので、この二つの方法論を常に意識して物事をとらえ判断できるように
    していたきたいと思います。

  • 優秀な人の考えを覚えるのではなく
    優秀な人の考え方をまねる

  • 20120701

  • 難しい話を、過去の逸話や仕事であるような場面などを例に出して説明している。
    目からウロコ的な目新しさは無いが、なるほどそうだね。と思う箇所は多い。

  • 40歳を超えてしまったので記憶力をアップさせるの難しいとは思うのですが、その代わりに思考法を洗練させることはできるのではと思っています。天才とは遠い存在かもしれませんが、天才の考え方は参考にできると思います。この本の著者である齋藤氏が解説する知的生産力がアップする思考術のエッセンスを取得したく、この本を読んでみました。

    以下はためになったポイントです。

    ・たくさんの知識を詰め込むのではなく、科学的思考法を学ぶことが重要、難解な体系よりも、ものの見方や捉え方を学び、自分の思考の技とする(p21)

    ・リーダーとは、皆がこう着状態に陥って進めない時に、「こうすれば視点を変えられる(視点移動)」と示せる人である(p24)

    ・マニュアルを真似るのではなく、「なぜこのマニュアルになったのか」という根源を理解すべき(p28)

    ・外人とひとくくりにせず、一人一人を素直に見直すことが大切(p43)

    ・新しい考え方に出会ったとき、人間の頭は、1)すぐに忘れる、2)一応要約して話せる、3)思考のワザ化ができるレベルの対応をする(p47)

    ・まるで違うアイディアを出すには、発想を縛る「前提」を外すこと(p56)

    ・先入観の排除には、前提を洗いなおすことも必要だが、もっと積極的な方法として、「記述すること」が良い(p62)

    ・受験生に本当に役立つ力は、格好いい成功談ではなく、そこに至る試行錯誤の過程である(p97)

    ・講演会では、聴講者に軽い運動をしてもらうと、笑いが起きるようになる、話が面白いかよりも体が揺れやすい状態になっているかが重要(p110)

    ・対話において、イエスは話がそこで終わるので対話にならない、しかし日本の場合は、ノーを言うには対話をする人間の間に信頼関係があることが前提(p126)

    ・向上心とは、「今のままの自分じゃダメなんだ」という自己否定から始まる、自己否定から向上心が生まれて成長へとつながるのが本来の姿(p141)

    ・弁証法的な会議で重要なのは、否定の契機は自由に言っていいのと同時に、言われた側は否定を感情的に受け止めず、否定を契機として真剣に次の次元を模索することが重要(p171)

    ・本当に学ぶべきは、統合された「術」ではなく、術を生み出してきたメンタリティであり、否定を餌にしてより高次のものを生み出していくやり方、これが弁証法をワザ化するということ(p196)

    ・スポーツでも場当たり的な練習をしているだけでは、なかなか上達しない、上達するか否かは失敗を糧にできるかである(p203)

全31件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

齋藤 孝(さいとう たかし)
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。学者、作家、文化人の役割で多くのメディアに登場している。
2001年『身体感覚を取り戻す』で第14回新潮学芸賞を受賞。2001年発行の『声に出して読みたい日本語』は250万部を超えるヒットとなり、第56回毎日出版文化賞特別賞を受賞。
その他、『語彙力こそが教養である』など多くの著書があり、発行部数は1000万部を超える。『こども孫子の兵法』など監修作のヒットも多い。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

頭がよくなる思考法 天才の「考え方」をワザ化する (SB新書)のその他の作品

齋藤孝の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
フィリップ・マグ...
ロバート キヨサ...
ジェームズ アレ...
有効な右矢印 無効な右矢印

頭がよくなる思考法 天才の「考え方」をワザ化する (SB新書)を本棚に登録しているひと

ツイートする