- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797354140
感想・レビュー・書評
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タイトルは前から知っていたけど、クトゥルー+萌えという組み合わせだからという理由で読んでなかった。アニメ化してなかったらまだ手を付けてなかったかも。
まぁ、原典も買っただけでまだ読めていないからいいか。という気持ちで着手。
読んでみると色々とネタが仕込んであって面白く読めた。
ライトノベルのノリに救われたというかなんというか(笑)。
アニメのほうがだいぶマイルドな描写になってるなー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
クトゥルフは以前から知っていて、ラブクラフトを読んでは挫折の繰り返しなんてしてたら、こういうのが出てた。当然読むよね。ウザデレニャル子さんがかわいすぐる…。でもまあ、今のところ、本家である御大の原典を全然読んでいないんで、面白とか感動も半分なのかなあ。積読を消化する日々が始まりそうである。2巻も楽しみ。なかなか売ってないんですよ、地方では。
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クトゥルーをモチーフにした、ラブコメです。
読んでる気分は八神健の魔女神判なんですがね…。
非常に楽しいです。
自分もクトゥルー好きなので、さくっと買って読んでしまったわけなんですが…マニアックなネタ満載ですよ。
ギャバンの主題歌だとか、ミッキーマウス保護法だとか、D・V・D!だとか、その他いっぱい。
作者が恐ろしくマニアックですね。
クトゥルーRPGのパラメータであるSAN値を普通に出してくる時点で、マニアックなんですが。
(SAN値が0になると発狂するってパラメータです)
ストーリーは、なぜか宇宙人(それもノーデンス)に狙われた主人公を、宇宙から来た女の子(でもニャルラトホテプ)が守ってくれて、かつ敵組織をつぶすという定番物です。
ニャルラトホテプの性格がお約束大好きらしいので、そこかしこにお約束が満載です。
巻末にもありますが、ラヴ・クラフトが草葉の陰で泣いてない事を祈りましょう。
ぶっちゃけデモンベインよりヒドイです。
帯の宣伝文句が「いつもニコニコあなたの隣に這いよる混沌、ニャルラトホテプです。」と、来たもんだ。
クトゥルーパロディ好きにはお勧めです。
パロディ系小説好きな人なら、誰でも面白いと思ってはくれそうですけどね。
ゆっくり読んでも1時間ちょいで読み終われるのも良い所。
ほんと面白かったです。声を出して笑うほどに。 -
アニメを見て原作が気になったので購入して読んでみました。
クトゥルフはそんなに詳しくないのですが、まったく知らない人は
どう思うのか気になる内容でした。
アニメの叫び声はアニメのオリジナルで原作では無いのがわかっただけでも
収穫でした(笑)
自分世代のおっさんしかわからないだろうメタネタはありますが楽しく読めました。
秀作だと思います。 -
クトゥルーもの。もちろん知らない人でも楽しめる。
典型的なコメディ小説。作者はあとがきでああ言ってるけど、ラブはないだろラブは。構成上、仕方ないとはいえ、クラスメイトの描写とか不足しているし。
主人公がニャル子とは言ってるけど、男性向けである以上は、真尋の活躍も見たいところではある。ツッコミ以外ない。強力な武器がないという面では、やはりバトルものとしては扱いづらい。正統派とは到底言えないライトノベル。 -
「這いよれ!ニャル子さん」1巻を読了。
アニメの1話で度肝を抜かれたってのと、今日から19日までBOOKWALKERでの電子版の価格が450→250円へと値下げになっているので、まんまとご購入と相成った訳です。
読んでみると、なるほど、アニメは相当にカットしているのが分かる。原作は相当にネタを突っ込んでいるのがわかる、果たして自分が全部のネタをネタとして理解できているのか不安になるほどに・・・・。
しかし、アニメはこの「大幅カット」が大幅にテンポアップに繋がっており、結果としては大成功だったのではないかなと。あのアニメのニャル子のしゃべりを聴いてしまうと、小説の地の文を読むのがかったるくなってくるわけです。
結構、地の文が多くて、妙に説明調になったりするものだから、読んでいてリズムに乗れない感じがするのは、まぁ1作目だからということもあるのかしら。5巻まで買ってあるので(そこまでしか電子化されてない)、とりあえず読んでいこう。 -
パロディネタとお約束ネタ満載。文体はそこそこ真面目だけど話のノリはぶんぶん軽め。
読みやすい文章とツッコミの鋭さが魅力。特に前半の雨のようなネタの応酬が素敵。 -
ニャル子さんテンション高いwラノベらしいノリで楽しかった。ちょっとでもクトゥルー神話かじってると一層面白いはず
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もっと単純で軽いノリかと思ってたけど、文章がくどくて疲れる。
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GA文庫だと化けらのしか読んだことなかったから生え抜きの作者はこれが始めて。
クフトゥルを素材にしたラノベなんだというのは知ってた。知識がないから楽しめるかなと思ったら、なんの問題もなかった。軽快な文章でボケ役のヒロインに突っ込み役の主人公という馴染みのある設定なんだけど、人外のヒロインのせいなのか主人公の突っ込みが驚くほど暴力に溢れてる。これは不憫なところを可愛いって思えばいいのかコメディだから割り切ればいいのか最後までスタンスを決めかねていたせいで楽しめなかった。その後も読み続けていて僕なりに出した結論としてはにゃる子さんを始めとしたヒロインに萌えながら主人公のツンデレを楽しむのがいいというのに至ったんだけどどうでしょう。