イージス艦はなぜ最強の盾といわれるのか (サイエンス・アイ新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797354270

作品紹介・あらすじ

イージス艦は高度な防空能力をもつ戦闘艦です。搭載するイージス・システムは、約500km離れた154の目標を、同時に探知・処理・追跡でき、そのうち15〜18の目標に対して同時に対空ミサイルを撃てるとされています。アメリカはイージス艦を77隻もっており、日本も6隻もっています。本書では、ハイテク満載のイージス艦の秘密を、カラー写真と図解で解説していきます。

感想・レビュー・書評

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  • イージス艦について、わかりやすく記載されていた。画像が多いのが良かった。

  • (仮説)
    日本をミサイル攻撃できる相手に計画的に日本をミサイル攻撃させないためには、
    日本をミサイル攻撃するデメリット(の期待値)は
    日本をミサイル攻撃するメリット(の期待値)よりも
    いかなる状況においても圧倒的に大きいと、
    相手側にとっての日本の脅威をできるだけ増大させない方法で、
    相手側の軍事意思決定機関に認知させ続ける必要がある。


    【中国人民解放軍ロケット軍(2020年)】

    システム                 推定射程    ミサイル数
    大陸間弾道ミサイル        >5,500km      100
    中距離弾道ミサイル   3,000~5,500km     200+
    準中距離弾道ミサイル  1,000~3,000km     150+
    短距離弾道ミサイル     300~1,000km     600+
    地上発射巡航ミサイル       >1,500km     300+


    (出所)「Military and Security Developments Involving the People's Republic of China 2020」

    (注)この米国国防総省年次報告書の2007年版以降は和訳されたPDFファイルを日本国際問題研究所Webサイトでダウンロードできる(2007年版~2018年版の検索キーワードの例:「site:www2.jiia.or.jp filetype:pdf 中華人民共和国 年次報告書」)(2020/11/7現在)。

  • イージスについては、一般向けにしては突っ込んでるんじゃないか。米韓や欧州なんかの外国海軍の話とかも勉強になったし。
    2009年の本で中身に古いと思うところがちょこちょこあって、四年の重みを実感した。

  • 内容紹介
    最強の盾「イージス艦」のすべてがここに!
    圧倒的な防空能力をもつ戦闘艦の秘密を徹底解説!


    「イージス艦」――2009年3~4月に起こった北朝鮮の「ロケット(ミサイル)発射」に関連して、その名前を耳にした方も多いでしょう。イージス艦は、高度な防空能力を発揮する「イージス・システム」を持つ軍艦で、「最強の盾」といわれることもあります。このイージス・システムは、約500km離れた154の目標を、同時に探知・処理・追跡でき、そのうち15~18の目標に対して同時に対空ミサイルを撃てるとされています。アメリカはイージス艦を77隻もっており、日本も6隻もっています。本書では、そんなハイテク満載のイージス艦の秘密を、カラー写真と図解で、やさしく解説していきます。

  • わかりやすい。戦闘を目的とする船(軍艦)の現在がわかる。当初は艦隊の防空と潜水艦防衛の役割をになっていたが、現在の姿は動く城に近いと感じた。

  • オールカラーで写真が付いててとても良いです。

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著者プロフィール

1966年横浜市生まれ。1990年から航空機使用事業で航空写真担当。1997年から各国軍を取材するフリーランスの写真記者・航空写真家。撮影飛行時間約3000時間。著書は『知られざる空母の秘密』(SBクリエイティブ)ほか多数。日本航空写真家協会会員。日本航空ジャーナリスト協会会員。

「2022年 『青の翼 ブルーインパルス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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