革新的なアイデアがザクザク生まれる発想フレームワーク55

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  • SBクリエイティブ
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797354379

作品紹介・あらすじ

あなたの頭の中に「アイデア製造工場」をインストールしよう!仕事の成果を10倍アップさせるアイデア・フレームワークを厳選収録。ビジネス発想力を鍛えるナレッジワーカーの必須ツール。

感想・レビュー・書評

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  • 最短時間で最大成果を生むアイディア作成方法、八方ふさがり状態でも大成功を引き寄せる方法、固定観念をくつがえす発想法。
    フレームワークも駆使しながら、短時間で成果を生むためのアイデア作成方法が紹介されています。
    事例が豊富で分かりやすいです。

    かつて、1970年代に米国でマスキー法という議案が通過しました。それは「排ガスの公害物質を5年以内に10%以下に抑える」というものでした。当時のGM、クライスラー、フォードは実現が難しく、すでにさじを投げていたので、本田宗一郎氏は世界に打って出る千載一遇のチャンスとばかりに、エンジニアたちに低公害エンジンの実現を強く迫っていたのです。結果的に血のにじむような努力の末、CVCCという画期的な低公害エンジンを開発して、ホンダは世界の注目を浴びました。しかし、エンジニアたちがこれを実現できた原動力は、「ホンダを一番にする」ことではなく、「未来の子供たちにきれいな空を残したい」という崇高な思い、夢、コンセプトだったのです。
    このように、非常に困難な課題を、組織を横断して実現させる原動力は、「世の中に役に立ちたい」という意外と純粋な想いです。 会社の業績のためというだけでは、人はモチベーションが持ちません。 ー 186~187ページー

  • 何か新しいアイディアを発想しなきゃならないけどどうしたら良いものか、と悩んだときに手に取ると役立ちそうな1冊。これまで様々な人が考えてきたアイディア発想法について整理して紹介されてます。本書で手法を詳しく説明するというより、それぞの手法についてお薦めする書籍が掲載されており、書評のような1冊です。著者の興味は、主に経営に関することなので、具体的な例はマーケティングだとか経営などビジネスに関する内容が多いですが、プレゼンテーションのコツついてなどにも触れられ、マインドマップ、KJ法、ブレーンストーミングなどなど、一般的なアイディア発想法なども網羅されているので、大学でPBLのような授業の面倒を見るときにも便利かもしれない。

  • ・四則演算プロセス「割り算(5W2H)→足し算→引き算→掛け算(異質馴化・馴質異化)」
    ・「ださく似たおち(代・逆・組・似・他・大・小)」
    ・連想の4法則「接近」「類似(アナロジー)」「対照」「因果」
    ・アイデアを記憶に定着させるSUCCESsの法則「Simple・Unexpected・Concrete・Credible・Emotional・Story」
    ☆たくさんの参考図書紹介が親切

  • 挫折
    図書館

  • 前著の「最強フレームワークク」の関連で本書を読んだが、ごちゃごちゃした印象がある。

  • 請求記号 336.04/N 23

  • アイデアには王道が無さそうということを再確認できたのが収穫。
    デザインの善し悪しは才能ではなくテクニックみたいな記述もあったが、実際発想には才能が必要な気がする。
    凡人が頭を捻ってもそこそこのアイデアしか出て来ないのかも。
    やはりマインドマップだけはしっかりと勉強する方が良いのだろうか?

  • 何度も何度も読んで、なんとなく身につけることが大事な本。
    革新的かは別としても、一定数のアイデア量を挙げることは辛くなくなる良書。

  • 題名の通りフレームワークを紹介。
    具体例を混ぜ込みながら紹介してくれているので、わかりやすいが、実際に練習問題などがあれば尚更良いのかなとかも思ったりしました。

  • 広く浅く、アイデア出しのツールが書いてある本。
    深く知りたければ、それぞれのツールに踏み込んだ本を読めばよいし、この本を一回読んだだけで全ての方法をマスターできる訳でもない。
    実際にアイデア出しが必要になった時に引っ張り出すような参考書。

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著者プロフィール

永田豊志(ながた・とよし)
1966年福岡県生まれ。知的生産研究家。東証一部上場の株式会社ショーケース代表取締役社長。リクルートをはじめ、多くの企業で新規事業の立ち上げを行なう。2019年より現職。主力のオンラインマーケティング改善事業、Fintech関連サービスの開発、投資事業など経営全般に携わっている。また、図解思考やフレームワークなど、知的生産性の研究に余念がなく、そのノウハウを執筆や講演を通じて提唱している。
著書に、『頭のいい人は「図解思考」で考える!』(三笠書房《知的生きかた文庫》)、『知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100』(ソフトバンククリエイティブ)、『頭がよくなる「図解思考」の技術』(KADOKAWA)などがある。

「2019年 『結果を出して定時に帰る時短仕事術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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