危機の時代の「やる気」学

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797354805

感想・レビュー・書評

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  • なんで「モチベーション」のこと、モ「ティ」ベー ションって書いたり、「ケツを蹴り上げる」じゃな くて「動機づけ」なんて言い方するんだろう。この 画一的なワーディングの不気味さに最近慣れまし た。脈々と累積されてきた日本版組織行動学の体系 が為す技だったんですな。

    サンプリング母体の属性がアウトプットにモロ響 く。それこそこのジャンルの面白さだと思ってま す。やる気学

  • いかにも学者の方が書いた本という感じで、なかなか実践的でないように思うのだが、自分的なポイントは以下の通り。

    ・どんなにテンションの高い人でも落ちるときもある。どんなときに落ちるか分かって、コントロールできるのが理想的。

    ・不安や緊張といったネガティブなモチベーションもアリ。でも、その先に希望がないと続かない。今の日本はそれ。

    ・人事は社員のやる気の総和を上げる仕組みを考えるのが仕事。そして、それを大半の人が分かっていない。(←激しく同意。そして自分もその一員)

  • 学問的観点から見る心理学。前頭葉を傷つけると不安を感じなくなるが、不安を感じなくなると先のことが考えられなくなる⇨将来のことが考えるのは不安に感じることもあるけれど、考えられるのは人間だけ。
    専門的な言葉が多くて難しかったが、内容は濃かった。

  • ■概要
    未曾有の変革期だからこそ「緊張も希望も生み出すリーダー」を育てる必要がある。いま、リーダーが知っておくべきリーダーシップとモティベーションの本質がここにある。

    リーダーはどのように自分を奮い立たせ、部下のやる気をモチベートし、組織を活性化すべきなのか。やる気、モチベーション、コミットメントの基礎知識と、企業における事例を含め、その方法論について、明治大学大学院の野田稔教授をゲストに迎え、神戸大学大学院の金井壽宏教授が語り尽くす。

    ■役立つ点
    最近はまっている金井先生の本。やっぱり金井先生の本は面白いですね。特に、この本は非常に読みやすいのでおススメですね。

    リーダーシップや「やる気」については、自分自身が業務上課題に思っている点なので、大変参考になりますね。

    また、やる気やモチベーション、メンタルタフネス等のキーワードはお客様と話す際にも良く出てくるので、理論含めて知っておくべき内容かと思います。

    最近の興味分野としては、新人、若手のリーダーシップ育成です。個を活かす企業、学習性楽観、学習する組織、この辺を統合するような概念や具体的な施策を考えたい今日この頃です。
    (はっせー)

  • 金井さんの本は2冊目だが、少し読みづらく感じた。

  • リーマンショック以来、危機の時代となった今、働く私たちがどうやってビジネスの世界で生き残っていくのか?

    『危機の時代の[やる気]学』では、2つの大きなメッセージが示されています。1つは、「緊張と希望」の両刀使いで、自分しかり、部下や職場全体を「やる気」にさせよう!というメッセージです。苦しい時代は、誰もが脇を締めて緊張感を持って構えるのが当たり前。でも、同時に将来への希望を持って前進していかなければ現状を打破できないのです。

    2つ目のメッセージは、“強制された自主性を生む関係性”を職場で創っていくことが上司やリーダーの役割だ、というメッセージです。私たちは、たとえ望んでいなくても誰かと共に社会という場で生きていかなければなりません。つまり、私たちは、誰かに影響し、影響されながら生きていくのです。この原則に則って、関係性の中で自主性を強制的に引き出す仕組みを考えてみよう、という、まさに逆転の発想です。

    金井壽宏先生の、盛りだくさんでタメになるモティベーション理論の紹介だけでなく、明治大学大学院教授の野田稔先生との対談によって、モティベーションというトピックがキャリアや社会に繋がって、より大きな視点でモティベーションの大切さを実感できる良書です。

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著者プロフィール

神戸大学大学院経営学研究科教授。経営人材研究所代表
1954年神戸市生まれ。京都大学教育学部卒。同大学院経営学研究科修了。MITのPhDと神戸大学からの博士号(経営学)を取得の後、39歳で神戸大学経営学部教授。2010~12年3月、神戸大学大学院経営学研究科長・経営学部長。

「2017年 『どうやって社員が会社を変えたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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