10大戦国大名の実力 (SB新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797355857

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  • 伊達から島津までメジャー戦国大名の一家を分析。

  • 文字通り、10台戦国大名の実力をつづった一冊。

    戦国時代以前から守護や守護代などで権勢をふるっていた、と思ってた家でも、実際にはそれぞれの時代に国人や一族との相克や、単なる地元の代表から絶対君主へ至るまでへは葛藤があったことを改めて知った。
    また、戦国時代以外のあまり一般的ではない時代についても知ることができて良かった。

  • 戦国時代の各武将について書かれた本などのメディアは

    各種あると思いますが、人物ではなく、

    伊達家、佐竹家、上杉家、北条家、武田家、織田家、

    斎藤家、毛利家、長宗我部家、島津家などの家をテーマに

    現代の企業になぞらえて書かれた本です。


    現代の企業になぞらえた部分は微妙でしたが、

    家をテーマにした本には出会ったことがなかったので、

    新鮮で興味深い本でした。

  • 著名な戦国大名家を北から南に10家紹介。伊達政宗など個人で有名な人物を挙げながら、「大名家」としての歴史とその特色を解説する。
    戦国の有名どころの家のことがまとめて手軽にわかります。
    伊達家、佐竹家、上杉家、北条家、武田家、織田家、斎藤家、毛利家、長宗我部家、島津家。豊臣・徳川は除く。

  • サブタイトルにある「家」が記すとおり、戦国大名とは、欧米のような絶対的な専制君主ではなくその地方の中小の大名の中のリーダー的存在であり、リーダーとしてさまざまな外圧や家臣の内紛を経て、家臣団を統制を維持することに腐心していたことが詳しく書かれている本です。

    これは、現代の企業のトップにもあてはまることとして、歴史好きな方の読み物としてではなく、ビジネス書として読むことが出来ます。

  • 伊達、佐竹、上杉、武田、北条、織田、斉藤、毛利、長宗我部、島津。戦国10大名各家の成り立ちからその後、または滅亡までが簡潔にまとめられたもの。
    戦国時代の「家」というものについて知るには、各家に特徴があって比較してみるのが面白いと思います。自分的には馴染みの無かった「佐竹家」に興味があり手にしました。

  • 伊達家から島津家まで10大戦国大名それぞれを成り立ちから隆盛、衰退、滅亡もしくは江戸時代の生き残りまでを手短にまとめている。各家の歴史から企業への教訓を垂れるところが、皮相的でありきたりで余計なのだが、そこに目をつぶれば入れ込みのない戦国大名の俯瞰図としてなかなかよい。

  • この辺の時代は、戦国無双の知識しかないので、もうちょい極めようと思い立って読む。
    やばい…城巡りが一層面白くなるのではなかろうか。

  • 2009.9.23読了

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著者プロフィール

《榎本秋》
作家、文芸評論家。1977年、東京生まれ。書店員、編集者を経て作家事務所・榎本事務所設立。小説創作指南本や歴史解説本など多数の書籍を制作する傍ら、大学や専門学校で講師を務める。本名(福原俊彦)名義の時代小説も合わせると関わった本は200冊を数える。
主な書籍に『描く前に“絵の出来”はすべて決まっている イラスト・ラフの正しい作り方』(秀和システム)や『ナンバー2の日本史』(MdN新書)などがある。

「2023年 『イラスト・マンガ発注マニュアル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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