シャナ(下) (ソフトバンク文庫 ウ 3-7)

著者 : キャスリーン・E・ウッディウィス 沢万里子

• ソフトバンククリエイティブ (2010年2月17日発売)

感想・レビュー・書評

[mylteさんの感想 · 2010年8月6日]

図書館の本

内容（「BOOK」データベースより）
機知に富んだルアークはシャナの父親に認められ、頭角を現わしていった。彼女を一途に求めるルアークに、やがてシャナも熱く身も心もひかれていく。が、シャナの誤解により、ルアークは島を追放されてしまった。ルアークは海賊船に助けられたが、海賊たちがシャナの父親の莫大な財産を狙って彼女を人質に誘拐したと知り、命を賭けて救出に乗りだす!数奇な運命によって結ばれたシャナとルアークの行く手に待ち受けているものとは?カリブ海を舞台に愛と憎悪が燃えあがる、波瀾万丈のロマンス巨編。

もっと普通にシャナが機の強さを表に出さず、ルアークがプライドに縛られて過去をさらけ出していたら、こんな大河ドラマにはならなかったと思うの。でもそうするとお話にならないものね。
トライハーンは結局幸せなのよ。
シャナがそれを理解できなかったのが不幸ね。
ハーガスが必要以上にかたくなだった意味もわかりすてきな最後でした。

Shanna by Kathleen E. Woodiwiss