タイポグラフィの基本ルール -プロに学ぶ、一生枯れない永久不滅テクニック-[デザインラボ]

著者 :
  • SBクリエイティブ
4.06
  • (25)
  • (30)
  • (11)
  • (2)
  • (2)
本棚登録 : 524
感想 : 25
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797359220

作品紹介・あらすじ

デザイナー、アートディレクターが知っておくべきタイポグラフィの基礎知識を、多数の具体例とともに丁寧に解説!第一線で活躍するプロが、あらゆる場面で愛用している文字(=情報)を美しく見せるための珠玉のテクニックを徹底詳解。タイポグラフィの根幹を支える、9つの基本レイアウトパターンと10種類の演出スタイルで、思いどおりのグラフィックを作り出す。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  大学生協で見かけて、思わず衝動買いしてしまいました。

     代表的なフォントの紹介や、基本的なフォントの使い方とコツ、文字を使ったデザインの紹介などが載っています。

     雑誌のように複雑なデザインの紹介と説明をしている本や、欧文書体に絞った詳しい本はたくさんありますが、欧文にも和文にも言及してある分かりやすい本が欲しかったので、ぴったりでした。

     特に『第2章 基本的なテクニック』が分かりやすくてよかったです。基本的なことですが、基本的なことが一番大切ですので。

     イントロダクションに思える『第1章 タイポグラフィの素材を知る』も知っていますがふと思い出せない数字の話など、手元にあると便利な情報が載っています。
     ポイント(pt)、級(Q)、号の大きさや、AB版、四六版のミリ換算ってとっさに思い出せないでしょ?

     少し発展した『第3章 レイアウトスタンダード』『第4章 書体の選び方と演出スタイル』も興味深くて、ちゃんと文字を使いこなしたいな、って思います。

     『第5章 文字を作る』の内容は、もっと早く知りたかったな、と思いました。建築学科にいると手書き図面にレタリングすることがしばしばありますから。
     仮名は小さく、漢字は大きく、漢字の中でも“国”は小さく“今”は大きく、程度の知識はありましたが、いえいえ、まとまった知識があるとないとでは大きな違いです。ちゃんと勉強しなくちゃ。



     2000円とあんまり安くないようですが、いえいえフルカラーの大型本。決して高くありません。
     ちょっとでも文字や DTP に興味があれば、買っちゃえばいいと思います。

  • 文字のエレメントやレイアウトデザインのパターンなど綺麗にまとめられていた

  • 初の単著になります。こんな機会に恵まれ感謝です。

  • 【配架場所】 図・3F開架 
    【請求記号】 727.8||OH
    【OPACへのリンク】
    https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/volume/185265

  • タイポグラフィを知らない私が楽しめる本。内容も分かりやすく、文字の歴史やタイポグラフィの基本のキを教えてくれる。文字に興味のある人は見ているだけでも楽しいと思う。

    ・タイポグラフィとは文字を通して言葉と思いに「見た目の姿」を与える技術。
    言葉に視覚的な表現を纏わせてメッセージを伝えている。書体はいわば言葉に対しての「衣服」とも言える。
    ・基本は「揃える事」
    ・レイアウトの基本だけでも、48ものアイデアがあるのが凄い。
    ・色の変え方→光のスペクトルを参考にすると違和感ない。
    ・文字のエレメント→文字に与えられる装飾要素。
    ・花形活字。クラフト文字。スクリプト体。手書き文字。ヘルベチカHelvetica 。Universe。オルタネート文字。スワッシュ。図案文字。
    ・歴史を知る。
    ・「分かりやすさ」は誠実さ
    ・書体には著作権がない。欧米や韓国にはある。

    「センスは知識からはじまる」より

  • ちょっと本自体が大きすぎて読みづらい笑
    電車の中で読めないじゃないか笑
    (頑張れば読めるけど満員電車はきつい)

  • ★4.13

  • なかなかタイポにフォーカスを当てた本って珍しいのかなと思う。
    基本に忠実な内容が書かれていて、基礎としては良い内容だと思った。

  • 正しい基礎。
    ノンデザイナーズ・デザインブック経由で何となく目についたので買った。
    CSSとか印刷周りの知識とか予め持っていたのもあって、だいぶニヤニヤしながら読める箇所が多かった。
    そういう意味で本当に正しい基礎と言えると思う。
    少しでも文字のデザインに触れる機会があるなら、ぜひとも一読しておくべき。
    難を言えば、本文エリアに付随する備考エリアがかなり大きめでどういう流れで読めば良いかが不明確で、しばしば眼を流す順番に困った。

  • タイポグラフィの入門に
    大判で図も多く分かりやすい

全25件中 1 - 10件を表示

大崎善治の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×