一瞬で人生が変わる恩返しの法則

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797359411

感想・レビュー・書評

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  • 感謝すべき10人の人に、1年以内に直接会って感謝を伝える。

    恩返しの法則を実践することで、
    人生が前向きになった、たくさんの実例と、
    感謝の心のメカニズムがわかりやすく語られている良書。

    社会的成功を目指した後は、人間的成功を目指す。
    刈り取り社長ではなく、種まき社長に。
    才のある人から、徳のある人へ。
    成功者から、大成功者へ・・・

    他喜力、感謝、恩感力。

    思うだけではなく、実際に行動して伝える。

  • 【恩返しの法則】を実行すると、必ず何かが起こります。その体験人を変える。自分が感謝人の直接お会いし感謝の気持ちを伝える。たったそれだけのことが、なかなかできない。たくさんのエピソードが綴られ、普通なら、ありがとうを言えないような人に会ってありがとうをつげることで自分自身の過去のトラウマも消え、人間的に成長できる。納得できることをどう行動するかで未来は変わる。

  • 恩返しの法則について知りたくて読書。

    冒頭を読み感謝すべき10人をイメージしてみた。実践してみる価値はありそうだ。

    過去にしこりやわだかまり、嫌な思い出、会いづらい人、恨まれている人、恨んでいる人は誰しも存在すると思う。その人に会って感謝を伝えることは、相手よりも自分のメンタル面での変化が大きいと思う。

    モヤモヤした感情を手放すことができることは、過去を肯定することができ、今をよりよく考える効果がありそうだ。

    誤りたい人、お礼や感謝を伝えたい人は何人いるのだろうか。

    思いは思っているだけでは相手には伝わらない。相手に伝えるための具体的な行動をすることが大切。著者はこの種の内容を繰り返し著書で述べている。

    運感力、喜感力、恩感力の著者が作った造語3つを紹介し、本書では最後の恩感力の重要性について説明している。

    恩感力=恩を感じる力、感謝する力。

    恩感力を高める方法=感謝をしっかりと伝える。

    どん底は、「感謝」の意味を知るチャンスである(p169)

    環境の大きな変化に飲み込まれ感謝の気持ち、おかげさまでの精神を失いかけていたと反省。当たり前であることを意識して感謝できるようにリマインドさせてもらった。

    再読する予定の本。

    読書時間:約40分

  • ”感謝を伝えることで、人間としての「器」が大きくなり、
    運やツキ、幸せや成功を引き寄せることができる。”
    「恩」を感じて
    「恩返し」をして死んでいくのが
    人生だと思う。             

    他喜力!
    感謝の気づきで それを行動することが本当に大切だと感じた。



    【再読】
    「他人を許し、受け入れる心が自分自身を強くする」

  • 「はじめに」で、こんなにも自分の可能性にワクワクさせてくれる本を、僕は他に知りません。シンプルでありながら、結果はなんとなく、誰もが体験してるのかも。本当に、素晴らしい本だ。

  • 「恩」を感じて、「恩返し」をして死んでいくのが、人生だと思う。(p3)

    成功は、「成功できる自分」になったとき、自然と手に入るもの(p10)
     
    成功するに相応しい人間になるには
    「恩」を返すだけでいい。「恩返しの法則」を行えば、人間性を成長させることができ、成功するに相応しい人間に自己を高めることができ、ひいては、「幸福を感じることのできる人間」になることができるでしょう。(p12)

    自分の親に感謝していない人が、他人に感謝するはずがありません。そして、他人に感謝できない人(他喜力がない人)が、自分の幸せを手にできるはずがありません。(p40)

    応援してくれる人がいれば、どんな境遇にいても頑張れる(p64)

    思いは、入力。行動は、出力。
    入力よりも行動のほうが、はるかに強く脳に働きかける。
    「わかったつもり」を「わかる」に変えるには、「行動すること」が必要。(p74)

    辛いことや苦しいことがあったとき、そのままにしておくと(「不快」のままでいると)、心も身体も、どんどん状態が悪くなっていく。不快なことがあったときは、すぐに「感情脳」を「快」に振るべき。(p80)

    「社会的成功」に必要なのが「他者に勝つ能力」だとすれば、「人間的成功」に必要なのは、「他人を受け入れる能力」。(p94)

    「恩感力」を高めるには、お世話になった人に会いに行き、感謝の気持ちを伝えればいい。(p125)

    「愛」は見返りを求めていないのに、「投資」になる。
    「恋」は見返りを求めているのに、「浪費」になる。(p147)

    人は嬉しいと、感謝したくなる。
    人は感謝すると、嬉しくなる。(p179)

  • 自分の人生は、自分だけの人生ではない。多くの人に支えられながら生きている。感謝!

  • 西田文郎さん一冊目の本。門下生と呼ばれる人の実例が多くで途中で積読になりそうでしたが、読み切ったら学びがありました。

    「他人を思いやる立派な人間になることよりも、いい学校、いい会社に入ることを優先するようになった。」

    「世のため人のため」精神の人
    多くの人に喜びを与える経営者・教育者、種まき社長
    「恩感力」にあふれた大人たちが増える世の中になってほしいです

    2022年10月13日 読了日

  •  「恩返し」がなぜ大事か。事例に基づき丁寧に解説している。本書は、事例×脳科学×引き寄せの法則=成功確率向上に寄与、ということを示している。
     『人間的成功とは「愚かさ」の追求である』という文章がある。社会的成功とは他者に勝つこと。人間的成功に必要なのは「他者を受け入れる能力」。自分の愚かさ、他者に迷惑をかけてきたことに気づくこと、とのこと。ヒトが何かを学ぶとはそれができていないから。もっともある。
     引き寄せの法則関連では必ず言及されるのが「感謝」「恩返し」が必要だということ。良さそうなのは分かるのだがどうして良いのかについては腹落ちしなかった。これはそういう人向けの本である。
     問題は「感謝」「恩返し」をしない場合に自分がどうなるか。そのことに尽きると考える。「返報性の法則(返報性の原理)」から逃れられないということだと思っている。
     ヒトという種は個の能力を犠牲にし、集団で協働することを選んだのだと思う。リスが本気で走って逃げる時のスピードを見たことがあるだろうか。群れを作らない動物は、俊敏性があるか重量と腕力で凶暴になるかの二択である。
     一方、群れを発展させ社会を為すようになったヒトは身体能力を失う一方で人間関係をより良くすることを向上させた。その結果が身体で一番エネルギーを使う脳のを維持させることになったのだろう。そしてその脳が遂行するのが「返報性の法則」などの行動である。
     話をもとに戻すと、「返報性の法則(返報性の原理)」がある、「恩返し」を怠ると残念になる、表情や行動に現れる、他者から見抜かれる、疎遠になる。という負のループがジワリジワリと広がってしまう。これを断ち切るのが「恩返し」や「感謝」。むしろこれなしには社会に居続けることは難しいのは当然のことである。
     科学の場合は、検証可能性、つまり実験により定量評価する。引き寄せの法則関係の場合、過去の事例は引く。しかし、それは「たまたま」かもしれない。故に信憑性が低い。それはそのとおりである。
     一方で、これだけの複雑な系において実験を行うことは困難を極める、ということも科学的な見地からよく分かる。反証可能性がないからといってそれを疑うというのもこの場合おかしいことだと思う。
     道徳などでも語られる「感謝」について改めて考え直すよいキッカケになると思われる。

  • 人は恩を受けて生きているという感謝の気持ちが芽生える一冊。本当に多くの方の支えがあって今の自分があるのだと改めて思った。見返りを求めることなく、人を幸せにすること。人を許すこと。それが何より自分の生きがい、明日のエネルギーに繋がる。他喜力を持って生きていきたい。

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著者プロフィール

株式会社サンリ会長、西田塾塾長、西田会会長。日本のメンタルトレーニング研究・指導の第一人者。1949年生まれ。30年以上前から、科学的なメンタルトレーニングの研究を始め、大脳生理学と心理学を利用して脳の機能にアプローチする画期的なノウハウ「スーパーブレイントレーニングシステム(S.B.T.)」を構築。「ツキのカリスマ」として日本の経営者、ビジネスマンの能力開発指導に携わり、数多くの成功者を生み出している。なかでも経営者だけに開催している『西田塾』には全国から入塾希望者が殺到。毎回キャンセル待ちが出るほどの人気で、門下生は数千人に上っている。また、ビジネス界だけでなく、プロ野球、サッカー、陸上競技、体操などスポーツの分野でも科学的なメンタルトレーニング指導を行い、多くのトップアスリートを成功に導いている。北京五輪で金メダルを獲得した女子ソフトボール日本代表チームを指導し、「能力開発の魔術師」として注目された。おもな著作に『No.1理論』『面白いほど成功する ツキの大原則』『かもの法則』『天運の法則』(現代書林)、『強運の法則』(日本経営合理化協会出版局)、『ここ一番に強くなる! 1分間成功思考』(PHP文庫)などがある。

「2023年 『他喜力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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