iPhone 4&iPad最新テクノロジー iPhone 2G/3G/3GS、iPod touchとの違いを完全分解して徹底検証!! (サイエンス・アイ新書)
- ソフトバンククリエイティブ (2010年12月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797361292
感想・レビュー・書評
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iPhone と iPadがどんなものなのか、よくわかります。
できることもあれば、もちろんできないこともある。
だから、本当に必要なのか?
さて、この本のハード解説は 中身のパーツまで見える割にくどくなく、ツボをおさえているので読みやすいです。
ソフト解説は、iTunesの利用の手引き風で、実際に使うときに役に立ちそうです。
2011/3/22 予約 9/10 借りる。9/16 読み始める 9/22 読み終わる
iPhone 4&iPadをマニアックに斬る!
多く世界中で多くの人々を魅了し、熱烈なユーザーを増やし続けるアップルのiPhoneとiPad。
その魅力をつくりだしている技術とはいかなるものかを、ハードウェアとソフトウェアの両側面から迫る。
写真は内部基板まで掲載しているので、アップルファンなら必見!
第1章 iPhone 4&iPadはなにがスゴイのか?
スマートフォンの代表格iPhoneと、電子書籍の可能性を再認識させたiPad。
これまで多くのメーカーが失敗し続けてきたこの分野で、なぜiPhoneとiPadが成功したのか?
これまで発売された機種を振り返りながら、その要因、そのスゴさを明らかにする。
第2章 iPhone 4&iPadハードウェアテクノロジー
iPhoneの最新機種であるiPhone 4とiPadで採用されているハードウェア技術に焦点を当て、そのスゴさを内部から探ってみることにする。
特にiPhoneは、旧機種からどれだけ進化したのか、iPadは、iPhoneとどこに差があるのか、などについて見ていこう。
第3章 iPhone 4&iPadソフトウェアテクノロジー
iPhoneやiPadが成功した大きな要因に、さまざまなデータを一元管理でき、ユーザーの楽しみを広げるiTunesの存在がある。
ここではiTunesを中心に、iOS、そして標準のアプリケーションなどについてまとめて解説する。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
よくまとまっているが、iPhoneで一番肝心のタッチスクリーンの技術解説がないのが致命的。
バッテリー、フラッシュメモリ、ディスプレイ、ノイズキャンセル、GPSの解説が詳細なだけに残念だ。 -
iPhoneとiPadの解体新書。
日経エレクトロニクスなどよくある、一種類の機種を事細かく分解して技術的な検知から検証するするマニアな分解記事とは異なり、本書は主要な部品にフォーカスしてiPhoneが世代ごとに何処かどう変わったのかを詳細に記載している。
早くなったと言われているCPU部分から、メモリー、CCDカメラ、そしてバッテリーに至るまでどこがどの様に変化・改善して行ったのかがよくわかる。
また、メモリーの仕組み、CCDカメラの仕組み、ディスプレイの仕組み、GPSの仕組みなど、スマートフォンに必要な主要技術の一般的な説明もなされており、単純にiPhoneファンだけでなく要素技術に興味がある人にもためになる本である。
ただ、iPhone/iPadをハード面、ソフト面から解剖してゆくことが趣旨だったためか、後半部分はありきたりのiPhoneガイドブック的な内容になってしまっている。
確かにソフトの技術を言語レベルで語るのは専門的すぎて一般読者には不向きな内容になってしまうが、前半のハード部分の構成が良かっただけに、後半部分は頂けない。