ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと

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  • SBクリエイティブ
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797361933

作品紹介・あらすじ

仕事が夢と感動であふれる4つの物語。ウォルト・ディズニーが最も信頼を寄せた「伝説の清掃員」が教えるサービスを超える働き方。

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすくて、すぐに読み終えた。
    今まであまり気にしていなかったけど、ディズニーランドって本当にゴミ落ちてないよね。
    ディズニーが夢の国である為に大切にしていることを垣間見た気がする。
    落としたポップコーンを拾って食べられるくらいに床をキレイに。
    まずは自分の家もそうできるように心がけよう。

  • 再読。ただディズニーのノウハウについて書かれた本ではなく、実話とともにディズニーの精神がわかる本。筆者が体験した数々の奇跡がわかる。ディズニーのカストーディアルがただの清掃業者を超えて評価される理由がここに詰まってる。

  • 夢の国のキャストたちのそうじのお仕事の物語

    ○ちょいと作りこんでいる感じ、わかりやすい
    ○チャック・ボヤージンさんの伝記を読んでみたい

  • 2022.9.5
    ◯時間 15分
    ◯目的 掃除の神様の教えって?
    ◯内容
    自分自身が夢を持っていないと、人に夢を与えることはできない。
    床に落ちたポップコーンを食べられるように。
    チームでの仕事
    掃除は汚れているからするのでなく、汚さないためにする。
    綺麗だとゴミを捨てられない。
    ポケットの10円
    安全、礼儀、ショー、効率
    キャストたちが温かい弁当を食べられるように電子レンジを→気持ちよく働いてもらうために。
    夢の国での落としものは徹底的にさがす。

    ◯感想
    夢の国で楽しんでもらうために、すべては、お客さまのために。
    いやいや仕事をしていたら、それが、お客さまに伝わってしまう。自分が誇りを持って仕事ができるように。
    確かに、ディズニーランドに行って、キャストから嫌な印象を受けたことがなかった。
    掃除する人の動きは、流れるように美しかった。掃除さえもエンターテイメント。

  • ディズニーランドの掃除の仕事をとおして4つのストーリーをもとに大事なことが描かれている。

    1つ目のストーリーでは掃除という職業に恥じらいを持っている父親が娘に自分の職業を隠していることから始まる。
    どんな仕事でも「ダメだと思っても信じる心を共有することで限界を超せることがある」と言うこと。
    相手のために一生懸命行う仕事に恥ずかしい仕事はない。

    2つ目のストーリーはやる気のないキャストがお客さまの立場になること、またお客さまの声や反応を聞くことで自身の仕事のやりがいを感じるよう変化する姿が記載されている。

    バイトや派遣でも大事なキャストの意見を聞き取り入れる・・・一般の企業でもなかなか難しいことではないのだろうか。しかしそういった体制がエンゲージメント向上につながると感じた。

    3つ目のストーリーは娘が掃除の業務をしていることに対して親が恥ずかしいと感じるストーリーで描かれている。
    掃除というものを作業として行うのではなく、本来の目的の「お客さま視点」でどう働くかが重要であることを感じさせられる。

    4つ目のストーリーは主役が掃除業務→社員教育の部署を経て最後は人財育成の会社を企業するまでのストーリーが描かれていた。
    掃除がなぜ大事かといった視点で「相手の立場になる」ことで大きな感動につながることがわかるが、この考えは
    ディズニーや掃除という仕事に限った話ではない。
    どの仕事でも共通する考えだ。

    自分の業務が誰のためにあって、なぜその業務が必要か、常に相手の立場に立って考えることは基本的なことに聞こえるが重要である。またなかなかそう言った価値観で仕事を続けることも難しく、常にお客さま視点・相手視点を忘れず業務遂行できる人財育成が企業には求められると感じた。

  • ブクログのランキングとレビューと「仕事が夢と感動であふれる4つの物語」という帯に惹かれてGet!
    そんなにボリュームのある本でもなかったこともあり、一気に読了。

    各エピソードとも登場人物の複数の視点が描かれていて、変わった感じ。確かにいい話ではあるし、「伝説の清掃員」といわれたチャック・ボヤージンの仕事に対する考え方には感銘を受ける。
    ディズニーランドにまつわるいい話でジ〜ンとくる。

    が、ちょっと無理やり感が……。
    言ってることも正しいし、ウォルト・ディズニーやチャックさんの理想も共感できる、自分も同じ思いで仕事に向かいたい……そうは思うものの、今ひとつ響かなかった。

  • カストーディアルという清掃部門を通しての話。
    清掃という仕事は確かに会社によっては自信をもって誇れる仕事ではないところも多々ある。ディズニーでの清掃という概念と、心の持ちようにより、どんな仕事にも誇りや夢、希望が持てるものだと思える話。

  • すべての仕事に意味があるっていうことなのかな

  • 私がこの本で教えられた言葉。

    ダメだと思っても、信じる心を共有することで、限界を越せる時がある。~夢の国の落とし物より

    親が子供から何かを教えられた時、それはこの上ない恩返しの一つ。~魔法のポケットより

    そうじは、よごれてあるからするのではなく、汚さないためにするんだ。よごせないくらい綺麗にすれば、捨てることに躊躇する。~夢の、その先より

  • ディズニー「神様」シリーズの第一弾。
    4つの短編からなる1冊で著者はディズニーの夜の清掃員(ナイトカストーディアル)に配属され、そこで運命的な出会いを果たす。
    比較的、文字が大きく1話も50ページいかないぐらいの量なのでちょっとしたスキマ時間に読むこともできます。

    どのお話も心温まる内容であり、少し自己啓発的な部分もあります。

    「そうじ」とはその空間をキレイにすることをさすのか?

    ディズニーの創設者、ウォルトは何故「そうじ」にこだわったのか?
    そして、ウォルトの名言として知られる
    「ディズニーランドが完成することはない。世の中に想像力がある限り進化し続けるだろう。」
    この言葉の本質を垣間見ることができたと思う1冊でした。

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著者プロフィール

商社、ハウスメーカー勤務を経て、1982年、(株)オリエンタルランド入社。東京ディズニーランドオープンに伴い、初代ナイトカストーディアル(夜間の清掃部門)・トレーナー兼エリアスーパーバイザーとして、ナイトカストーディアル・キャストを育成する。その間、ウォルト・ディズニーがこよなく信頼を寄せていた、アメリカのディズニーランドの初代カストーディアル・マネージャー、チャック・ボヤージン氏から2年間にわたり直接指導を受ける。その後、デイカストーディアルとしてディズニーのクオリティ・サービスを実践した後、1990年、ディズニー・ユニバーシティ(教育部門)にて、教育部長代理としてオリエンタルランド全スタッフを指導、育成する。1997年、(株)フランクリン・コヴィー・ジャパン代表取締役副社長を経て、1999年、(株)ヴィジョナリー・ジャパンを設立、代表取締役に就任。著書に『ディズニーそうじの神様が教えてくれたこと』『ディズニーサービスの神様が教えてくれたこと』『ディズニー ありがとうの神様が教えてくれたこと』(全てSBクリエイティブ)などがある。

「2013年 『30th Anniversary ディズニー 神様が教えてくれたいちばん大切なこと[3冊セット]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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