かんなぎ家へようこそ! (GA文庫)

著者 : 冬木冬樹

• SBクリエイティブ (2010年10月14日発売)

作品紹介・あらすじ

人の幸せを願わずにいられない。それが僕こと座敷童子たる巫遍の生きる道。だから孤独系不幸を抱えた少女、帯ちゃんにも声をかけずにいられない。そんなわけで帯ちゃん-「かんなぎ家へおいでよ!」第2回GA文庫大賞奨励賞受賞のほのほの残念コメディ登場。

感想・レビュー・書評

[nao550さんの感想 · 2018年11月24日]

ものの見事に全編ボケツッコミ。最初少し立ち読みしたときには、「カラクリ荘の異人たち」とか、「妖怪アパートの優雅な日常」の系統のものかなとおもってた。



たしかにそういう系統のストーリーで、またそれなりのテーマもあるんだけど、そんなこと置いといて、遍と帯のボケとツッコミの応酬、しまいにはボケが二倍。 ここまでボケツッコミに徹底したラノベは見たことない。



台詞回しが多い分、文字数はかなり少ないし、ボケツッコミの部分を省いてメインになるストーリーだけにしたら、ものすごく短いものになってしまうだろうけど、家族と幸せというテーマがしっかりと据えられているので、短いがまとまった物語になり、読みやすい。



バカテスとおなじように難しいこと考えずに笑いながら読めるラノベだ。

[二次元研究所さんの感想 · 2011年12月21日]

9784797362237　275ｐ　2010・10・31　初版１刷

[F.keyさんの感想 · 2010年10月17日]

個人的に掛け合いの応酬は好きなので楽しく読めました。ジャケ買いなので絵も可愛らしくてよかったです。割と綺麗に終わったと感じたけど次はあるのかな？