日本の若者は不幸じゃない (ソフトバンク新書)

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レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797362695

作品紹介・あらすじ

本当に日本の若者は不幸なのか?秋葉原のライブ&バー「ディアステージ」などを成功させ、注目を集める"もふくちゃん"こと福嶋麻衣子と、人気ブロガー・いしたにまさきが秋葉原など全国各地で勃興している新しいビジネスやコミュニティのかたちを通して、日本の若者の現在を考えた一冊。その主張には楽しく生き抜くためのヒントも満載である。

感想・レビュー・書評

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  • 書名からして海老原嗣生著の『「若者はかわいそう」論のウソ』のような本かと思ったら、全然違った。
    この本を読む限り、書名の若者というのは、オタク的な気質のある人に限られるように思う。本の中身自体は面白かったのだけれども、この書名は釣りに近い(これが一番言いたいことではあるのだろうけど)。
    それにしても、なぜこうも京都アニメーションのアニメは聖地巡礼されて、さらにその結果の経済効果もすごいことになるのだろうか。狙ってやってるのだろうか? 今やってる『日常』というアニメは群馬がモデルらしいけれども、これも聖地巡礼があるのかな?

  • これまでのマス視点では見えない、何かがうごめいている。
    内容や考え方がちょっと偏ってるとはおもうが??
    それともこれが今の10〜20代のスタンダードで、俺がついていけなくなっているのか?
    ゲーム、アニメ、漫画、ネット、携帯、が現実とリンクして境目がなくなっている
    ただ、そこには間違いなく”ヒトの群れ”がある。

    「今が楽しければいい」は疑問
    カンブリアに出演していた「はなまる学習会 高畑さん」の
    「メシが食える大人」「自分に合う合わないではなく、自分が合わせる力」という言葉を思い出す。

    ・マスメディアのお仕着せの仕掛けが効かない
    ・学園祭ビジネス:インターネットの普及で簡単に誰でも始められてみんなでつくり上げる感覚
     →若者の居場所になる(村)
     →裏側を一切見せないのが「ディズニーランド」
      裏側をすべて見せる「逆ディズニーランド」がディアステージ(学園祭ビジネス)
    ・日本人は日本人独特の”ヘンタイさ”を出さないと海外では認められない
     →歌舞伎・忍者もヘンタイさがあるから
     →デザイン、ハイアートなどの欧米基本ジャンルでは絶対勝てない
    ・インターネットでいくらでも事前リサーチができる
     →かすりもしないものをビジネスにしても売れるわけがない

    ・お台場ガンダム2009 52日間で415万人(ワールドカップ総入場者数300万人)
    ・ラフォーレ原宿「ネオ・コス展」
    ・地域を巻き込む
     →ひこにゃん(彦根城築城400年) 2008年10億円売上
     →ETC×マクロス
     →京都府×けいおん!
     →米子市×初音ミク(ネギ)
     →熱海×ラブプラス(ホテル大野屋)
     →長野県上田市×映画「サマーウォーズ」(上田わっしょい)

  • でんぱ組.incプロデューサー、福嶋麻衣子さんによる著書。タイトルを補足するならば、「(アニメに明るい)日本の若者は不幸じゃない」。後半では、アニメがもたらす経済効果等について書かれており、アニメが苦手な自分にとっては早く読み飛ばしたい…と思ってしまいました。

  • オヤジたちに向けて、今の若者の生き方を強烈に訴えかける。

    今の若者はお金がない、働く場所がないから不幸だとは感じていない。

    ただ「誰からも認めてもらえてない」と感じた時に不幸と感じるのだそうだ。

  • 標題と導入部分の切り口から、興味を持って読んでみたがイマイチ。秋葉原やアニメ、オタク文化が支える日本の経済や文化に与える影響を述べているが、ごく限定的な視点であり大局からの社会考察とは言えない内容であると感じた。
    一言で言って内容の薄い作品。

  • う〜ん。いいたいことは。感覚的にはわかるんだけどね。
    子育てするとなると。どうする??そこに子どもの居場所は。ないからな。。

  • いわゆる『オタク文化』といわれているものが、
    現在どのようなムーブメントを起こしているのか?という本。

    「不幸」かどうかはその人の感じ方次第だが、
    環境でいえば、他の国と比べれると、恵まれている。
    そんな中で、居場所を模索する人々が、
    インターネットを通じて、大きな運動を起こして、
    現実の社会に善くも悪くも大きな影響を与えている。

    作者のいう、「学園祭ビズネス」という言葉が印象的。
    結果ではなく、そこへ向かっていく過程に自分も参加して、
    お祭り騒ぎをするという仕組み。

    ヘタクソでも構わない。
    とにかく自分が表現したいという欲求をぶつけていける社会。
    それを受け入れることが出来る社会。

    確かに芸術家は
    「金にならなくても、自分の表現が出来ればそれでいい」
    と考える人がたくさんいる。
    勿論、そういう生き方もある。
    しかし、個人的な見解でいえば、
    「やっぱり金になってこそ、それで食えてこそ」だと思う。

    それが成立するなら、誰でも「アーティスト」なわけだし。

    「金にする」という前提のもとで、
    「じゃあ自分に何が出来るか?」じゃないかなと思う。

    それにしても、面白い。
    アニメでもアイドルでも「そんなの好きなの?」って
    言われてしまう風潮はいまだにあるだろうが、
    それが実は日本の経済をがっつり支えているわけで、
    「そんなの好きなの?」って言った奴が、
    着ている服も食べている飯も実はそんな奴らの恩恵、
    なのではないかと妄想中。

  • 47冊目。クラスターってのがようやくわかった。

  • アキバのメイド喫茶の立ち上げ、アニメの聖地巡礼など紹介し、楽しめる居場所を持つ若者は不幸じゃないという。 本屋で新書のこの本を見たとき、ものすごくイラっとしたのでつい買ってしまったのだ。

    ある一定数をカテゴライズして一括りにして「この集団はこうである」とするのに反感を感じる。そんなの、10人いれば10人とも思ってること違うじゃん。そう単純化して○○系とまとめるやり方がムカつく。「若者は不幸じゃない」じゃなくて、日本の若者である私は不幸じゃない、だよ。

    ブータン王国が国民幸福度指数なんてもんを提唱したが幸福なんて計れるものじゃない。結局は金だからGDPで幸福の目安としましょうという本もあった。最近腑に落ちたのは「他人との差によって幸福か不幸かが表面化する」というもの。なるほど。全てが人と同じなら幸か不幸かもないのだ。

    これに加えて、幸福か不幸かは本人の絶対的価値によるものだと思う。私は幸福です。私は不幸ですと思っていたら、それはそうなんだろう。だから日本の若者は不幸じゃないと言われても、そんなこと言われたかねぇよ、バーカとなるわけなのであった。

  • 日本の若者は不幸じゃないということについて書かれていた本でしたが、
    この本を読んであらためて自分たちがめぐまれていることに気がつきました。
    自分がやりたいことや趣味を何不自由なくできることはとても幸せなことだとおもいました。

    PN:ちゃあ

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