這いよれ! ニャル子さん 6 (GA文庫)

著者 :
  • SBクリエイティブ
3.76
  • (22)
  • (42)
  • (39)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 469
感想 : 25
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797362923

作品紹介・あらすじ

いくら言っても八坂家のリビングにゴロゴロ集まっては与太話を繰り広げるニャル子たち。業を煮やした真尋は「自分たちの部屋を造る話はどーなった!?」と、発破をかけた。ようやく重い腰を上げたニャル子らは、思い思いに部屋を作り上げたのだが-それは、色々な意味で真尋のSAN値を下げる部屋であった。そんな騒動もなんとか落ち着いた矢先、真尋はクー子の様子がおかしいことに気づいた。なんと惑星保護機構から調査官がクー子の仕事ぶりを確認しにやってくるからだというのだ。しかも、それはクー子の従姉妹で…。毎度毎度、宇宙規模でのしょうもなさに定評のある邪神達が繰り広げる混沌コメディー第6巻。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 表紙は仮面ライダーアマゾンです。
    クー子の従姉妹、クー音襲来の話です。
    冒頭のサイクロン掃除機とジョーカーの話からニヤニヤが止まりません。
    …アニメ版だと、サイクロン掃除機の声は若本さんがやっておられるようですね。
    鈴木土下座衛門ネタも出てきたりしてますねぇ。
    しかし、ニャル子のジョーカーや赤牌出し放題技は強力過ぎます。
    轟盲牌でもアレだというのに(これも中でネタに出てきてた)
    ジョーカー出し放題ができなくするために、ダーツ勝負を挑んだら、真尋に180点取られるとかいう失態。
    ゲームが強いっていう自称すらもネタになっているという。
    あとはアレですね、フォークが対邪神特攻っていうのが、劇中で語られましたね。
    クトゥ良木の機動砲台をそれぞれが見せ場的に倒していくところで、真尋も参加して、フォークで討伐という。
    ハス太君が地味に活躍していたのが面白かったけど、普段のキャラが小動物なので、想像しづらいです。
    ニャル子とクー子の喧嘩を止めてたチート性能キャラなので、当然といえば当然なんですが。
    壁ハメとか出てくるし。
    トレカ業界のネタやら、ゲーム業界のネタやらも最後に出てきますしね。
    オチのオチで、サイクロンジョーカー関係ないって話も出てきたり何だり。
    いやー、ほんと毎度毎度楽しいです。
    ニヤニヤしながら読むことになるので、人のいるところじゃ読めません。

  • 今回は、クー子の仕事ぶりを確かめるために、惑星保護機構からクー子のの従姉のクー音が地球に派遣されることになります。クー子に結婚を迫るクー音をあきらめさせるため、クー子は真尋と婚約していると嘘をつくことに。こうして、ニャル子たちもクー音が帰るまで、しぶしぶクー子の嘘に付き合わされることになります。

    ところが、ある朝真尋たちが目を覚ますと、クー音が置き書きを残して姿を消してしまっていました。さらに学校では、エージェントと名乗るクトゥグアの男が、生徒たちを使って進化の実験をおこなっていました。クー音はエージェントに、いったいからどのような依頼を授けたのか探るため、ニャル子たちは戦います。

    ほとんどパロディ・ネタとメタ・ネタで構成されているこのシリーズですが、今回はヤンデレ化したニャル子に、真尋がこれまでとはちょっと違った反応を見せることになります。これはストーリーが動いたといっていいんでしょうか。

  • ラノベ5巻目。
    頭を使わなくてすむから助かる。

    しかし終わりが見えないぞ。

  • 「サイクロン!」「ジョーカー!」
    クー子の従姉・クー音が登場する、クー子メインの巻。
    訳あって真尋とクー子が急接近。クー子も可愛いんだけど、そんな状況に耐えられなくなったニャル子も同様に可愛かった。
    そして相変わらずオチはしょうもない。

  •  ほんと。この作品の著者は天才だと思います。
     とりあえず、ねじれた腹筋返してくださいww

  • クー子メイン巻。
    未開惑星保護機構から、クー子に視察が。
    しかも来たのは超クセのあるクー子の従姉!
    仕事は視察されても問題ないものの、個人的な追求から果たして逃れられるか!?

  • クー子の仕事ぶりを確認する調査官と称して現れたクー子の姉(クー音)が今回の物語の中心。真尋はなりゆきでクー子の恋人のフリをすることになり…てな展開。毎度のことながらヲタク心をくすぐる新旧パロディから、なにが伏線になっているか予想さえできない展開に今回も充分楽しませていただきました。

  • クトルフ神話をモチーフにしたラブクラフトコメディの6巻目。
    クー子のいとこのお姉さんがやってきて真尋とクー子が婚約しているという演技をすることに。
    色々這った伏線をどこで回収するのかが段々楽しくなってきました。
    クー子のデレとか、相変わらずのニャル子の下着とか、シャンタッ君×ハス太(リバあり)とか、色々盛りだくさんでよかった。

  • 今回もドタバタコメディでどこに伏線が仕込まれているのかを想像しながら読み進めてました。あのジョーカー乱舞はひどい。
    今回はクトゥグアがメインということで、クー子の見せ場が多くて嬉しかった。クー子好きなので。

  • 前巻に引き続き、W推しがスゴイ。
    今度はAtoZですか。
    もう「ヒートの女」って言いたいが為にクー音さん出したようなもんだなこれw
    シャンタッ君のCJGXキック→「そうだ、それが死だ」までいくとは。素晴らしいッ!
    あと先生、ジョーカーエクストリームはそういう意味じゃないですw

全25件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

第1回GA文庫大賞で優秀賞を受賞し、『這いよれ!ニャル子さん』でデビュー。

「2017年 『ヒーローお兄ちゃんとラスボス妹 抜剣!セイケンザー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

逢空万太の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×