プログラミングの宝箱 アルゴリズムとデータ構造 第2版

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  • Amazon.co.jp ・本 (404ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797363289

作品紹介・あらすじ

C/C++、Javaで学ぶ、アルゴリズムとデータ構造の極意。「サーチ」「ソート」のような"アルゴリズム"や、「リスト」「スタック」といった"データ構造"を解説する。

感想・レビュー・書評

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  • よく使うアルゴリズムの基本(ソート・サーチ・再帰など)や
    データ構造(リスト・マップ・スタックなど)を解説している本。
    基本的なところから押さえられているので分かりやすく、
    CだけでなくJavaで書くとどうなるかをつけてくれていたので
    個人的にはありがたかったです。
    登場順が工夫されている感じでいったりきたりしながら
    いつのまにか基礎固めできている気がしました。
    良著と思います。

  • プログラミングの宝箱、アルゴリズムとデータ構造。第2版

  • ソフトウェア開発というのは将棋で、プログラマーってのは棋士みたいなもの、アルゴリズムとかデザインパターンは定石にあたるもんだと思っている。そういう意味で読んでおく必要があるが、いくつかのプロジェクトと対戦することも必要。そうやって名人を目指していくもんなんだな。ちなみにコーディングテストは詰将棋。バグったら負け。制限時間(納期)を守るとか。私の人生の手助けにはなっていない。

  • これは実際に使えるアルゴリズムとデータ構造の本。繰り返し読む本でもある。

  • 最初のアルゴリズム本として良さそうな本。非常に簡単でわかりやすい説明がされている分、各アルゴリズムのオーダーの説明や、難しめだが他のアルゴリズム本には載っているようなアルゴリズムの説明は省略されていたりする。

    説明されているアルゴリズムのそれぞれに C と Java のプログラムが掲載されているのも良かった(私が読んだのは C のプログラムのみ)。似たような処理を関数にまとめたりせず、冗長で読みやすいプログラムを掲載するという方針も、最初のアルゴリズム本としてオススメできる部分かもしれない。ただし、プログラムではポインタや構造体を多用しているため、それらは十分理解できていることが求められる。あと、プログラムについては、読んでいて一貫性がないのが気になった(',' の後の空白の有無やコメントの位置など)。

  • 非常に端的で明快。

    決して高度な領域までは踏み込んではいないが、本書の内容を確実に理解すればプログラマとしてそれなりの戦力になる。そんな根本的な基本の詰まった1冊である。

    アルゴリズムを学習する最初の1歩としておすすめするに申し分ない。

    ただ、CとJavaの両方のコードを乗せる意味がどれほどあるのかは疑問。言語の違いというテーマについて自分の知識が浅いだけか。

  • アルゴリズムとデータ構造に関する参考書は山ほどあるが、これほどまでにサンプルのプログラムコードが豊富な本はないだろう。ソート、サーチ、リスト、再帰呼び出しなどの基本的なアルゴリズムやスタックとキューなどの基本的なデータ構造から、バックトラック法やナップサック問題といったトピックに関するC/C++/Javaのいずれかのコードがこれでもかというくらいに充実している。アカデミックな面よりプログラミングの現場に近い面が強く出ており、授業で学んだアルゴリズムを実装してみたい人にはオススメ。
    (計数工学科)

    配架図書室:工6号館図書室
    請求記号:85:K:2

    ◆東京大学附属図書館の所蔵情報はこちら
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2002999336&opkey=B148005860723079&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=6&cmode=0&chk_st=0&check=0

  • 独学でプログラミングを学んだので無駄の多いコードを書いていて、
    それに気づきもしなかったが、この本のおかげで無駄に気づくことができた。
    基本的な内容から、後半は高度な内容まで網羅されているので誰しも得るところはあると思う。
    帯に全プログラマー必読と書かれているのも宣伝文句ではないと思った。

  • 著者から直々に本をいただいて読みましたw情報学部の専門課程の最初のテキストに最適な一冊。 情報科学の世界で必須知識であるアルゴリズム・データ構造ひととおりを、 とてもわかりやすく解説しています。 サンプルコードもシンプルで無駄がなく、また可読性も高いです。 お手本として申し分のないコードだと思います。 さすが、「一時間でテトリス」シリーズの作者だけあるな、と感じました。 じっくり一章ずつ、きちんとソースコードを理解し、 自分でコードを書いて、動かして、改造して、・・・ということをやれば、 間違いなく力がつくと思います。 動的計画法や解の探索といったテーマまで言及されており、 知能プログラミングの入門としても非常に優れた一冊だと思います。 ※この本はソースコードまでしっかり読むことに意味があります。  ソースを読んでよく理解してください。最初わからなくても、  わかった時には「なるほど、賢いな!」という感動?があります。 良書。5点。

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著者プロフィール

紀平拓男
1979年生まれ。光跡写真家。暗い場所まで行かないと撮れないと思われていた星景写真において、比較明合成により都会でも星の軌跡が手軽に撮れる可能性に魅了され、それ以降都会の星の軌跡の撮影を専門として活動している。また比較明合成に限らずスマートフォンでの撮影が難しい領域に興味を持ち、ソフトウェア・エンジニアとしての経験を活かしながら独自の表現を撮影すべく研究を続けている。過去にサンフランシスコを含めて複数の起業を経験し、現在は東京とアメリカ西海岸をベースに活動している。InstagramとTwitterのアカウントは@tkihira
以下のURLで撮影方法などについて発信をしている。
https://www.tech-camera.com

「2022年 『都会で撮る 星の軌跡の撮影術 〜はじめて撮る人から上級者まで比較明合成による撮影の完全ガイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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