決断なんて「1秒」あればいい (ソフトバンク文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797365399

感想・レビュー・書評

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  • 「自分との約束は誰もみていないだけに、何よりも優先しなければならない」

    この本を読んで一番印象に残ったフレーズでした!!
    言い換えると、自分との約束、これを守れないやつに人との約束を守れやしない

    正直、自分の人生とかけ離れた話もありましたが、「自分との約束は絶対に守る!!」そう思わせてくれた一冊でした

  • 「麻雀に長考はない。それは考えているのではなく、迷っているのだ」と、本の終わりに書いてあり、「はっ」と感じたのが印象的だった。
    迷っている間に、自分が一体どうしたかったのかがぶれてしまうことがあると実感していた矢先だったからだ。
    「決断する」ことが、どんどん複雑になってきている気がしていて、「1秒で決断するには」という手がかりを見つけたくて読んでみた。

    「得ることばかりを考えていないだろうか?」「他人の評価を気にしすぎていないだろうか?」など、様々な問いかけに、誰もが思い当たることは一つはある本だと思う。

    全体を通して感じたことは
    「身軽になろう。もっとシンプルに行動しよう」といったメッセージだったように思う。
    自分で勝手に塀を作り身動きしずらくして、何も手放そうとはせず、欲や見栄ばかり大きくなって、決断がまっすぐにできなくなってしまうんだよと。
    熟したヤシは自ら葉を落とし、身を落とす。手放すことを恐れないでいれば、実を熟すことに専念できるかもしれない。

  • まだ最後まで読んでいないが、なんというか、かけはなれていて、どう参考にしてよいかわからない。「難しい道を選べ」の例が、「まっすぐ家に帰る」とは、直線的に帰ることだろ、自分は小学生の時にやったぞ、的な。うーん、すごい。面白い人だ。。。

  • ”上司に言われたら瞬時に答える。魚のように動く。とにかくこのスピード感を見につけること。これが実は瞬時に最良の判断が出来る訓練になっているのだ。”

    この箇所が、印象に残ったな。

    表題の根っこにあるものは、とにかく自分で考えろ!ということですね。
    分かりやすい文章で読みやすく、自己啓発は難しいもの買わなくてもこれで十分かとも思ってしまう。

  • 特に若いサラリーマンに向けた「決断力」をつける為の指南書。
    例が著者自身の実体験なので、解りやすく読みやすい。
    原理をつくというより、実体験のつみかさねをしるしている。

  • ドキりとする言葉が出てくるときがあるっすね。

  •  雀鬼で知られる著者。アウトローからみた日本社会、世界の生き抜き方を新鮮に感じる人が多いだろう。堅気の社会がおおむね学校社会の延長線上にあるとしたら、アウトローの社会は現場にある。
     どちらが上等というものではないが、一般的に堅気の社会は記され記録されノウハウが多くある一方、アウトローの世界は職人的に現場で個人に引き継がれていくものであり記録が少ない。
    とすれば、現状こちら側のほうが歓迎されるべきものといえよう。修羅場をくぐってきた著者のような人が、語る作品から学ぶことは多い。

  • 自分も『十五点職人社会』の人間になって人生を楽しめるようになりたいと思った。

  • 考えることをせず、ただ感じる

    最近その大切さを感じるようになったので響いた。

    一番好きなところは「根と茎と葉を大事にする人生」



    「麻雀に長考はない。それは考えているのではなく迷っているだけだ。」
    まさにその通りで、痛かった。

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著者プロフィール

1943年東京・下北沢生まれ。昭和30年代から、麻雀の裏プロの世界で勝負師としての才能を発揮。“代打ち”として20年間無敗の伝説を築き、“雀鬼”と呼ばれる。現役引退後は、「雀鬼流漢道麻雀道場 牌の音」を開き、麻雀を通して人間形成を目的とする「雀鬼会」を始める。
主な著書に『決断なんて「1秒あればいい』(ソフトバンク文庫)、『感情を整える』(PHP文庫)、『努力しない生き方』(集英社新書)、『体を整える』(講談社)、『「実践」で身につけた本物の教養』(クロスメディア・パブリッシング)、『超絶』『金メダリストの条件』(以上、竹書房)などがある。

「2021年 『瞬間は勘と愛なり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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