ライトノベルの楽しい書き方 9 (GA文庫)

著者 :
制作 : 桐野 霞 
  • SBクリエイティブ
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本棚登録 : 52
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797365733

感想・レビュー・書評

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  • 急転直下。
    起承転結の転のエピソード。
    子どもたちのあれこれもいいのですが、大人だけのシーンが印象深いですね。
    ちょっと流鏑馬父の人となりが大人にも成功者にも見えないってのが瑕疵ではありましょうか。
    まぁ、読者の想定世代的にはこのくらいの単純化が必要なのかもしれませんが。

  • 流鏑馬半次郎の帰国によって八雲と剣の中は引き裂かれ、八雲の母・まるみが経営する「あたえや」は閉店の危機を迎えます。さらに八雲に、内田博士のもとへ留学してクラゲの研究を始めるかどうか決断を下す期日が迫ります。

    一人ひとりが直面する問題の大きさに戸惑い、八雲、剣、ゆうなの絆に亀裂が深まっていきます。、そんな中でついに、剣は自分よりゆうなの方が八雲にふさわしいと言い放ちます。その結果、自分の恋心を抑えてまで親友の恋を応援しようとするゆうなの決意が崩れ去り、彼女は自分の正直な気持ちを八雲と剣にぶちまけてしまいます。剣は、ゆうなの気持ちを知らずに彼女を傷つけてしまったことで深い自己嫌悪に陥り、八雲を避けて自室に閉じこもってしまうことになります。

    そんな中、まるみが疲労のため入院を余儀なくされます。ゆうなの父・鹿之助は病院に見舞いに訪れ、そこで半次郎と出会います。病院の屋上で半次郎と対峙した鹿之助は、冷酷に徹しようとする半次郎の心の奥底に、妻を失った悲しみから逃げている男を見いだし、このことを利用して、八雲が剣を説得する最後のチャンスを作り出そうとします。みんなの後押しを受けて八雲は剣の説得に向かうものの、剣の凍りついた心を溶かすことはついに叶わず、剣を置いて八雲はひとりアメリカへと旅立つことになります。

    クライマックスの前編に当たる巻だが、シリアスに徹するのか、ストーリーが壊滅するほどはっちゃけるのか、どちらかにしてほしかったように思いました。半次郎のキャラがどう見てもギャグにしかならないので、いま一つ緊張感に欠けるように感じてしまいます。

  •  物語は残酷なまでに「転」を描ききっている。一巻で見えた恋愛の切実さが、ここでは濃厚に描かれていた。

     ただ、一方で、どうしても「なぜ今になって」という思いを抱かざるを得ない。もちろん、物語が閉じるのだから、こうなるのはわかる。当然だ。しかし、コメディ色の強いこのシリーズで、このどシリアスな展開は急展開過ぎるのだ。
     このラストスパートへ入るまでに、もっと締まるエピソードを挟んでいたらなあ、と思う。良い巻だっただけに、気になってしまった。
     

  • 最終巻出るまで積んでたものにようやく手を付けました。流鏑馬父娘と市古父娘の対比が非常に明確に。後者の方が絶対ヒロイン側だよなぁ(笑)前者の方はとりあえずメンドクサイと言うしかない。まぁ最後はキレイにまとめてくれると期待します。

  • あたえやピンチ!剣との関係もピンチ!
    今までにない究極の選択を迫られて、どうする八雲。

    クライマックス目前、という感じで大変盛り上がります。
    ドキドキハラハラ。

  • 剣の父である半次郎の登場により一気に急展開を迎え、今回はシリアス120%!
    それぞれ親の想いやあたえやの事情もあるけれどそれでも八雲には「剣、一緒にアメリカ行こう。 絶対幸せにするから!」ぐらい言って欲しかった。 まぁそこも八雲の優しさなんですが。

    残すところあと1巻……みんなが幸せになれるような最高のラストを期待しています。

  • 剣の父親と直接対決。「あたえや」存続の危機。そして、八雲と剣の関係は??主人公は相変わらずへたれ。今回は友人と大人が助けてくれます。そして、最終の10巻に向かいます。

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