- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797367072
作品紹介・あらすじ
ツイッターやフェイスブックのアイコン一つにも「デザインセンス」は現れるもの。一億総表現社会の到来といわれるネット時代、誰もがデザインセンスの重要性を語る一方で、どうすればセンスがよくなるのか、そもそもセンスとは何なのかは、あまり理解されていない。今こそデザインの要諦「トーン・アンド・マナー」を学び、センスを磨くための考え方とノウハウを身につける。
感想・レビュー・書評
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snsのアイコンデザインから、一般的なデザインの考え方をさらっと紹介
デザインとは「らしさ」を出すもの。
構図とフォーカス
ふさわしさとは、トーン・アンド・マナーのこと。
クラスとタイプの2軸のマトリックスでポジショニングを探る。
クラス 高い 安い
タイプ 個性的 没個性的
スマイルカーブ
商品開発マーケティング、アフターサービスの収益が高く、製造が収益が低い。アップルなど。
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センスのよさとは、それらしさ・その人らしさを表しているかどうか。人でも物でも企業でも、そのもののアイデンティティを掘り下げてどう見せたいのかをシンプルに示したデザインがよく、逆に、デザインを考える作業を通して各々のアイデンティティがより明確になっていくという。普段と違う角度から物事をとらえることができ、面白く読んだ。訴求力のあるプレゼン資料の作り方の章も、とても参考になった。
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デザインの本質は何か教えてくれます。目に見えるデザインだけではなく、いい商品やサービスを、消費者に理解してもらうためにも、しっかりしたデザインが必要です。
デザインをする仕事をしていないという方でも、デザインをするセンスを持っていないと、これからの時代は、仕事をしていけなくなります。物事の本質を見極めるためには、目の前にあるものを整理して、分かりやすくデザインし直す必要があります。それこそが自分の表現で、誰かに何かを伝えるということでしょう。 -
文字通り、プロのデザイナーがデザインセンスについて指南した一冊。
デザインという漠然としたものを、ある程度体系だって説明してるので、素人の自分にもわかりやすく感じた。 -
冒頭のインターネットでの可能性を大切にするのであれば、アイコン、プロフィール、ハンドルネームを大切にしなければならないという主張になるほどと思った。
「アイコン(像)=鏡」、「プロフィール(武器)=剣」、「ハンドルネーム(由来)=玉」、と三種の神器になぞらえた重要さの説明に説得力があった。自分本位でサービスを利用しているだけだと、こういったところはおざなりになり易いが、インターネット上で自分ブランドを育てていくのであれば、しっかりデザインしていく必要があるのだと実感。
それ以外の部分は、なんだか伝えたい内容がぼんやりとしていて各論はよくわからなかった。要は「ふさわしいデザインなくして良いものは提供できない」、「デザインをおろそかにするな」ということだろう。 -
SNSなどで自分を開示することの多い現代人にとって
デザインをすることのその可能性や資産としての大切さ
について書かれた1冊。
はじめにの中でも現代の三種の神器は
知性や個性といた人間がもともと持っている「能力」や「魅力」
であり、それを正しく使うこと。
インターネットでの化膿し絵を大切にするのであれば、
自分の大切な宝をきちんと情報として開示するだけでも、
加速度的にチャンスは広がっていく。
これはビジネス腕も、プライベートでも同じ。
と書かれている。
「アイコン」は「像」・ロゴなどの記号=≪鏡≫
「プロフィール」は自己紹介。ビジョン・ミッション・ブランドヒストリー
=≪剣≫
「ハンドルネーム」は名前・通称、ネーミング・ペットネーム・愛称
=姿をめったに変えない根源なので≪玉≫
その年の繁栄を祝う≪鏡開き≫のように未来の可能性は
自らの力で開いていこうということ。
生きていくための「センス」を常に磨いていくためには、
自分の中に眠る鏡を切り拓いて開発していく必要がある。そうです。
最近デザインに接する機会の増えた私には勉強になりました。-
「資産としての大切さ」
思考方法とかモノを見る目って財産に違いない!
この本は、デザインセンスの身に付け方が判る本ですか?「資産としての大切さ」
思考方法とかモノを見る目って財産に違いない!
この本は、デザインセンスの身に付け方が判る本ですか?2013/06/07
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デザインセンスはアイコンに宿る
何故、京都のマックは色が違うのか
グーグルマップがあるのに、なぜ迷うのか
シンプル イズ ベスト
グーグルロゴは、なぜ読めるのか
などなど
デザインセンスの楽しい話が満載です。 -
・ワンキャッチ・ワンビジュアル
・黄金比と三分割法
・カタログカットとアドバタイジングカット
・トーンアンドマナー
デザインとは伝達手段であり、生活や仕事に欠かせない日常的なもの。 -
シンプル・ひき算。まだまだ削ぎ落とさなければならないところがありそうです。