Google+ 次世代SNS戦争のゆくえ (ソフトバンク新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797367409

作品紹介・あらすじ

モバイルとコンテンツ配信事業においてアップルと激しいつばぜり合いを繰り広げる一方で、急拡大するフェイスブックの脅威にさらされるグーグル。検索という強大なトラフィックエンジンの価値を守りながら、世界中の情報を整理し誰もがアクセス可能にするというミッションを実現するため、グーグルは何を選択したのか?ソーシャルメディア最前線を読む。

感想・レビュー・書評

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  • 昨日ちょうど一般公開されたGoogleプラス。Webの世界はいま熾烈に、ダイナミックに動いていることがよく分かる内容。

    それにしても、ここに出てくるのは、Google、Apple、Facebook、twitter、Microsoft…と米国企業ばかり…。屍を繰り返しながらも新たなものをつぎつぎ生み続けるアメリカ。
    不思議の国。

  • 2019年になって読むと、Google+は個人向けのサービスは終了してしまっているので、世の中わからないもんだなと感じた。

    テクノロジーの進化が、人間の思考や行動パターン自体を変化させているという考えは今にも通じると思う。

  • Google+ 使ってみたい!
     Facebookを始めて しばらくたちますが、なんかイマイチ。
    「Google+」は、どうなんだろう? 
    使ってみないことにはわからないけど、やみくもに新しいものに 飛びついてもね・・・。
    この本を読んでから 決めることにします。

    ・ 位置情報SNS 〜 Foursquare、Gowalla
    ・ ジオソーシャルコンテンツ 〜 位置情報 x 時間情報 x 人間関係 がデジタル化された情報) 
      → 著者ブログ
    ・ SMO 【Social Media Optimization】〜 Webサイトのアクセス向上策の一つ
      ブログや掲示板(BBS)、SNSといったユーザが情報を発信するCGM系のサイト(ソーシャルメディア)での認知度や評判を高め、サイトへのアクセスや評価を向上させること。
       消費者が書き込むブログや口コミ掲示板などの「ソーシャルメディア」で自社のウェブサイトに掲載した商品や話題を取り上げてもらい、ネット上で口コミを広げる手法。
    ・ アンドロイドは PC、モバイル、TV、自動車に搭載を想定して開発。

     ⇒ 映画「ソーシャル・ネットワーク」を見る 〜 Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」
     ⇒ Facebookに関連した記事 〜 Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」

    Googleのほかのサービス
     ⇒ google ドキュメントを活用したい 〜 Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」 2012年01月10日

  • 2000年代はGoogleの時代だったけど、2010年代はFB、Twitterなどのソーシャルの時代がやってきて、それにGoogleが乗り遅れないように対抗してるよーって話。

  • うーん,結局実態はわかったような,わからないような・・・
    というモヤモヤ感も残ったが,事実がそういうことなのかも知れない.
    「トラフィックエンジン」と「マネタイズエンジン」という考え,非常にすっきりして腑に落ちた.

  • Google+を主軸にした、Web2.0以降のIT業界の潮流を占う一冊。

    SNS論としては面白いのだけど、いかんせんGoogle+が中心なので、SNSの中では辺境から見てる感じなのが残念。
    ただ、Google+については色々と知ることができた。

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、3階開架 請求記号:007.35//O24

  • 検索エンジンとソーシャルメディアの関係性がよくわかった。なんでグーグルがSNSを開発したのかもわかった。


    グーグルは、検索エンジンでマネタイズしてきた。
    被リンク数によってそのサイトの有用性 価値をアルゴリズムで判断し、検索結果に表示する。
    静的なもの。

    ソーシャルメディアは、サイト全体の価値観ではなく、サイト内にあるコンテンツが共有されていくことにより新しい価値観を生み出した。コンテンツが複数サイトにまたがる。
    例:いいね!をするとその人のfacebookニュースフィードに載る。twitterで共有する。
    これだけで、検索エンジンにはない動的なものになる。
    ソーシャルメディアは、サービスで発生しているトラフィック(投稿するだとかのユーザーの行動)をどうマネタイズ(収益化)していくかが課題になる。

    facebookは、友人以外には非公開のため、グーグルは投稿内容を検索結果に表示出来ない。ソーシャルメディアによってグーグルが検索出来ない情報が増え、自らのミッション成功は不可能になった。→ソーシャルメディアでの情報のほうが即時性 情報量があるため、検索エンジンに陰りが見えてきている。

    Google+は、twitterのようにフォローが出来る。facebookのように必ずしも相互承認である必要はない。むしろ、「この人を私は知っているが、あの人は私を知らない」この関係はあると言っている。それがサークル機能。電話帳のグループ分けのように細かい設定が出来る反面、めんどくさいと感じる。人で繋がるよりは、投稿コンテンツで繋がることを重視している。
    自社SNSを開発したことで、Google+内での友人の投稿内容を検索結果に関連して表示させることが可能になった。

    今はandroidだが、最終的にはクロームOSになり、家電製品 車などすべてをクラウド化し、モバイルからWEBに落ち着いていく。

  • Google+はFacebookの皮をかぶったtwitterという説明がわかりやすかった。

    逃げるFBと追うG+という構図の中、私の周りのアーリーアダプタはかなり早いタイミングで使い始めていたが、その後使っていないというユーザが8割といったところ。

    Googleが満を持してスタートさせたGoogle+、競合はアメブロだとか、AKBと友達になれるSNSだとか言われていますが、それで終わるとは思えません。

    Googleの本気はこれから見られるか、と密かに期待しながら応援してます。

  • サラリと読み終わった。「google+はフェイスブックの皮をかぶったツイッターだ」という一言がわかりやすかった。そして「ソーシャル的なつながりが大切で、それがウェブ上で基盤となっていく」なんて、まだ信じられないけど、感じとしては「サマーヴォーズ」のOZにだんだん近づいていってるんだなー。その時のOZがフェイスブックかgoogleか。
    私はフェイスブックは何でもかんでも相互リンクで、知らせなくてもいいところまでも、友人のタイムラインに乗るのが嫌だったけど、google+はそこらへんは一方的に調節できるよーってことらしい。仕組みから言えばgoogle+は使いやすそうだけど、いまさらフェイスブックに勝てるのかな。
    後数年後には、SNSに入っていないとウェブがまともに使えなくなる・・って世界が来るのかな。

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著者プロフィール

1942年生まれ 昭和女子大学特任教授。[専門]英語学。
[著書・論文]Old English Modal Verbs: A Syntactical Study, Copenhagen, 1989. Studies in the History of Old English Prose, 南雲堂, 2000。’Language and Style in Two Anonymous Old English Easter Homilies,’ Inside Old English: Essays in Honour of Bruce Mitchell, ed. John Walmskey, pp. 203-21, Oxford U. P., 2006. ‘Hagiography in Homily-Theme and Style in Ælfric’s Two Part Homily on SS Peter and Paul,’ Review of English Studies, Advance Access published on August 5, 2009; doi:10.1093/res/hgp003

「2010年 『Anglo-Saxon語の継承と変容Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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