出口 汪の論理的に考える技術 (ソフトバンク文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797367638

感想・レビュー・書評

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  • 始めて出口汪さんの「論理的に考える」を読んだ。 文章のつじつまが合い、文章がスラスラしていると思う。 一番気に入った点は、発表する前にひと呼吸置いてから発表すること。 ざわついた中では皆が注目するまで待ち、視線が集中してから話し始める。

  • 出口先生の参考書には、受験生時代に大変お世話になりました。
    そして、表紙のイラストが、大好きな漫画家さんのソウさんのイラストだったので、迷わず購入しました。

    読んだ感想は…、
    わかりにくかったです。

    論理がすごく重要ということは伝わりましたが、論理メソッドのイメージがつかみにくいです。
    論理の理論を読んでも、靄をつかむようで、実際にどうやってみればよいかわからない。

    論理的に読む方法を紹介するのに、例文を載せるなどして、一語一句の論理的役割を説明してあるとよかったのになぁ、と思います。

    あと、対話形式の文章も読みにくかったです。

  • 余計なことは省いて、できるだけ簡素な文を用いているので、読み易くて納得の行く内容だった。あとは実践するか否かだけれど、試しに読書のときに先を予想しながら読むことを意識してやってみたら、確かに読書スピードが増した(ような気がした)。大事なのは意識して論理を得ようとすることと、日々それを忘れずに物事に取り組むことだそうだ。本は薄いけど、充分実践的なことが書かれてあるので、若者で自分の思考や発言を向上させたいと感じている人にとって良いバイブルとなると思う。

  • 新入社員の論理思考エントリー用の書籍かな?内容がライトすぎて、何が書いてあったのかな?という状況です。

    中堅以降ならピラミッドストラクチャー等の論理思考を脳に汗をかきながら、きっちり学んだ方が良いように思います。

  • 人は他人とは違った育ち、経験、考え方、見方をしています。


    ですから、自分では、こうと思っていることも相手にとっては違った捉えをされてしまうことがあります。


    これからはさらに、海外の方との関わりが多くなってきますし、日本の中でも多様性の時代となってきています。


    自分の考えを正しく、誤解なく相手に伝えることが求められます。


    会話はもちろん、面接でも、論文でも、企画書でも、です。


    その時に必要なのが論理力です。


    では、どうしたら論理的に話す、書くことができるのか。


    どうしたら論理力をつけることができるのか。


    具体的な方法が書かれています。


    私はこのやり方によって、本の読み方が変わりました。


    これまでよりも早く、要点を把握する読み方ができるようになりました。


    自分自身の論理力トレーニングだけでなく、教える立場としても、指導法として参考になります。


    話し言葉でのやり取り形式で、平易に、読みやすく書かれていますので気軽に読んでみるのも良いと思います。

  • 日本人が論理的に考えることが苦手な理由から、論理的に考えることが必要な理由まで具体的に書いた本。


    他者意識を持つ
    同じものを見ても同じように感じる訳ではない。
    それらを共有するために必要なものが論理。

    論理の基本は3つ。下の3つに分類される。
    イコールの関係
    → 共通点を抜き取る(抽象化)

    具体的なものの集合から一般化する→帰納法
    一般化されたものから具体例を探す→演繹法

    対立関係
    → 違いを比べて考えを差別化する。

    理由づけ、因果関係
    → 証拠としての具体例、なぜそれが証拠となるのか

    鍛えるために社説とコラム欄を読む。
    → 話題から主張を読み取るようにする。

  • 対話形式で論理力を説く本。対話だからか、具体例が乏しいからか、全体的に冗長。

  • 表紙の女の子とタイトルにつられて手にとりました。
    で中身ですが、「論理」的な思考が身につけられれば、読む・書く・話す・記憶すること全てにプラスになると、それこそ「論理」的にわかりやすく書かれた本でした。

  • 論理的とは関係ない話が多かった。

  • 論理的に考えるとは、他者の立場に立って考えること、である。これは、大切なことだと思います。出来ているようで出来ていないことが多いと思いました。

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著者プロフィール

関西学院大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。
広島女学院大学客員教授、論理文章能力検定評議員、出版社「水王舎」代表取締役。
現代文講師として、予備校の大教室が満員となり、
受験参考書がベストセラーになるほど圧倒的な支持を得ており、著書累計数は1300万部を超える。
また「論理力」を養成する画期的なプログラム「論理エンジン」を開発、
多くの学校に採用されている。
著書に『出口汪の「最強!」の記憶術』『出口のシステム現代文』
『子どもの頭がグンと良くなる!国語の力』『芥川・太宰に学ぶ 心をつかむ文章講座』(以上、水王舎)、
『出口汪の新日本語トレーニング』(小学館)、『出口汪の「日本の名作」が面白いほどわかる』(講談社)
『ビジネスマンのための国語力トレーニング』(日経文庫)、『源氏物語が面白いほどわかる本』(KADOKAWA)、
『頭がよくなる!大人の論理力ドリル』(フォレスト出版)、『やりなおし高校国語・教科書で論理力・読解力を鍛える』(筑摩書房)など。
小説に『水月』(講談社)がある。

「2019年 『何が教育をダメにしたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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