のうりん 4 (GA文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797371352

作品紹介・あらすじ

耕作と農、遂に結婚!?林檎はどうなっちゃうの!?農村の光と影を描き出す第4巻。

感想・レビュー・書評

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  • 今回はおもにのうそんのお話
    夏休みで帰郷しているから間違いなく夏なのに
    結婚式の打ち合わせ中ずっとどうやって若旦那をごまかしたのだろう
    冷やすとまずいからか
    まあそれはどうでもよいけれど
    農業の現在と未来に関するまじめな薀蓄分はためになる
    工業サービス業漁業ですら就職口はありそうなのに
    農業にはまずない時点で先細るのは誰にもわかりきったことなのだが
    大規模にしたからといって
    工業のように受注生産管理をしようないという決定的欠点は現代においてとてもくるしい
    技術の底上げも限度があるというが
    広く見渡せばそこは(工業の立場からは)充分でもないようにもみえるので
    場当たり対応の継続が当面進行すると思われる

  •  余り綺麗ごとで済ませるべきではない農村の後継者の現実を描述。
     一方、コメディとはいえ、農の耕作への仕掛け(騙し討ち)は噴飯もの。コメディ度合と、リアルとのバランスが悪いという気がする。
     大切なテーマ・話しなんだけどね。

  • 今回は農村を考える回。
    この作品のすごいところはギャグセンスもさることながら、現在の農業問題について提起しているところ。
    いわゆる鉄のトライアングルモデルについての批判(良田)やそれに対する再批判(耕作)など。

    俺ガイルの社会学的視点にも共通することがあると思う。

  • 耕作と農が結婚?

    軽いノリで送ったメールが招いた出来事。

  • ネットオフで購入して読み。

    ・農村の負の面が描かれたり。
    ・鳥獣害対策に、土にかえるバイオBB弾とな(p105)
    ・村コンなんてあるのか。新しい…。

  • 評価:☆4


    読めば絶対田舎へ行きたくなる!!農村の光と影を描き出す第4巻。
    農との婚約騒動で実家に帰ることになるのだが――?

    というわけで始まった『のうりん』も4巻目。

    今巻もパロ・下・フォント・イラスト等のギャグは健在なのですが、その割合は既存の巻と比べるとかなり低くなってます。
    変わりにこれまでよりも農業に焦点を当てており、主人公である耕作の過去が語られます。
    耕作さんめっちゃ苦労人じゃないですか・・・と思ってたら見開き3連続で不覚にもわろたw
    重い話も悪くないけど、やっぱ楽しい話の方が自分は好きだなー。
    色々取材とかして真剣に農業に向き合ってることには好感が持てるし勉強にはなるけど、それと面白いこととはまた別の話だと思うし。
    あと農業用の用語が多すぎて、それを説明せにゃならんからどうしてもテンポ悪く感じちゃうな。

    バンド大会はエントリーが最後に一つ余ってる時点で嫌な予感がして、AKB40という名前で確信に(笑)
    アニメ化の際は「Everyday 加齢臭」の楽曲化を願うwwキャラソンとかでもいいからw
    村での合コンでも酷かったし、ベッキーはほんと安定してるなぁ(笑)

    次巻はおっぱ・・・良田さんがメインのようなので期待!
    でも何やらまた重くなりそうな予感・・・

  • ハチャメチャさとシリアスのバランスの良さが、この作品の一番の特徴だと思います。
    今回も面白かった!

  • アニメ化決定おめでとうございます.
    夏.
    しかし岐阜県には海がない.
    水着回が無いじゃないか.
    でもあれだ.
    きわどい水着での田植えで補完ですかね.
    今回
    「田んぼの様子を見に行って行方不明になる人」
    の事情がちょっとわかったわ.
    で,ボクはこのマラソンから離脱します.
    農業頑張る部分以外に耐えられない.

  • 主人公が育った農村が舞台で、作者の思いが強かったのか、シリアス成分が強かったように思います。ただ、それをぶち破るベッキー先生、ぱねぇっす。

  •  文句なしの名作である。ここまでの四冊の中で、最もバランスがとれていて、最も面白かった。
     その場限りのギャグは抑えながら、全体的にコメディ色を損なわず、物語で物語っている。ストーリーの道筋も今までとは段違いに明瞭である。
     それに、ギャグの切れ味も尋常ではない。切符さんは逆の意味で絵が上手すぎる。こんなに笑ったのは久々だ。
     何より、あれだけの大演説を振りながら、木っ端微塵にしてしまう展開は爽快極まりない。それを挿し絵で表現するところに、ライトノベルの真骨頂ここに極まれりと感嘆しきりである。

     惜しむらくは、林檎の森ガール(笑)姿の挿し絵がないくらいか。それ以外は文句の付けようのない、実に非凡な巻であった。

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著者プロフィール

白鳥士郎(しらとりしろう)
GA文庫より『らじかるエレメンツ』でデビュー。
代表作として『りゅうおうのおしごと!』『のうりん』シリーズ(GA文庫)など

「2022年 『りゅうおうのおしごと!16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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