- Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797371635
作品紹介・あらすじ
1941年、ドイツがソ連に侵攻、戦火は激しさを増していった。
真の共産主義実現を目指す赤軍情報部員のヴォロージャは、
独裁体制によって理想が崩れ去るのを目の当たりにし国家への信頼を失う。
ナチスが猛威をふるうベルリンではカーラが看護師として家族を支えながら、
ある病院で進行中の残虐行為を暴くべく潜入調査に乗りだす。
だがその行動によって大きな危険の渦中へと巻き込まれていく。
やがて戦いは太平洋にも広がり、ハワイで悲劇の幕が開く……。
ケン・フォレット渾身の歴史大河ロマン、第3巻!
感想・レビュー・書評
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7月-1。3.5点。
第3巻。本格化する第二次大戦。
ハワイでは登場人物に、日本軍の攻撃が。
主人公たちの身の危険、愛憎劇等々、読み応えあり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2015/01/10完讀
1941~1943
カーラ和友人フリータ潛入アケルペルク調查出醫院的秘密並且公諸於世,讓納粹停止這個計畫。她也從醫院偷要給猶太醫師,並和和フリータ開始進行間諜活動,和母親不小心殺死發現他們秘密的中尉。カーラ的哥哥エリック發現納粹在東線濫殺無辜感到震驚,也支持自己妹妹當間諜。
另一方面ヴォロージャ參加了莫斯科的保衛戰,但也對史達林政府感到失望。而ウッディ和女友ジョアン一起去珍珠港找當兵的弟弟チャック和他男友,沒想到遇上日本偷襲珍珠港,ジョアン中彈身亡。チャック隨後被派上約克頓號見證了中途島之戰。
グレッグ再和以前被父親拆散的黑人女侍重逢,也才發現他有了六歲的兒子ジョージ。他被拉進曼哈頓計畫中,進行核子分裂相關的研究。另一方面他的姊姊デイジー和子爵婚姻關係降到冰點,子爵也發現自己不孕症。當她決定要和在前線接應逃亡者的ロイド結婚,但子爵堅持不願離婚,ロイド去談判並告知自己是其異母兄,但子爵嗤之以鼻。 -
1941年〜1942年のヨーロッパ、米国、ハワイの物語。
ナチスによる障碍者殺戮、ユダヤ人迫害、ドイツのソ連侵攻とモスクワ攻防戦、パールハーバーからミッドウェイ海戦、アメリカとソ連それぞれの科学者による原子爆弾開発競争が話の軸をなす。多くの登場人物(特に男性)が死亡する。デイジー・ペシュコフ(ロシア移民2世の米国人)とロイド・ウィリアムズ(ウェールズ炭坑労働者一家の軍人)が主人公として確立していく。前作「巨人たちの落日」からのつながりが重層的につながり、非常に面白い。 -
Ⅰ~Ⅳの時代は1933年~1949年で、第二次世界大戦前、中、後が描かれている。ナチスの動きを中心に、英・仏・露・米の各国に暮らす登場人物たちの日々の物語である。立場や環境は異なるが、それぞれ自らの信念に従い突き進んでいこうとする人間の強さや勇気が伝わる作品。ケン・フォレットの人間史はすばらしい。
作者があとがきによると「百年三部作」の二作目にあたるらしい。一作目は「巨人たちの落日」とのこと。三作目が楽しみである。