神の起源(上) (ソフトバンク文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797371789

作品紹介・あらすじ

南極で気候調査をしていたNASAのチームが、氷の中から男の遺体を発見した。見かけこそ現代人と変わりなかったが、防寒服らしき衣類には誰も見たことのない複雑な繊維が使われていた。埋もれていた地層から推測すると、男が死んだのは4万年前。この事実をNASAに報告すると、なぜかアメリカ陸軍が遺体の回収に現れる。同時に調査チーム全員も帰国を命じられるが、その途上でヘリが爆発。リーダーのリンを除く全員が謀殺される-。彼らを亡き者にしてまで謎の勢力が守ろうとする秘密とは何か?謎の組織の正体とは?

感想・レビュー・書評

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  • 取り扱っているテーマが興味深いSF風B級小説
    エンターテイメントとしてはそのそこ楽しめた

  • 思ったよりもボリュームなく
    あっさり読めました
    というか先が気になって読み進めた感じです
    映像化したらおもしろいかも

  • 神の起源(上) (ソフトバンク文庫)

  • (上下巻共通)
    4 万年前と思われる南極の氷のなかから未来的な服装のミイラが見つかって、というエピソードから始まる、「と本」的エピソード満載のアクション小説。
    後半 CERN とかエリア 51 とか出てくるあたりからが、本領発揮ですね。
    まじめなアクション小説と思って読むと、怒り出す人もいそうですが、こういうものを書く作家だと思って読めば、愉しめることでしょう。(^^;
    クライマックスに対し、オチがちょっと地味めな印象でした。

  • 信じる信じないは、別にしても地球上には現代科学では説明のつかない遺物が点在する。グラハム・ハンコックの「神々の指紋」は、そのような遺物の解釈に一つの方向を与えているので読んでみて損はない。本書は、先史時代に文明をもたらした天から下りてきた人びとの話を下敷きにしたサスペンスである。物語は、NASAの南極氷原の融解調査チームが偶然に発見した遺体から始まる。なんと4万年前の氷層にその遺体は埋まっていたのである。しかも、現代でも実現していないハイテクな装備を身に付けて。その後、連絡を受け回収部隊が到着したのち、ヘリコプターごと調査チームが葬りさられる。この調査を指揮している女性研究員のリンは、間一髪のところで脱出に成功し、別れた夫のアダムスに連絡を入れ、アメリカ合衆国の資産を自在に操る謎の集団と南北アメリカ大陸をまたにかけての逃避行

  • 1年ほど積んどきました。しかも上巻だけ(笑)。3日で一気に下巻まで読みました。途中からテンポがよくなり、読みやすかった。
     追われる者の描写と追跡のかわし方の組み合わせがいい。最近の追跡は衛星から、街角防犯カメラからありとあらゆるものが使われ、一昔前の角を曲がって、すぐ物陰へ・・・なんていう古典的逃走方法が役に立たないのが残念。実際、CIAやNSAなんかの追跡はもっとえげつないんでしょうね。(笑)

  • 今の人類社会は何度目かの文明社会というのは、こういった都市伝説的な世界では当たり前の話らしい。
    それを知らなかった私にとっては、新鮮で、もしかしたらそういうこともあるかも!?と思わせる、なかなか面白い話だった。

    ラストが悲しいのがちょっと。。

  • 南極の氷の下から高性能防護服に身を包んだ4万年前の死体が発見された。しかしその南極探査チームのメンバーは死体発見後命を狙われ、一人の女性研究者を除いて全滅する。
    その女性は元夫で国境警備の特殊部隊にいたネイティブアメリカンの男に助けを求める。

    初めは星をつぐもの的な話かと思いきや、バリバリのアクションモノ。
    著者は元軍人なので、アクションや戦略は唸る面白さ。
    主人公の男強すぎです。

  • ジェットコースター小説ですね。
    物語が一気に立ち上がります。

    上下巻構成なので、上巻では、
    物語の始まりから、
    なんとか話しとして軌道に
    乗り始めるくらいのところまでのイメージですね。
    起承転結で言うと、『承』までと言うところでしょうか。

    物語が、もっと進む下巻が楽しみ。

  • ダン・ブラウン系とのことで手に取った。科学、歴史、神秘、謀略、国家機密といった自分好みのテーマで最後まで楽しんで読めた。ただ若干アイデア先行で、表現、展開、周辺知識の予備調査は不足気味。幅・深みや真実味帯びた迫力といった面はダン・ブラウン作品に及ばないかも。最後のオチは頂けない。ただ自分好みの作品が増えるのは嬉しい。デビュー作ということなので、是非本書の成功を元手に次回作を期待したい。

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