冒険投資家ジム・ロジャーズのストリート・スマート 市場の英知で時代を読み解く

  • SBクリエイティブ
3.86
  • (15)
  • (25)
  • (14)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 225
感想 : 25
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797372397

作品紹介・あらすじ

金融と投資の世界に身を投じ、冒険を追い求める人生の途上で手に入れた深い見識。伝説の投資家が激動の市場動向と投資戦略を明かす。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ジム・ROGERS本は数冊目なので重複して書かれている事も多いが、世界を語らせたら一級品の一人。各国の歴史から長期間学んでいる事が将来の的確な予測に繋がるのだと思う。
    ・ロシアは問題が有りすぎる。
    ・シンガポールは繁栄をし続けるダイナミックさがある。(現在居住)政府が居住地を住民に与える事で、生活の向上を図っている。
    ・新興市場のETFを空売りする事で売買の手間を極限まで削減している。
    ・子供には財産を渡さずに、正しい心の持ちようを教えたい。親の年齢になったとき、後悔の念無く振り返ってくれたら親の役目を果たしたことになる。の表現には心を打たれた。

  • ジム・ロジャーズの投資活動に対するアナザーストーリー的な本。
    彼のファンなら興味深い内容だけれど、具体的な投資内容に関する記述が少ないことからそうでない人にはさほど面白くないと思う。
    それにしても政府高官や政治家に対する個人的な批判にページを割きすぎ。しかも恨みつらみでかなり執念を感じた。2~3ページ、さらっと紹介する程度でいいと思う。
    2013年に書かれたこの本。未来の予言も多々あったが2019年現在、当たっているのは半分くらいかな。
    半分あたればまあ凄いと言えば凄いか。

  • ジム?ロジャースの生涯と哲学
    実際に世界各地を旅行して培った考察は示唆的だが
    個人的には中国を過大評価しているようにも思える
    政治家への批判も多い

  • ジョージ・ソロスとともにファンドを立ち上げた伝説の人の自伝。
    正直あまり面白くなかった。

  • 投資には、金融経済だけでなく、その国、その物、情勢を理解できる能力が必要であることが分かった。
    そして、それを行動に移す勇気もいる。

    余談だが、ロードバイクで日本一周と世界を回ってみたい!ヨーロッパとか!ツールドフランス見たい!

  • 今回のこの1冊はジムロージャースの自伝的な内容でもありますが、世界での長期的な投資展望を予測ためにも良い1冊かと思います。

  • 投資や時代の読み方よりも、生き方や考え方の本。タイトルとの差異はあれど面白い。

  • 個人的な考えが経験を元に述べてあったので参考にはなったが雑多に書いてある感が拭えなかったため読みにくかった。内容を項目別に整理してあれば良かったのだが、時系列で個人的な出来事も混ざっていると混乱するので個人的にはあまり好きではなかった。
    今回は読み切るのに時間が掛かってしまった。

  • 読み手によっては少し鼻につく表現があるかもしれない。ジム・ロジャーズ氏の著書は初めて読んだが、個人的には総合的に見てすごく役に立った一冊。特に8章と15章に得ることがあった。中でも『政府の出す数字などはたいてい広報上の言い訳でしかない』には、最近発表されたあまりにも楽観的な幾パターンかの年金の将来的見通しの数字を見ると、納得せざるを得ないという気になる。著者が実行したアジアへの移住も、その生活レベルはさておき、熟考に値する1つの選択肢だと改めて感じた。著者の移住したシンガポールは金銭面含めあらゆる条件面で無理なので、個人的には今ならマレーシア、特にジョホールバル地区辺りなどがその筆頭に挙げられる。購入。

全25件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

■著者略歴
ジム・ロジャーズ(Jim Rogers)
1942年、米国アラバマ州生まれ。イェール大学で歴史学、オックスフォード大学で哲学を修めた後、ウォール街で働く。ジョージ・ソロスとクォンタム・ファンドを設立し、10年間で4200パーセントという驚異的なリターンを上げる。37歳で引退した後、コロンビア大学で金融論を指導する傍ら、テレビやラジオのコメンテーターとして活躍。2007年よりシンガポール在住。ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスと並び世界三大投資家と称される。 主な著書に『冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界大発見』(日経ビジネス人文庫)、『危機の時代』(日経BP)、『ジム・ロジャーズ 大予測』(東洋経済新報社)『大転換の時代』(プレジデント社)がある。

「2023年 『捨てられる日本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジム・ロジャーズの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×