- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797372526
作品紹介・あらすじ
現代動物調教研究同好会-通称『どうちょけん』。それは私、良田胡蝶が新たに創部した、人と家畜の心を通わせるための部活である。…そんな私の前に立ちはだかる黒い影!飛騨高山のライバル校、過激な動物愛護団体、そして…謎のサングラスの男!貴様は-!?人は虚無の畜産にぬくもりを見つけられるか。
感想・レビュー・書評
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いつものようにコメディ部分とまじめ部分の
がりがりじゃりじゃりとした齟齬が持ち味なのだが
今回は素材が難しかったからか苦労している
読者が中高生と限られているにせよいや限られているからこそ
どのような姿勢で情報を提示するかの塩梅が計り難い
難しいからこそいろいろ詰め込んだのはよいけれど
それをうまくのりこなすところまでは
キャラクタの力が充分でなかったと思う詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
命について考えさせられる第5巻目。
畜産業(農林水産業従事者)が抱える宿命を上手に描き出している。
キリスト教でいう「原罪」を人間は生まれながらに抱えているのだなぁ。 -
牛の技能大会?って感じで爆乳おっぱいさんこと胡蝶に焦点を当てたお話。最初は短編的な話の流れで、ふうんと進めていったけれど、最後の最後で子牛が生まれるシーンでの林檎の叫びと胡蝶の思いにぐっと来てしまった。
まー、食の倫理って難しいよねー。恒例の農業のテーマを見せられた次第でした。ちょっとパワー落ちたかなあと思ったけれどそうではなかった?でも持って行き方がちょっと強引だった気がしないでもないかな…。 -
すごく勉強になる。
学生のころ読みたかった!
社会とかの教科書より分かりやすいと思う。
吉田さんはがんばりすぎ… -
読了
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林檎は部活動で牛の調教をする事に。
県の共進会に出場。
牛はかせに聞いてみようが面白かった。 -
今回はややシリアス多めです。
林檎がおっぱいさんに向かって言うあの台詞で泣いてしまいました。
色々考えさせられるお話でした…。