ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 2 (GA文庫)
- SBクリエイティブ (2013年2月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797373073
作品紹介・あらすじ
「初めまして、白髪のお兄さん」ベルに声をかけてきたのは、自ら"サポーター"を名乗る少女・リリだった。半ば強引にペアを組むことになった少女を不審に思いながらも、順調にダンジョンを攻略していく二人。束の間の仲間。一方で、リリが所属する「ソーマ・ファミリア」には悪い噂が絶えない。その先には、人の心までも奪うとされる"神酒"の存在が-?「神様、僕は…」「大丈夫、ベル君の異性を見る目は確かなのさ。神のように、きっとね」これは、少年が歩み、女神が記す、-「眷族の物語」。
感想・レビュー・書評
-
リリが仲間に
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
学生(らいすた)ミニコメント
弱かった主人公が理想を追い求めて強く成長する点
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1258772 -
内容盛りだくさんな2巻。
色んな人が色んな所で動き回っている。
ベルが如何に人々に、神に好かれているかが分かる。
アニメよりダイレクトに登場人物達の胸の内を感じられて、より世界をアニメと合わせて理解できたし、楽しめました。
そろそろ“彼”も出るのかな?……と思いつつ。 -
リリ登場。リリに振り回されるが、なんやかんやで人が良いベルくんの素晴らしさに当てられる。自頭は良さそうなキャラの加入で今後どのようになるか。
-
★3.5
-
楽しかった
-
「初めまして、白髪のお兄さん」ベルに声をかけてきたのは、自ら《サポーター》を名乗る少女・リリだった。半ば強引にペアを組むことになった少女を不審に思いながらも、順調にダンジョンを攻略していく二人。束の間の仲間。一方で、リリが所属する【ソーマ・ファミリア】には悪い噂が絶えない。その先には、人の心までも奪うとされる《神酒》の存在がーー? 「神様、僕は…」「大丈夫、ベル君の異性を見る目は確かなのさ。神のように、きっとね」これは、少年が歩み、女神が記す、ーー【眷族の物語】ーー
(2013年)
— 目次 —
プロローグ「弱者の嘲笑」
一章「デートのちサポーター」
二章「サポーターの事情」
間章「嗚呼、女神さま」
三章「魔法は膝枕を喚ぶ魔法」
四章「神酒」
五章「リセット」
エピローグ「舞台裏」 -
ダンまち2
210619読了
今年33冊目今月4冊目。
#読了
#ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか2
#大森藤ノ
継続的な成長を実感することがある。
力を持て余して振り回されたりするけど、謙虚ならば「いやまだ足らない、上には上がいる」と足るを知る。
最初と最後の対比が秀逸。
打算と包容力が戦ったら、打算に勝ち目はないよね。
-
思いの外色々あって読書時間が取れない2月でしたが、本著は仕事上がりでも読める気軽さがあって、良い癒しになりました。
ファンタジー世界で駆け出し冒険者のベル君が成長していく話の第2巻。単身でダンジョンに挑むベル君に、サポーターを名乗る(ちょっと怪しい?)少女が近づいてきて…という出会いを描いています。
最近の「なろう系」ラノベは、とにかくチート的に主人公が強い訳ですが、本著はその時代のちょっと前(というか、先駆けなんでしょうね)。
そんな中で、やたら都合良く主人公が成長する「理由付け(言い訳とも言う?)」ともなっているのが、本著の主人公、ベル君の人柄の良さなんだと思います。
神が生身でいる世界で、神よりも神レベルに純真な性格で、前向きで、覚悟を持ち合わせているこの主人公。たとえ騙されようとも、それでもその相手を救いに行く姿。読者としても、幸せに、強くなってほしいとつい思わされてしまう。
まぁだからといってチートが許されるかと言うと、そこまでは飛躍している感があるのですが、それでも、この理由付けも背景もへったくれもないチートばかりが世に溢れる時代で、ちょっと前はもう少し丁寧にコトが行われていたんだなぁと思うと、少し面白いなとも感じます。
気持ちの良い展開(ラノベ的な見せ場含め)、主人公を見守る温かいキャラたち。「萌え」要素よりは「燃え」要素の方が多いのかなと思いつつ、楽しんで読めました。続巻も楽しみです。 -
ベル君の爽やかさでリリが救われる話でした。