最後の授業 ぼくの命があるうちに (SB文庫)

  • SBクリエイティブ
3.62
  • (10)
  • (22)
  • (25)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 220
レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797374186

作品紹介・あらすじ

名門カーネギーメロン大学の講堂で、ある教授が「最後の授業」を行った。教授の名前はランディ・パウシュ。バーチャルリアリティの第一人者にして、コンピュータサイエンスの世界的権威だ。46歳、愛する妻と3人の子供に恵まれ、最高に充実した日々だった。だが講義直前、癌の転移が発覚、余命半年と宣告される。ランディには最後の教壇で、まだ幼いわが子へ、そして若者たちへどうしても伝えておきたいことがあった-。全米で話題になり、YouTubeを通じて世界中の人々に生きる勇気と喜びをもたらした、47歳でこの世を去った大学教授が残した感動のメッセージ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ガンで余命半年を宣告された大学教授。彼は残された時間を講義に捧げることを決断。綿密に準備された「最後の授業」で、彼は自らの生い立ちにはじまり、家族のことや夢、目標を赤裸々に語り、聴衆へこれからの人生を豊かにする方法を教える。

    彼の語りには悲壮感や後悔、死への恐怖は含まれず、前向きだ。そして、彼の人生は楽しむためにあった。死に近づいていく毎日も彼の人生であり、楽しんで過ごすつもりだと言い切る。

    死を前にして、これだけのことを堂々と語れる、この人の強さはどこから来るのだろう。この授業の半年後、死去。

  • 自分のキャリア形成、子どもの教育、この2つについて大切なことを教えてくれる作品

  • 誰にも必ず訪れる死について、ガンで余命半年を宣告された大学教授ランディ・パウシュが語る最後の授業。「何を言ったかではなく、何をやったか」の言葉は重い。

  • 以前、がん検診でガンの疑いありと言われたことがあり、その当時はそれだけでも毎日気分が落ち込んだり戻ったりの繰り返しだった。
    作者も強そうなメンタルの持ち主に見えるが、相当精神的に辛かったに違いない。やるべき事を見つけ、取り組んできたからこそ前向きに死と向き合えた部分があったのだろう。


    以下、印象に残った文章。

    夢をかなえる道のりに障害が立ちはだかったとき 、僕はいつも自分にこう言い聞かせてきた 。レンガの壁がそこにあるのには 、理由がある 。僕の行く手を阻むためにあるのではない 。その壁の向こうにある 「何か 」をどれほど真剣に望んでいるか 、証明するチャンスを与えているのだ 。

    彼が死ぬときは 、あなたの一部も死んで一緒に行くと 。彼がどこに行くとしても 、あなたも行く 。彼は一人ではないのです。

  • "膵臓癌と告知されたカーネギーメロン大学の教授が行った最後の授業のエッセンスが本書。ランディ・パウシュさんがその人だ。お子さんが3人いる。癌は転移をしており、余命はわずかと言われている人の、コメントには重みがある。
    ランディさんは、いつも明るくポジティブだ。誰もが好きになるような人に違いない。
    心に残ったものをいくつか記録しておきたい。

    子供のころの夢を次々と実現していくエピソードは痛快。
    無重力を体験したいという夢も、あきらめることなくあらゆる発想力を使って実現するところなど最高。
    フットボールのグレアム監督の教えも印象に残った。基本を学ぶこと。また、頭のフェイント(間接的に学ぶこと=学んでいるときは理解できないが後になってわかること)の話も心に残る。
    スタートレックのカーク船長(ウィリアム・シャトナーさん)へ披露したバーチャルリアリティ(パウシュさんは、バーチャルリアリティの第一人者)。エンタープライズ号の内部を再現した。私も是非見てみたい!と思った。

    「何を言ったかではなく、何をやったか」これは、娘へのアドバイスだが、この言葉を自分自身に言い聞かせたいと思った。

    ランディさん!あなたの一部を受け取っている人が、遠い国日本でもいる。あなたは、すばらしい人だ。"

  • 余命半年を宣告されたカーネギーメロン大学教授ランディ・パウシュ氏による「最後の授業」。内容は主に子供のころの夢を実現させる方法を聴衆に向かって語ったものだけど、この語りは自分が死んでしまったあとにのこされる奥さんと子どもたちに向けられたものだ。

    この本は自己啓発書のジャンルに入るのだろうけど、ぼくはそれよりも、自分の死と直面した時にどうふるまうかについて考えさせられた。ランディ氏は、この最後の授業の映像を通して愛する家族と会話することができるのだ。たとえ自分の肉体がなくなってしまっても。自分が死んだあとも、家族と会話ができる…たとえ物理的には不可能でも、遺された家族が自分と会話してる気持ちになれるのだとしたら、すこし心がかるくなる。

  • いつ何時、自身の望まないところで生を絶たれる運命に襲われるかもしれない。その時に生きてきた証を残すことができるは、強い想いをもって自身の人生を歩んできた人だけだろう。

  • まぁもう、感動ですね。分野が同じだけに、この方の達成したことが凄いし、とても響いた。

  • きちんとYouTubeで生の講義を聞きたい。とても大切なことを書いているがやはり本人の講義を聞くことで、自分の体の中に入る気がする。最後の章は泣きそうになった。

全21件中 1 - 10件を表示

最後の授業 ぼくの命があるうちに (SB文庫)のその他の作品

ランディ・パウシュの作品

最後の授業 ぼくの命があるうちに (SB文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする