- 本 ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797375558
感想・レビュー・書評
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真涼は鋭太に、フェイクの恋愛関係を解消すると告げます。鋭太は驚くものの、彼女の申し出を断る理由はなく、別れることに同意しますが、すっきりしない気持ちをいだくことになります。そんななか、鋭太は真涼の父親の夏川亮爾(なつかわ・りょうじ)に出会い、ことばを交わします。
真涼を「夏川家の宝石」としてあつかい、彼女の気持ちを考えようとしない父親は、真涼の母親と別れるにいたった経緯を鋭太に話します。一時は燃え立ったものの、やがて情熱をうしなってしまう恋愛に対してシニカルな見かたを語る真涼の父は、真涼の将来を彼自身の手でコントロールしようと考えていますが、鋭太はそんな真涼の父親にせいいっぱいあらがいます。
他方、鋭太と別れることを決意した真涼は、鋭太と千和が深いきずなで結ばれていることを知り、二人の恋を応援しようとするものの、鋭太に対する想いを断ち切ることができず、彼女の心は不安定に揺れ動きます。
なお巻末には、真那とカオルの出会いをえがいた短編「真那の真っ赤な自転車」が収録されています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最終回への準備段階やろか。
それぞれ、腹をくくっていく話なんやけど、肝心な奴らがまだ迷い中やな。
本編より、パチレモンより、修羅これがおもろかったりするわ。 -
大きく物語が動きそうで動かない…メインルートはモヤモヤする感じだし…でも気になって読んでしまうそんな巻でした。
次も大きな動きはなさそうかなぁ…読むけど。 -
千和エンドにいきそう。
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まだ終わっていませんが、シリーズの転換点かと思います。今後は、変な引っ張りなどは無いことを願うばかりです。
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急にパワーがなくなったような。終わりが近いということかな。ハーレムエンドでいいじゃないか
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真白さんキャラ崩壊しすぎじゃないですかね。。。
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久々の続刊。普通のラブコメになってきたな。
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これまではコメディ色が強かったが、主人公とヒロインたちとの関係が大きく変わり、息苦しくなる展開も含まれるようになってきた。
いわゆるラブコメ特有の明るさが消えてきているので終わりが近くなってきているのかもしれない。
著者プロフィール
裕時悠示の作品





