親と子で学ぶ算数入門

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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797376234

作品紹介・あらすじ

急所さえ押さえれば、算数・数学はちゃんとわかる。
算数・数学教育で定評のある著者が、「ここがわかれば算数・数学は大丈夫」という基本ポイントを伝授。
数学をゼロから学びたい方、子どもにしっかり教えたい方への最高の入門書です!

「水道方式」「量の理論」など、算数・数学教育で定評ある著者による算数の入門書です。
「0をどう教えるか」「くり上がり・くり下がり」「数の三者関係」「分数のかけ算の意味」
「応用問題のむずかしさ」など、小学校の算数での急所となるところを、
なぜ、そこで子どもがつまずくかという背景もふまえて、じっくりと解説しています。
算数、そして、数学をゼロから学びたい方、子どもにしっかり教えたい方にとっての格好のテキストです。

第1部 数と計算
第2部 量と応用問題
第3部 集合と関数

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  • 算用数字。
    0とは何か。
    十進法。
    位取り。
    タイルを使う。
    ×暗算 ○筆算。
    5・2進法。
    かけ算はかけ算。
    ×7÷3=2…1 ○7÷3=2+1
    量と数。集合数と順序数。
    分数。2つの数の割合としての。演算としての。量としての。
    分数もタイル。(折り紙)
    連続量の単位。直接比較・間接比較・個別単位・普遍単位。
    外延量。内包量。
    集合と要素。
    関数。ブラックボックス。記号の威力。

    小学校の先生はこれ読んでから算数の授業をやるべき。
    大学での専門が数学でなかった教員は必須。

  • 算用数字をタイルでまず覚えさせる方法は、たしかにいいかもしれないけど、そこまで固執する理由がよくわからない。内容としては、算数をほぼ網羅しているけど、この頭の固そうなところが理解しにくい。

  • 遠山啓が算数の急所をじっくり解説している。
    時代的にかなり古い記述もあるが、全体としては今でも十分通じると思う。
    未就学、または小学校低学年までのお子さんを持つ保護者の方にお勧めしたい。

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著者プロフィール

遠山 啓(とおやま・ひらく):1909-79年。熊本県生まれ。東京大学数学科に入学するも退学、のち東北大学数学科を卒業。海軍教授をへて東京工業大学教授。数学教育への関心から民間教育団体「数学教育協議会」を結成、長く委員長をつとめた。数学教育の理論と方法を開発・提唱し、その水道方式、量の理論などは、教育現場に大きな影響を与えた。著書に『無限と連続』『数学入門(上・下)』(以上、岩波新書)、『代数的構造』『現代数学入門』『代数入門』『微分と積分』(以上、ちくま学芸文庫M&S)『競争原理を超えて』(太郎次郎社)などがある。教科書や雑誌の創刊にも多く関わった。

「2023年 『初等整数論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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