- 本 ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797377354
感想・レビュー・書評
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鋭太を捨てて男とともに家を出た彼の母親の季堂美星(きどう・みほし)が、とつぜん家にもどってきます。母親を許すことができない鋭太は、家を出て愛衣の部屋に泊ることになり、愛衣はいっそう鋭太に対して積極的にアプローチするようになります。一方、鋭太と千和の幼なじみのきずなを知って身を引くことを決意した真涼は、そんな愛衣の振る舞いを苦々しく感じていました。真涼は、鋭太と千和が結ばれるために、愛衣に対する妨害をはじめます。
そんななか鋭太は、学年トップの成績をうばわれることになった最上(もがみ)ゆらの父親の話を聞くことになります。ゆらの父は整形外科で、かつて千和の主治医でしたが、千和は剣道をつづけることができなくなり、そのことがきっかけで鋭太は医者をめざすことを決意しました。医者の仕事は「負け戦」であるという、ゆらの父のことばを聞き、さらに千和が剣道をつづけることができなくなった自分自身の境遇を受け容れて前に向かってあゆんでいることを知った鋭太は、あらためて自分自身の目標として、医者をめざします。
他方、鋭太と千和の心のつながりを知った愛衣は、自分が二人のあいだに割り込むことはできないとショックを受けたものの、やがてそれを乗り越えて、鋭太への想いをつらぬく決意をします。
真涼の迷いが依然としてつづいていますが、彼女が自分自身の問題に決着をつけて、元の毒舌キャラにもどる日は果たしてやってくるのでしょうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんだか…収集つかなくなってきてる…
最後はキッチリ締められるんだろうか?俺たちの戦いはこれからだエンド…あると思います。
壊れてから久しいメインヒロインにもそろそろ戻って来てほしいところ。 -
ついにハーレムエンドへ向けて物語が動き出す
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筆者の価値観なのか、単にありきたりを嫌気したのか。最後に鋭太が一歩踏み出すのですが、それが真意なのか、救済目的なのか、今後が楽しみです。
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愛ちゃん大勝利ー!破壊力がヤバイ。そして真涼の方は別の方向で破壊力がヤバイ。
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予想を大きく外れてきた。。。邪道ラノベっぽくなってきた。
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医者とは、負け戦である。って取材して得た言葉なのか、想像なのかわからないけど、実際に働いている人から聞く大切さって言うのが伝わる。
それに、どうにかできるのは、過去ではなく未来だけってのも重要。
話の展開は、、、落とし所難しそうだ。。 -
こんなになっちゃって、どーすんだこれ。
著者プロフィール
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