永遠の始まり III (SB文庫)

  • SBクリエイティブ
4.15
  • (8)
  • (7)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 63
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (584ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797377446

作品紹介・あらすじ

激動の20世紀を舞台としたシリーズの最終巻となる本作では、第二次大戦後、1961年のベルリンの壁、アメリカ公民権運動などを軸に物語が展開する。家族と別れ、壁の向こうの自由を求める姉弟、差別と闘い続ける黒人青年、モスクワで地下活動を行う美人ジャーナリスト、そしてその家族と友人たちの人間ドラマが、史実と密接に関わりながら濃密に紡がれていく極上のエンタテインメント小説。

アメリカでは公民権運動がかつてない高まりを見せ、黒人の自由と平等のために全身全霊を捧げてきたジョージの夢がかなう日が近づいていた。しかしそれを目前にケネディ大統領が凶弾に倒れ、アメリカはふたたび混沌の渦中へ! 一方、モスクワでクーデターが勃発、ディムカが側近を務める第一書記が失脚し、体制が一転する。より良い社会を築くために苦闘してきたディムカは失意の日々に。そしてターニャは、友人で政治犯の囚人の手記を西側諸国で出版しようと密かに計略をめぐらせていた……。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 1963-67年の話。ロシアではフルシチョフが失脚するころ。アメリカではケネディ大統領暗殺後、キング牧師・ロバートケネディが暗殺される時代。ベトナム戦争が始まりニクソンが当選。世相はヒッピームーブメントやフリーセックスが謳歌。このころの若者は現在70代から80代。60'sは歴史上の出来事なんだなと実感。

  • 10月-7。3.5点。
    第三巻。時代なのか、フリーセックスということで
    性描写が非常に多い。しょうがないか。
    ケネディ暗殺後。暗い感じだが、少しずつ明るい兆しも。
    次作、三部作完結。楽しみだ。

  • 第3巻は、ヒッピー・ムーヴメントから、キング牧師&ロバと・ケネディ暗殺からニクソンの当選まで。
    大長編なのに全然ダレ場がないのが凄い。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

Ken Follett
ケン・フォレット
1949年、ウェールズ生まれ。新聞記者、出版社勤務などを経て1978年にスパイ小説『針の眼』を発表、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞を受賞。1989年に発表された『大聖堂』は全世界で2000万部を超える大ベストセラーに。その後、続編『大聖堂-果てしなき世界』、「百年三部作」の『巨人たちの落日』『凍てつく世界』『永遠の始まり』を執筆、さらにはキングズブリッジ・シリーズの『火の柱』および本書を書き継いでいる。最新刊は『ネヴァー』。


〈扶桑社ミステリーのケン・フォレット作品〉
火の柱(上・中・下)
ネヴァー(上・中・下)

「2022年 『大聖堂 夜と朝と(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ケン・フォレットの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊坂 幸太郎
ケン・フォレット
三浦 しをん
ケン・フォレット
ケン・フォレット
ケン・フォレット
ケン・フォレット
村上 春樹
高野 和明
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×