- Amazon.co.jp ・本 (584ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797377446
作品紹介・あらすじ
激動の20世紀を舞台としたシリーズの最終巻となる本作では、第二次大戦後、1961年のベルリンの壁、アメリカ公民権運動などを軸に物語が展開する。家族と別れ、壁の向こうの自由を求める姉弟、差別と闘い続ける黒人青年、モスクワで地下活動を行う美人ジャーナリスト、そしてその家族と友人たちの人間ドラマが、史実と密接に関わりながら濃密に紡がれていく極上のエンタテインメント小説。
アメリカでは公民権運動がかつてない高まりを見せ、黒人の自由と平等のために全身全霊を捧げてきたジョージの夢がかなう日が近づいていた。しかしそれを目前にケネディ大統領が凶弾に倒れ、アメリカはふたたび混沌の渦中へ! 一方、モスクワでクーデターが勃発、ディムカが側近を務める第一書記が失脚し、体制が一転する。より良い社会を築くために苦闘してきたディムカは失意の日々に。そしてターニャは、友人で政治犯の囚人の手記を西側諸国で出版しようと密かに計略をめぐらせていた……。
感想・レビュー・書評
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1963-67年の話。ロシアではフルシチョフが失脚するころ。アメリカではケネディ大統領暗殺後、キング牧師・ロバートケネディが暗殺される時代。ベトナム戦争が始まりニクソンが当選。世相はヒッピームーブメントやフリーセックスが謳歌。このころの若者は現在70代から80代。60'sは歴史上の出来事なんだなと実感。
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10月-7。3.5点。
第三巻。時代なのか、フリーセックスということで
性描写が非常に多い。しょうがないか。
ケネディ暗殺後。暗い感じだが、少しずつ明るい兆しも。
次作、三部作完結。楽しみだ。 -
第3巻は、ヒッピー・ムーヴメントから、キング牧師&ロバと・ケネディ暗殺からニクソンの当選まで。
大長編なのに全然ダレ場がないのが凄い。