一生成長し続ける人が大事にしている、五賢人の言葉

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797380231

作品紹介・あらすじ

◆稲盛和夫、伊藤雅俊、ドラッカー、孫正義、松下幸之助――
これら5人の生き方を見よ!
経営のエッセンスが凝縮された名言から学ぶ、
小宮一慶流、成功の引き寄せ方。

◆5人から導き出される成功法則、その共通点とは?

◆構成 
第1章 稲盛和夫から学ぶ
第2章 伊藤雅俊から学ぶ
第3章 P.F.ドラッカーから学ぶ
第4章 孫正義から学ぶ
第5章 松下幸之助から学ぶ

感想・レビュー・書評

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  • ビジネスマンが成功する為に必要なのは、思考力と実行力
    自分は正しい生き方をしているか、驕り、慢心し道を外れていないか、常に自問自答しながら仕事に打ち込み、学び続ける事によって生き方の指針を形つくられる。
    仕事とは、給料をもらう為の手段だけではなく、自己実現や社会への貢献等、広く社会や人とつながる大切な接点である。
    人生を豊かにしてくれるのは社会とのつながりであり、そのつながりが仕事
    仕事がつらい面白くないと感じるのはとても勿体ない事
    常に明るく前向きに仕事に打ち込み、創意工夫を重ねていけば、おのずと結果が出るようになる。良い結果がもたらされれば自然と仕事は楽しくなる。
    仕事は本来楽な物ではない、楽でないものを楽しくやる
    自分の利益だけでなく、まわりや社会の利益も考える人、利他心のある人は成功する。
    現場(事実)を見て、そこから共通する一般法則を導き出す事を帰納法と言う
    その逆が一般的な法則に基づいて(こうなるはずだ)と考える演繹法
    鳥の目とはミクロの目のこと、さまざまな視点から見る事
    魚の目とは流れの中で見る目、理論や理屈だけでなく、感性で世の中の流れや物事を捉える事
    関心→疑問→仮説→検証 のサイクルを繰り返す事で、ものを見る力が向上する。
    目的とは存在意義、あるいは最終的に行き着く所、目的を言葉で表したものが、理念でありビジョン 目的は最終的に行きつく所であるのに対し、目標はその手段であり、通過点に過ぎない
    ドラッガーが言う企業が成すべき事
    1.現在の事業の業績向上
    ・市場の拡大
    ・コスト削減や生産性向上
    2.機会の追求
    ・設備投資や商品群を揃える、販売地域を変える
    3.新規事業
    ・新しい事への挑戦
    ビジネスや人生で成功し、一流になりたければ有る時期に資源・特に時間を自分の得意分野に集中し、その能力を高め、強みを作る努力が必要
    計画を実現させるコツは大きな目標をかかげ、それを小さな単位の目標に落とし込んでいく、月間目標を立てる、目標を忘れてしまう事が、目標を達成出来ない大きな要因
    自分の仕事は自分がやっている自分の仕事だと思うのはとんでもない
    本当は世の中にやらせてもらっている世の中の仕事である。
    大切なのは、世の中にやらせてもらっている仕事を、誠実に謙虚にそして熱心にやる事

  • それぞれが薄い印象

  • 稲盛和夫「人生の結果=考え方x熱意x能力」

  • 経営コンサルタントである小宮一慶氏が稲盛和夫氏、伊藤雅俊氏、ピーター・ドラッカー氏、孫正義氏、松下幸之助氏の産業界を代表する5名の賢人の言葉から経営や成功の本質に迫った一冊。

    何名かは著者を読んだことがあるので、もともと知っているものもありましたが、改めて勉強することができいい機会になったと感じました。
    本書を読んで紹介されている5名にはそれぞれ異なる事業を行っていたりはしますが自分の芯となる原点を持つことが大切なこと、利益をあげることに比重を置かないこと、目の前のことに真摯に取り組むこと、目標を明確に設定することなど共通している部分があり、それが現在の地位を築いた基となっていることを感じました。
    また、伊藤氏の商売の基本や孫氏の目標達成への厳しい姿勢など各人毎で個性も感じることもできました。

    本書の中でも伊藤氏のところであった見えていないお客さまを想定することやドラッカー氏の目的と目標を混同しないことと今後の知恵の重要性は印象に残りました。

    全体を通して人生の基本となることが書かれていると感じました。
    最後にあった生成発展の考えを大事にし、本書にある考えを理解し実践していきたいと感じた一冊でした。

  • ビジネス書というより教養に近い。
    すぐに読める、仕事への姿勢、学び、成功などのキーワード。
    個人的には稲盛さんが一番よかった。
    他に、ドラッカー、松下幸之助、ヨーカドーの伊藤さん、孫さんが登場します。

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著者プロフィール

経営コンサルタント/株式会社小宮コンサルタンツ代表

「2022年 『経営が必ずうまくいく考え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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