自分を変える読書術 学歴は学<習>歴で超えられる (SB新書)

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  • / ISBN・EAN: 9784797380675

作品紹介・あらすじ

あの渡邉恒雄主筆に見いだされて読売新聞社に入社。その後、三菱商事、ボストンコンサルティング社長を経て、55歳でドリームインキュベータを起業。カリスマコンサルタントとして名を馳せる知の巨人は、幼い頃から本の虫だった。さまざまな本を戦略的に読むことで目標を達成し、自己実現をしてきた。そんな著者の人生に、仕事に効く読書術を初公開。本を武器に学歴さえ凌駕してしまう戦略的読書術の真髄を解き明かす。

どこそこの大学卒だから学歴が高いという風潮、つまり大学受験における偏差値で評価する日本の学歴の捉え方は、諸外国とは大きく異なっていることを知っておくべきだ。だからといって諸外国の学歴に対する認識が正しいとは、私はこれっぽっちも思っていない。
「学歴なんてクソくらえ」ということが本書を読み進んでいくことによってわかってもらえると思う。
――序章より

感想・レビュー・書評

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  • 本は読まないよりは絶対に読んだ方がいい

    俺の最近嫌いな言葉が【字が多い】がすごく嫌で
    同僚に漫画を、かして…学園コメディーなのに
    【今回は字が多かったから…】とか言われる意味が分からなく…なんなら字の多さは【中】くらい
    でも多いらしい…
    文をサラッと見て【要約】して読んだりも出来ない人達が多い…

    勿論活字の本は読まない
    活字の本を読んでて【なに読んでるんですか?少し見せてください】パラパラ…【へぇ…字ぃ多いんですね】…

    謎…会話も謎…

    何よりも自分の仕事はお墓に字を彫る仕事なので
    大量に字を扱う仕事だから余計に意味が分からない

    読書で字を追いかける癖がないので
    ●交通標識の見落とし
    ●スマホニュースの見出しで判断し、内容を間違える
    ●人の話を聞けないのと、自分の考えだけを押し付ける人間が多い
    ●人の気持ちが想定できない
    ●客観視0
    ●なんなら仕事の原稿の見落としで間違う
    ●なんなら原稿見ないで彫刻し取り返しのつかないミスをする
    ●活字読まない奴がゲーマーばっかで、ゲームが好きらしいがゲーム内の活字も読まないので、ストーリーや内容、登場人物も大体覚えてない
    ●本人が面白いと言ってても、漫画や映画の感想が上手く言えない。読み終わっても内容を覚えないし。話の設定すら覚えてない…

    本を読まないと、知識とかだけでなく
    色んな能力が低下しているのに気がつかないものです

    • workmaさん
      ベルゴさんへ

      なるほど!
      『本を読まない・読む習慣がないと人はどういうことになるか考察』…。鋭い分析ですね。ベルゴさんの感想から、身の回り...
      ベルゴさんへ

      なるほど!
      『本を読まない・読む習慣がないと人はどういうことになるか考察』…。鋭い分析ですね。ベルゴさんの感想から、身の回りにいる人の分析に役立ちました。ありがとうございます。
      2023/01/03
    • ベルゴさん
      本を読まないと、いうことは
      【阿藤快】と【加藤あい】
      【江沢民】と【倖田來未】
      の違いも気づけないでしょう…(響き似てるだけじゃん!!)
      本を読まないと、いうことは
      【阿藤快】と【加藤あい】
      【江沢民】と【倖田來未】
      の違いも気づけないでしょう…(響き似てるだけじゃん!!)
      2023/01/03
    • workmaさん
      ベルゴさんは 今年もおもろいです!( ´∀` )b
      ベルゴさんは 今年もおもろいです!( ´∀` )b
      2023/01/03
  • ちょっと読んでて癖のある著者ですが、さすがに本を沢山読んでいるだけあって文章力があります。

    読書のメリットを多くあげていてくれて、モチベーションも上がりました。読書を習慣化する事がどれだけの効果があるのかを明解な文章で教えてくれます。

    著者のお気に入りの本を紹介してくれていますが、
    もっと多くの良書を紹介して欲しかった。

  • 30代から大きく伸びる勉強法を読み、著者の読みやすい文体や凄まじい経歴に惹かれ読了。色々な読書術の本にも書かれている通り、やはり古典がキモか。ずっと避けてきているが、30を超えしばらく経ったのでそろそろ挑戦してみたい。

    前のときも思ったが、ひたすら学歴批判をし、学習歴に重きを置く著者。しかし実態としては、恵まれた家庭環境、筑駒、東大、留学、一部上場企業、ハーバードでのMBA、ボスコンからの企業で大成功という華々しい経歴であり、そんな人に言われてもなぁ、と思わずにはいられない。

    ただ、読書の大切さは間違いないと私も信じてるので、まずは年間50冊を目標に頑張りたい。

  • 読書、若いうちにもっとしておくべきだったと改めて後悔。昨年から、年100冊以上のペースで読んでいるが、これが15年前だったらと悔やまれる。
    悔やんでも仕方ない。人生経験もてこに、より効率的で効果的な読書をして、人生を豊かにして行きたいと決意新たにした。
    ビジネスパーソンが読むべきジャンルは、生物学、歴史、軍事学、哲学、であると著者はいう。偶然にも、近年興味を覚えてきたジャンルと重なる。巻末の本の紹介を参考にして、そしてそれを突破口にして、読んで行きたい。

  • 最悪。
    いくら読み進めても腑に落ちないし、内容が全て著者の個人的な主観、根拠ゼロ。
    文字数が多い割には同じことを繰り返し書いてるだけだったり、ちょいちょい自慢をぶっ込んできたりで、話が通じないオッサンと会話してる様な感覚になりイラッとする。
    読む時間がもったいないので1時間もせずに中止、初めて駅のゴミ箱に捨てた。
    著者に対しては、むしろ良い印象を持っていたので本書を手にしたのだが、、、たぶん二度とこの人の本は読まないと思う。
    そもそも。
    東大出てる人が『学歴なんてクソ食らえ』って、あまりにも説得力が無さ過ぎますよ。

  • 生物学・歴史・軍事学・哲学など、教養を身につける読書もしていくべきだと感じた。リーディング・アサインメントは早速実践してみようと思う。

  • 面白かった。読書家の書く読書の本は、どうしてこうも面白いのだろう。著者の半生、読書との関わり、読書の効能など、全てが興味深くぐいぐいと読み進んだ。読書の量だけでなく、質も高めていきたいとの思いにかられた。教養ある思慮深い人になれるよう、日々前進あるのみ。今後、どんな本と出会って、自分がどう成長していけるのか。楽しみだ。

  • 氏の本を初めて読んだが、感銘を受けた。
    後付けかもしれないが、ちゃんと自分の人生を振り返り、それぞれの意思決定の意味を把握し自分で語れるというのは大事だなと思った。
    今からでも遅くないのでちゃんと読書を継続しようと思った。

  • これから読書を始めようかななんて思っていた時に、母からおすすめされた一冊です。

    読書に方法なんてあるの??という思いでしたが、特に5章からはこれから読書を始める私にとって、とても良いアドバイスが書かれていました。

    私が一番心に残ったフレーズは“最高の処世術は、妥協することなしに、適応することである”です。
    生物学からこのようなことを学べるとは思ってもいなかったので、凄くびっくりしたし、生物学ってビジネスにも繋がっているんだと感じました。

  • 読書と名のつく本には自然と目がいってしまいます。どんなことが書かれているのか、わくわくしながら手に取りました。

    不勉強で知らなかったのですが、著者は著名でとても優秀な方とのことで、ハーバードで日本人として初めて最優秀学生として称されたのだとか。著名なご友人についても本書で紹介されています。

    本書では、読書がいかに語彙を増やし豊かさを与えてくれるものか、教養を身に付けさせてくれるものかご自身の体験をもとに書かれています。

    興味深かったのは、おすすめジャンルとして紹介されていたのが「生物学」「歴史」「軍事学」「哲学」だということです。
    人間や自然についてよく知るということは、日々の営みや経営に直結して活きそうですね。ついつい難しいからと敬遠しがちですが、良書はきちんと読んでおこうと思いなおしました。
    巻末ではおすすめの本も紹介されており、早速何冊か購入しました。

    実際によく思うのですが、本を読めば読むほど、人ときちんと話をしようと思えば思うほど自分の教養不足を感じます。読んでも忘れてしまうことも多いですが、忘れていても血肉になっているものはあるはずだと思うことから、これからもきっと読み続けます。

    「読書は間接学習で学習歴を広げてくれるから、本から知恵をどんどん吸収していると仕事力はおのずと向上する」と書かれていたり、「環境を変える努力家の大半は、間違いなく努力家である」の言葉を目にしたせいか、今、すごく本が読みたくて仕方がない気持ちです。

  • 読書ノートは書いたほうが良いと書かれていたので、読んだ本の管理をしようと決意。
    197頁
    「もしも生まれ変わったら、お金儲けをするよりもなによりも、生涯読書ノートを書き続ける人生を送りたい~」
    ここまで・・・・。

    先人のアドバイスを素直に受け入れ、実行してみよう!

  • 何かできそうで、なかなかできなそうな、堀氏の読書術。

  • 論理が飛躍していると感じる箇所もあったが、本書を読んで毎日本を読もうという気にさせられたので、良書なのだと思う。筆者の成功が全て読書のおかげというわけではないと思うが、成功した筆者が自身の経験談を交えつつ読書の良さを語っており、説得力があった。

  • 1年50冊
    1週間1冊 ビジネス専門本
    1ヶ月1冊 小説
    1ヶ月1冊 その他

  • 以前読んだ同著「できる人の読書術」とかなり内容が似ていた。

    少し癖はあるものの、スラスラと頭に入ってくる。
    読書に対するアプローチなど、参考になることも多かった。

    TODO
    ・1年で100冊読む
    ・生物学書を読む
    ・巻末おすすめ書どれかを読む

  • 当然に読書の魅力と効力について。
    散々読書の効力を肌で理解しているが、たまにこういった念押しの1冊を読みたくなる。
    またたまに、乱読に焦りを感じることもあるが、まだまだガムシャラに読書に耽っていいと再確認。
    読書記録をつけていなかったのが人生の後悔と仰っており、私が当アプリをインストールしたきっかけ。

  • 2020/10/31読了
    読書の大切さ・効力をこれでもかと綴っていた。
    これから読書を習慣化しようとしている一冊目には良い本だったのかなと感じる。
    評価3.7

  • 読書の大切さを示してくれる本。コンサルティングを少しでもかじってる人なら知らない人はいない筆者の知の源泉が読書なら、何が何でも真似したい。(幼少期からの体験もこの人には大いに影響してるやろうけど)
    とりあえず30代になってしまったけど、年間100冊が目標かな。、

  • 感想
    最近自分は今大学生でコロナの影響で外に出ることができず、家で何かできることはないかということで、今までほとんど読んだことがない、本を読んでみようと思った。
    本をほとんど読んだことがなく、何から手をつけたらいいかわからなかったのでまずネットで大学生のうちに読む本と調べ、この本を見つけ読み始めた。
    感想としては本を読んだことなかったからこそ、この本を読んでよかったなと感じた。
    自分は普段からいわゆる教養の不足で、周りの話についていけないことが多く、悩んでいたが、この本を読んでもっと本を読んでいろんなことを知ろうという気持ちになれた。
    所々読書の効用などから離れた話もあったが、それ以外の内容はとても役に立ったと思う。
    これからもstay homeを守ってたくさんの本を読んでいきたいと思います

  • 読書の利点がか

  • 読書術は人それぞれの目的があると思う。
    堀紘一氏は、産まれ方が非常に恵まれた人種に入る方です。

  • 心に響くフレーズ
    ① リーダーの役割とは、何らかの岐路に立ったとき、「こっちにいくぞ」と決断することにつきる。

  • 著者本人が経験してきた、読書、学習歴の大切さがわかりやすく書かれている。
    リーディングアサイメントは特に学生には効果的な方法だと思う。
    大空のサムライは読んでみたい

  • 全く本を読まない人生から一転。
    読書が趣味の一つになって数年、
    そもそも、俺は何で本を読んでいるのか?と疑問に思い読んでみた一冊。
    もっともっと本が読みたくなってきました。
    生物学、歴史、軍事学、哲学、まさに人間が生き抜いて行く上で必要な教養だと思った。

    あとは、どういう人になりたいか、という命題に自分はやはり答えを持ってないと再認識してしまった。

  • 豪傑なお爺様の武勇伝を聞いているかのような本。自慢話を聞かされているようにも思えるけれど、大企業のビッグネームが実名で出てきて興味深い。

    しかし本の冒頭で述べられている、人生を楽しく生きる3つの方法は1. 金持ちに生まれる、2. 有名人の子どもに生まれる 3. 読書で教養を身につけて一流の人間になるとあるが、何故この3つ?そもそも「楽しく生きる」ことをどのように定義しているのか?疑問に感じた。

    そして学歴主義をバカバカしいと度々批判し、それよりも学習歴が重要と説いているけれど、高学歴の人は相対的に学習歴の質と量があるからこそ結果として高学歴なのでは?と思った。もちろん卒業後も学び続けているかにより差が出てくると思う。

    著者が経営するドリームインキュベータのHPでマネージャーのプロフィールを見たところ、東大、東工大、一橋大、慶応大、京大…とおしなべて高学歴であった。高学歴だからといって一流とは限らないが、一流の人は高学歴であることが多いと理解!

    色々突っ込みどころはあったけれど、文章に勢いやリズムがあり、どんどん読み進めたい気持ちになる本だった。ただ、良質な書籍は著者と対話しているかのような気になるけれど、この本は一方的に話を聞かされているような気になる。

    アクションプラン:
    ◻︎ 生物学、歴史、軍事学、哲学など多分野の本を読み教養を高める

  • 日本語がボロボロで、読書して欲しい層はこの手の本自体を読まないので改善されない。
    というか、そもそも読書すらしない。一体どう指導すればいいのか?

  • 著者自身の読書人生を振り返りながら、人生の後輩達に向けて本との向き合い方を述べています。

    金持ちや有名人の家に生まれなくても、読書を習慣化すれば一流の人間になれる、つまり、学歴ではなく、学習歴を高めることで、私たちは成功できるようになるそうです。

    ただ、内容としては、特別なことが書いてある訳ではなく、読書の技法や考えについてもあまり中身がありません。

    ●ビジネスパーソンが読むべき4つのジャンル
    1.生物学
    2.歴史
    3.軍事学
    4.哲学

    ビジネス書40%、小説30%、その他30%のバランスが望ましい

    ●著者おすすめ本
    「愛するということ」エーリッヒ フロム
    「実存主義とは何か?」サルトル
    「種の起源」ダーウィン
    「大空のサムライ」坂井三郎
    「失敗の本質」野中郁次郎他
    「武士道」新渡戸稲造

  • ●読まなければならないのは、「古典」と「哲学」「仏教」「生物学」「歴史」「軍事」。

    ●読書スケジュールをきちんと立て、計画的に読書をすすめたほうが良さそうだ。

    ●乱読は禁止!

  • https://shimirubon.jp/reviews/1677097自分を変える読書術 学歴は学 <習> 歴で超えられる! | レビュー | あなたの年間目標読書数は何冊でしょうか? | シミルボン

    <目次>
    序章 人生を楽しく生きる3つの方法
    第1章 学歴より、読書で「学習歴」を作れ
    第2章 読書の7つの効用
    第3章 ビジネスパーソンが読むべき4つのジャンル
    第4章 読書をすると運がよくなる
    第5章 今日から始める<堀式>読書術
    第6章 読書の効果を高める工夫
    第7章 読書が私のすすむ道を決めた
    第8章 Q&Aでさらに役立つ読書のコツを学ぶ

    <読書の効用>
    1 失敗を二度繰り返さない
    2 表現力が磨かれる
    3 ストーリー構築力が磨かれる
    4 環境が変わって成功できる
    5 読書は大学院入学に値する
    6 読書は「超常識」を挽き出す
    7 本が師匠になってくれる

    <ビジネスパーソンが読むべき4つのジャンル>
    生物学
    歴史
    軍事学
    哲学

    <おすすめの本>
    『愛するということ』
    『実存主義とは何か?』
    『種の起源』
    『大空のサムライ』
    『失敗の本質』
    『武士道』


    2016.11.04 SB新書のサイトより
    2016.12.29 読書開始
    2016.12.31 読了

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著者プロフィール

ドリームインキュベータ会長

「2017年 『戦略の本質』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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