三国志「その後」の真実 知られざる孔明没後の後伝 (SB新書)

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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797380996

作品紹介・あらすじ

孔明没後から三国の滅亡、西晋の興亡までの三国志の「その後」の世界は意外と知られていない。
そこには三国志を凌ぐ壮大なドラマが繰り広げられていた!
実はもっと面白くためになる、知られざる「その後」の世界への誘い――

●意外と知られていない三国志の「その後」
「三国志」は昔から日本人の教養ともいえるくらい親しまれている。
しかし、曹操や劉備、孔明の生きていたほんのわずかな時代のみがクローズアップされ、その後どうなったかについては、読み飛ばす程度の知識しかない人が多い。
だが、英傑の子たちの世代に入ると、そんなに知名度は高くはないが、実はそれなりの事績や逸話は多い。

●「その後」を知るほうが、現代の混迷の時代を生き抜くヒントになる!
孔明死後、三国鼎立はくずれ、最終的に西晋に統一。しかし、その西晋も内紛により、衰退の道をたどる…。
挫折や左遷など仕事や人生で悩む現代人にとっては、むしろ孔明没後の「その後」のほうが、今に通じる争い・エピソードが多く、共感もでき参考になる。

●三国志研究第一人者による「その後」の三国志・決定版!
本書は、五丈原以前もおさらいしつつ、「その後」の、西晋の興亡までの英傑たちの戦い・逸話に焦点をあてるものである。
さらに、現代にいたるまでどう伝承され、伝説化されたかについても言及する。
これまで見落とされがちだった「その後」の世界を、三国志研究第一人者がわかりやすく俯瞰する。

感想・レビュー・書評

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  • 渡辺義浩さんの2000年に上梓された『三国志 (図解雑学)』が非常に面白くわかりやすかったので、先月出版されたこの本を読んでみました。

    渡辺義浩さん、この16年間になにがあったのでしょう。
    早稲田の教授になって、人が変わってしまったのでしょうか。

    国語辞典無しでは読めません。
    それでもわからないとスマホで調べます。

    スマホで調べても出てこない単語、数多く。
    たとえば校事(p199)濫授(p213)闇主(p216)虐后(p216)など

    ただでさえ、漢字なので「日本語?中国語?人の名前?地名?」とわからずに苦労しているのに。
    ヨーロッパ史なら固有名詞はカタカナだからその辺の区別がつくんですよね。

    ただし、こういう苦労は、自分のためには無駄ではないかもしれないとも思う。
    これから中国史をたくさん知りたいと思っているので。

    でも、そういう問題以外でも、この本はとても不親切です。

    カナのふっていない単語を必死で調べてようやくわかった後、再びその単語が登場したときにカナがふってあったことがあります。
    後から説明がついていたり。
    それなら、最初にでたところでカナをつけて説明もしてほしかったです。

    本の最初に地図がついていますが、読みながら途中で調べても載っていないことが多々あります。
    モヤモヤします。

    同じような名前がたくさん出ているために苦しくても辛抱して読み進めていたら、だいぶたってから系図が登場。
    それならもっと早く載せてほしかったです。

    渡辺義浩さん、これからは頭の良い人を対象に本を書いていくのですか。

  • 本来ならば孫権が呉を建国したところからが三国志。吉川英治の影響か孔明の死後は割愛される事が多い。敢えてその後を取り上げたところに意義がある。

  • 諸葛亮死後の史実に関心ある三国志ファン向けの新書だが、普成立後の筆致は、事態の推移が細切れに羅列され、人物名も次々出てきては消えていって読み辛く、皮肉にも前フリとして書いた三国鼎立までの史実ダイジェストの方が興味をそそる結果になっている。全体を貫く「名士」の影響力については、著者の他作品同様強調のトーンが目立ち、"この史観で描く三国~西普滅亡"が読後の印象。

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プロフィール

2018年4月現在早稲田大学文学学術院教授

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