勉強の技術 すべての努力を成果に変える科学的学習の極意 (サイエンス・アイ新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797382181

作品紹介・あらすじ

高校受験、大学受験、TOEIC、資格試験、昇任試験などで「絶対に結果を出したい」人は多いでしょう。もちろん、勉強には努力が不可欠で、それなりに苦労もあります。努力せずに結果を出すことはできません。しかし、せっかく勉強するなら「勉強した分だけきっちり結果を出したい!」ものです。それには、「正しい勉強の仕方」を知る必要があります。正しい勉強の仕方を知らず、やみくもに勉強しても効率が良くありません。そこで本書では、確実に結果を出せる、正しい勉強の技術を解説します。

感想・レビュー・書評

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  • 空間認知力で右脳を活性化させる。最近、スポーツをしてなかったので習慣化する

  • 勉強法の再確認にとても使える。
    どこにでも書いてあるようなことだが大事なことがイラスト付きでまとめられている。

    左手を使って右脳を鍛える

  • あらかじめ時間を制限して速読する。100%理解する必要はない、本のページにサーっと目を通す習慣をつければ、どこが重要でどこが重要でないか即座にわかるようになる。とにかく理屈抜きに、斜め読みでいいからたくさん本を読む。理解力を高め効率良く勉強できるようになる。

    集中学習で詰め込んだ内容は短期記憶になり忘れやすい

    総合点を稼ぐには、苦手科目の方を勉強する方が時間的効率が高い

    1行ずつ読んだり、辞書に載っている単語をAから覚えていては、いくら時間があっても足りない。全体を俯瞰して見ることが大切。紙面全体に見渡して、重要な見出しを探し出して覚える(右脳の働き)

    パレートの法則、重要な2割が全体の8割を占める。過去問で重要性の高い上位2割をを徹底的に勉強すれば8割の効果を得られる道理。やみくもに勉強していては、いくら時間があっても足りない。

    続けること。目標を定め、毎日振り返る。人の脳は確認することにより、定めた目標を無意識に達成することに全力を尽くしてくれる。

    人が集中できるのは多くて1時間、50分とか時間を定めて、勉強し始めと終わる前に集中力が高くなる効果を利用する。

    モチベーションは短期的な目標ほど上がる。短期的な日課を着実にこなす。
    もう一つは敢えて厳しい締め切りを設定して周りに告げて実行。

    勉強のモチベーターを見つけ出す
    学んだことことの手応えや、成長を実感する
    結局は細かいことを積み重ねる以外に方法がないから。

    意味記憶は不安定で移ろいやすいもの。定着しやすい記憶と連動させる工夫。
    移動中やテレビを見ながらとか、周囲の変化を意識しながら、対象になりきりイメージしたり、好き嫌いの感情や実際の体験を織り交ぜて、人生の体験として記憶する。

    記憶を定着するのは反復、記憶をしたいことは繰り返し思い出す(出力が肝心)
    忘却曲線、時間が経てば経つだけ、覚え直すのに時間がかかり、効率が悪い
    1時間後の復習44%時間節約、1日後の復習では26%時間節約にすぎない。
    1時間後には復習しよう、24時間後にダメおし。
    筋力トレーニングと似ている。休息が必要で定着にも時間を要する。1日置きに?

    朝学習型と夜学習型では夜学習型が有利。
    就寝前に記憶した事柄がうまく整理されて、記憶が定着する実証された事実。
    入力作業は就寝前に、出力作業は早朝に。

    文字よりも画像で理解する方が脳の機能として自然、単語とその画像を一緒に描くことで、記憶が定着しやすい。
    ・ストーリーであっても、イメージして絵を描いてキーワードを貼り付けて記憶
    ・知っている空間、コンビニの棚や自宅に覚えたいものを配置する

    授業ノートの取り方
    講義の中に出てきたキーワードをノート左に記入、右に内容を記入、その日中に講義を思い返して、ポイントを記入する作業。
    自分がした勉強の内容をしっかり要約する習慣をつけよう
    録音からの文字起こしは時間効率悪すぎ

    勉強ノートに思考を書き留める
    授業ノートとは別に1冊、必ず日記を書く。
    ・目標・ご褒美・体調管理・欠点失敗・時々に考えていること
    読んだ本の感想や、思い付いたことを自由に書く、肌身離さず、付箋貼り付けも良い

    ノートは色を駆使する
    カラーペンでノートを書く
    赤が重要、ピンクは覚えるべきこと、緑はできれば覚えること(安全)案
    色ごとにノートを分けておく方法
    本を読むときも同じ色で消せるペンでマーキング、補足追記

    マインドマップ
    ・覚えたいことをグループ分けして1枚に書き出す、紙の中の場所でも覚えやすい
    ・アイデア出しの場合
    重複なく漏れなくMECEに有効
    文字ではなく描いた絵を加える、勉強ノートもマインドマップで表現できないか
    そもそも絵とキーワードで表現できればさらに良い

  • スマート理論
    具体的で、想定可能で、達成可能で、関連性があり、期限が決められたもの。

    理屈抜きに時間を確保する。
    勉強は、時間との戦い。
    試験日からの逆算リストを作る。
    勉強の優先順位をつける。

  • 検索用

  • 絵がコミカルでほとんどの内容に入ってるので、イメージが付きやすく面白い。
    一つ一つを深く掘り下げている訳ではないため、イメージが掴めるだけだが、自分が何をすればいいのかは分かる。

    決めた時間内に決めたページ数を読み進める。
    → 少し厳し目に想定する。
    予定を守れなかったら実行できなかった理由を細かく記入する。その作業がめんどくさいので予定を守るようになる。
    目標は短期に分割する。
    学んだ内容を一言で説明する。
    → マインドマップも利用して復習のハードルを下げる。

  • ノートに記録済み

  • 社会人ですが、普段から勉強していて、これから更に新たなジャンルの勉強をする為、時間を無駄に使わないよう購入してみました。

    基本的には学生時代から学校の先生や各勉強アプリ内で言われる様な一般的な内容に帰着しています。
    しかし、1つずつに具体的かつ科学的な論拠が付随する為読んでいて納得できますね。

    自分にとって実践しがいのあるページは印をつけてこれからの勉強に活かします。
    今までの勉強テクを覆す!というような目新しさは基本的にありませんが役立ちます。

  • この手の本は色々ありますが、本書も御多分に漏れず書いてある内容は類書と同じような内容ですので勉強法に関する本や記憶力アップに関する本を読んだことのある人は改めて読む必要はないと思います。

    ■備忘録
    ・総合点を狙う試験は苦手分野を勉強せよ(点数の伸びしろがある)
    ・試験日から逆算して計画を立てる
    ・勉強量を稼ぐ
    ・反復して勉強する(短期記憶→長期記憶にする)
    ・文字だけでなく絵や画像を活用して覚える(イメージとセットで覚える)

  • 勉強のしかたにも色々なコツがあり、それが沢山紹介されています。

    どんな勉強でも継続しなければ意味がないけど、継続しやすくする為にも細々としたコツも大事ですね。

    面白かったです。

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著者プロフィール

1947年兵庫県生まれ。臨床スポーツ心理学者。追手門学院大学スポーツ研究センター特別顧問。前鹿屋体育大学教授。日本スポーツ心理学会会員京都大学工学部卒業。1971年住友電気工業に入社。研究開発本部に所属。学生時代テニスプレーヤーとして活躍し、全日本選手権にも出場。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院に学び工学修士号を取得。1982年に脱サラし、米国オリンピック委員会スポーツ科学部門本部の客員研究員としてオリンピック選手のデータ分析に従事。過去25年以上にわたり臨床スポーツ心理学者としてプロスポーツ選手のメンタルカウンセラーを務める。また、日本でも数少ないプロスポーツ選手・スポーツ指導者のコメント心理分析のエキスパートとして知られている。2013年3月鹿屋体育大学を定年退職。2010年より5年間「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)に準レギュラーとして出演。主な著書に、ベストセラーになった『イチロー思考 孤高を貫き、成功をつかむ77の工夫』(東邦出版)をはじめ、『大谷翔平 勇気をくれるメッセージ80』(三笠書房)、『ゴルファーの潜在能力を開花させるマインドセット革命』(実業之日本社)、『新庄剛志 楽しく夢をかなえる言葉』(清談社Publico)など250冊以上にのぼる。

「2024年 『岡田彰布 眠れる力を引き出す言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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