暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス

Kindle版

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  • SBクリエイティブ (2015年8月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784797382228

作品紹介・あらすじ

2008年の刊行以来、セキュリティ関連部門で長期間トップをキープしている『新版暗号技術入門』の改訂版です。

「対称暗号」「公開鍵暗号」「デジタル署名」「PKI」「PGP」「SSL/TLS」など、暗号技術の基礎を、たくさんの図とやさしい文章で解説しています。

今回の《第3版》では、 これまでの基本的な暗号技術の解説に加えて、 大幅な加筆修正を行っています。

・現代の暗号技術に関するアップデート
・SHA-3のコンペティションとSHA-3(Keccak)の構造
・POODLEなどのSSL/TLSへの攻撃
・認証付き暗号の紹介
・ビットコインと暗号技術の関係
・楕円曲線暗号の紹介

セキュリティ関連技術者はもちろん、現代を生きるすべての人にとって必読の一冊です。

みんなの感想まとめ

暗号技術の基礎から最新のトピックまでを網羅した一冊で、特に初心者でも理解しやすいように工夫されています。図解が豊富で、難解な内容も分かりやすく説明されており、興味がある部分に焦点を当てながら読み進める...

感想・レビュー・書評

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  • 暗号技術に関して、かなり詳細まで記載されているものの、理解するべき箇所と興味がある人だけが読むべき箇所が分かれているので、実際に書かれている難易度以上に分かりやすく読み進めることが出来る。
    ただ、その部分を読み飛ばすと最終的な理解度としては、情報処理安全確保支援士などで勉強するレベルと変わらなくなってしまったので、読むことによる価値をそこまで感じられなかった。

  • 暗号入門書に出てくる公開鍵や署名、認証などの話題はもちろん、ブロック暗号のモードや乱数発生器などについてもそれぞれ一章がさかれている。
    数学は最低限に留めて平易に書かれており、教科書などとして広く読まれているのも分かるような気がする。

  • 難しくて完全に理解が追いつかなかったが、公開鍵暗号方式の設定と解読の方法は何となくわかった

  • 安全確保支援士の知識の基礎固めとしておすすめされていることが多いので読みました。数学ガールで有名な結城先生の本です。とてもわかりやすい文体で図も多めで解説されているのですんなり理解できました!
    本全体を通して伝えたいメッセージもはっきりしており、うまくまとまっている本です。
    おすすめです✨

  • セキュリティに関連する基本的な技術を大変分かりやすく説明してくれています。
    この著者の本はすべて分かりやすいです。紙の本を買っていたましたが、kindleでも買いました。手元に置いておきたい本です。

  • 業務上必要な知識だったので人から借りて読んだ。
    勉強以前に読み物として面白く、技術書でこれほど読み易いものは初めてだった。アルゴリズムを実装してみたい、もっと詳細に知りたい、という場合は他の図書と合わせて読むことが必要だが、導入編としてはとてもお勧め。

    ひと通り読んだ後も教科書として手元に置いておきたいと思い、自身でも購入した。

  • SSL/TLSの専門書を読み始めたのですが、そもそも暗号技術の基礎が弱いと感じ、急がば回れで読み始めました。
    結果、色んな技術の関連が俯瞰でき、すごい良書でした。
    入門書ですが、一般のエンジニアにとってはこれだけ分かってれば充分仕事できる内容だと思います。
    学んでいて疑問に感じるところがクイズ形式になっているのも良かったです。

  • 暗号について多少知っている程度で読んだが仕事に出てくる内容が全部わかる程度には詳しくなった。仕事で暗号を使うIT系の方(多分全員?)は読んで損はしない。読むべし!

  • 本第3版は、2015/09/01発行。

    p.iv「暗号技術をわかりやすく解説」が本誌の特徴とのことだが、わかりやすさを追求するあまり、間違った主張(厳密にいうと正確ではない主張)をしている部分があるのではないか。

    p.6「平文は読めば意味がわかりますが、暗号文は読んでも意味がわかりません。」この記述の後半部分は、「暗号文は通常は読んでも意味がわかりません。」ではないか。一例を挙げれば、p.25にブルート・フォース・アタックの話として、アルファベットの文字列をシーザー暗号で暗号化/復号化する例が載っているが、そこに「鍵0で復号化」する例が含まれている。「鍵0で復号化」する可能性があるのであれば、「鍵0で暗号化」する可能性があることになる。シーザー暗号で「鍵0で暗号化」すれば、平文と暗号文は同一となり、暗号文を読んでも意味がわかるね。同様に、単一換字暗号においても、p.28に「単一換字暗号の鍵の総数は、
    26*25*24*23*...*1=(以下略)
    」とあり、この計算では全ての文字をその文字そのものに移す換字表を含んでいるね。

    p.17「どんな暗号アルゴリズムで作った暗号文であっても、すべての鍵をしらみつぶしに試すことによって、いつかは必ず解読することができます。ですから暗号文が解読されるまでの時間と、暗号を使って守りたい平文の価値のバランス(トレードオフ)が重要になってきます。
    厳密にいえば、絶対に解読されない暗号アルゴリズムも存在します。これは使い捨てパッド(one time pad)と呼ばれていますが、現実的なものではありません。」

    p.54「使い捨てパッドは、 バーナム(G. S. Vernam)によって1917年に考案され、特許がとられましたので、バーナム暗号(Vernam cipher)とも呼ばれています(特許の有効期限はすでに切れています)。使い捨てパッドが解読不可能であることは、1919年にシャノン(C. E. Shannon)によって数学的に証明されました。使い捨てパッドは無条件に安全(unconditionally secure)であり、理論的に解読不可能(theoretically unbreakable)なのです。」

    [目次]

    はじめに
    本書の特徴
    本書の構成
    謝辞
    新版の刊行にあたって
    第3版の刊行にあたって

    第一部 暗号
    第1章 暗号の世界ひとめぐり
    第2章 歴史上の暗号--他人が読めない文章を作る
    第3章 対称暗号(共通鍵暗号)--1つの鍵で暗号化し、同じ鍵で復号化する
    第4章 ブロック暗号のモード--ブロック暗号を正しく用いるために
    第5章 公開鍵暗号--公開鍵で暗号化し、プライベート鍵で復号化する
    第6章 ハイブリッド暗号システム--対称暗号でスピードアップし、公開鍵暗号でセッション鍵を守る

    第二部 認証
    第7章 一方向ハッシュ関数--メッセージの「指紋」をとる
    第8章 メッセージ認証コード--メッセージは正しく送られてきたか
    第9章 デジタル署名--このメッセージを書いたのは誰か
    第10章 証明書--公開鍵へのデジタル署名

    第三部 鍵・乱数・応用技術
    第11章 鍵--秘密のエッセンス
    第12章 乱数--予測不可能性の源
    第13章 PGP--暗号技術を組み合わせる職人芸
    第14章 SSL/TLS--セキュアな通信のために
    第15章 暗号技術と現実社会--不完全なセキュリティの中で生きる私たち

    付録
    楕円曲線暗号
    暗号技術確認クイズ
    参考文献
    索引

  • 暗号技術と聞くと、難解な数学や専門的な理論を思い浮かべて尻込みしてしまう方も多いかもしれません。ですが、本書『暗号技術入門 第3版』は、そうした先入観を心地よく裏切ってくれる一冊です。

    平易な文章と豊富な図解によって、読者の「なぜ?」に寄り添いながら、複雑な技術の構造を一つひとつ紐解いていきます。専門書でありながら、まるで対話するように読み進められることに、まず驚かされました。

    本書が印象的なのは、「この暗号技術で何ができて、何ができないのか」を正面から教えてくれる点です。なぜそのような設計になっているのか、どういう攻撃手法が想定されているのか――読み進めるうちに、ただの知識が実感を伴った理解に変わっていきました。
    たとえばSSLやハッシュ関数といった、日常的に使っていながらも「実はよくわかっていなかった」技術が、本書を通じてはっきりと輪郭を持ちはじめます。その過程で、自分の中にあったあいまいな理解が、ひとつずつ整理されていく感覚がありました。
    また、難解と思われがちな数学の要素も、抽象的な記号や数式ではなく、現実の例や図解を通じてやさしく伝えてくれます。数学に苦手意識のある私でも安心して読み進めることができました。

    暗号は、現代のインフラや社会を支える“見えない技術”です。その仕組みと人間の工夫。その技術の本質に触れられる書籍だと思います。

  • 暗号について知りたいけど数学が苦手という方にぜひ読んでいただきたい一冊。
    数学的な解説は最小限に抑えられつつも、暗号技術の仕組みをしっかり学べる。
    基本情報技術者試験合格レベルなら、読めるレベル感である。

    情報処理安全確保支援士試験の参考書の副読本としても使えるし、実務で暗号関連を扱うので仕組みをわかっておきたいケースでも使える。

    出版年が2015年と少し古いが、読むのに支障はないレベルだが、ぜひ改訂版を出してほしいなと思えるくらいの内容であった。

  • 難しい数式を使わずに,でも具体的な数学の例を上げて暗号技術を丁寧に解説している良書.

  • セキュリティの暗号技術について仕組みをしることができる!
    共通鍵暗号・公開鍵暗号、暗号化の種類、PKIの仕組みなど幅広く学べます!

  • 大変わかりやすい。数学が得意でなくても、ごく一部のマニアックな説明を除き、きちんと踏破できる。多くの方が名著というだけある。

  • #図書館員の推し事(おしごと)企画/「ゆるコンピュータ科学ラジオ」を推す!

    金沢大学附属図書館所在情報
    ▼▼▼▼▼
    https://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BB19347547?caller=xc-search

  • エニグマの仕組みが分かって面白かった。映画「イミテーション・ゲーム」を思い出してちょっとテンション上がった。KECCAKのスポンジ構造とディプレックス構造、面白い&興味深い。ソフトウェアでは疑似乱数列しか作れないが、量子技術を使って真性乱数を作れるという話をどこかで聞いたのを思い出した(本には書かれていなかったが)。付録の楕円曲線暗号はワードとしてよく見聞きするが、初めて簡単な概念を知れて面白かった。

  • 暗号学者の道具箱と筆者が呼ぶ6つの技術、対称暗号、公開鍵暗号、一方向ハッシュ、メッセージ認証コード、デジタル署名、擬似乱数生成機について、簡単な仕組みの解説を含めて説いた本。
    現在の暗号技術の仕組みが短切に網羅されており、わかりやすい。セキュマネの副読本として読んだが効果的だった。
    また、最も大きな脆弱性は人間であるという点もセキュリティマネジメントシステムの重要性の再認識になり有用。
    ただし、ここの計算はともかく、全体の数学的な仕組みや離散対数、楕円曲線等の理解にはより根本的な数学の理解が必要そう。

  • 暗号について改めて学び直したい中級者にも刺さる。各暗号の利用用途や想定攻撃、鍵やアルゴなどの構成要素に加えて乱数生成機などのコアな部品にも着目してある。いまの技術を頭で整理するときに読み直したい。

  • 分かりやすく読みやすい本でした。

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著者プロフィール



「2023年 『数学ガールの秘密ノート/数を作ろう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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