知られざるステルスの技術 現代の航空戦で勝敗の鍵を握る不可視化テクノロジーの秘密 (サイエンス・アイ新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797382556

作品紹介・あらすじ

【現代戦を戦う最新の戦闘機・爆撃機に必須のステルス技術を航空評論家の第一人者・青木謙知氏が1冊にまとめました。】

【『F-22はなぜ最強といわれるのか』『第5世代戦闘機F-35の凄さに迫る!』などの著者・青木謙知氏が、現在明らかになっているステルスの技術を徹底解説します。先進技術実証機・三菱X-2はもちろん、最強戦闘機として名高いF-22、平成29(2017)年度以降に航空自衛隊で運用が始まるF-35A、すでに実戦投入されているF-117、B-2といったステルス機の技術まで豊富な写真とイラストでわかりやすく解説します。】

■リード
2016年1月28日、防衛装備庁は愛知県で先進技術実証機・三菱X-2を報道公開しました。X-2で検証される技術の中で高い関心が持たれているのはレーダーに対するステルス性でしょう。ステルス技術は、研究している各国でトップ・シークレットなので情報は極めて限られています。戦闘機が発展の過程でジェット機であることがあたり前になり、超音速飛行能力やレーダーの搭載が常識化してきたように、ステルス性も将来の戦闘機に必須の能力となることは間違いありません。そこで本書では「X-2とはなにか」という素朴な疑問を皮切りに、現在公開されているステルス技術の最新情報を1冊にまとめていきます。

【この本の内容(一部)】
●先進技術実証機・三菱X-2とは何か?
●レーダー反射断面積(RCS)を小さくする3つの技術
●将来戦闘機の新技術「スマート・スキン」とは?
●防衛省の「i3戦闘機」が敵を凌駕する7つの特徴とは?
●光速で一瞬のうちに敵を撃破する
●F-3への課題とX-2の価値
●F-4ファントムⅡのコンパス・ゴースト計画
●なぜU-2は黒一色に塗られたのか?
●現在の技術だと完全には消せない飛行機雲
●騒音を減らす「音響ステルス」
●ロシアのパッシブ(受動)式赤外線捜索追跡装置は脅威?
●戦闘機の赤外線の発生源はエンジン排気口だけではない
●「木製の奇跡」と呼ばれた軽爆撃機
●被探知距離を1/2にするにはRCSを1/16に
●XバンドとKuバンドに対して高いステルス性が求められるワケ
●「レーダー波吸収素材(RAM)」とは?
●位相が逆の波を当てて相殺する
●約20年間、1機も撃墜されなかったロッキードSR-71
●中国の核実験を4回偵察したロッキードD-21
●レーダー電波の反射方向を限定する「エッジ・マネージメント」
……

感想・レビュー・書評

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  • ステルス機の入門書。ステルス技術とは何か、過去から現代まで事例を挙げながら判り易く解説されており、軍事の素人でも楽しく読めた。
    因みにロシアのウクライナ侵攻で、ロシアのステルス機が投入されたという情報もあるが、その性能を生かされたかどうかは不明。むしろ撃墜されてステルス技術を西側に知られる事を恐れて、当面第一線には投入できないという話もある。戦闘ではステルス技術は有効だが、運用上のリスクも大きいという事なのかも。

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著者プロフィール

1954年12月、北海道札幌市生まれ。1977年3月、立教大学社会学部卒業。同年4月、航空雑誌出版社「航空ジャーナル社」に編集者/記者として入社。1984年1月、月刊『航空ジャーナル』の編集長に就任。1988年6月、月刊『航空ジャーナル』廃刊にともない、フリーの航空・軍事ジャーナリストとなる。著書は、『航空自衛隊F-4マニアックス』『幻の第5世代戦闘機 YF-23マニアックス』(秀和システム)をはじめ、『旅客機年鑑2022-2023』(イカロス出版)など多数。

「2023年 『幻の国産旅客機 SpaceJetマニアックス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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