- 本 ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797382648
作品紹介・あらすじ
壊れた真涼を見すごせず、ハーレム王となる決意をする鋭太。しかし真涼はあくまで千和との仲を応援しようとするが――。
「夏川はえーくんに本当に未練はないの?」
「……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………ありません」
ブレまくり揺れまくる真涼に千和が激怒、ついに二人は激突する!!
そして、鋭太は己の目的を果たすため、愛衣とカオルの協力を得て生徒会長に立候補する策略を巡らせる。
そんななか、冷静に状況を見つめる姫香が千和の慢心を指摘する――。
裕時悠示×るろおが贈る、甘修羅らぶ×らぶコメディ第9弾!
感想・レビュー・書評
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真涼は鋭太に対する想いを抑え込み、鋭太と千和の恋を応援しようとしますが、そんな彼女の不自然な振る舞いに千和は反発をおぼえ、二人の仲に亀裂が生じてしまいます。
他方、真涼の変わり果てたすがたを目撃した鋭太は、彼女も含めてヒロインたちを救うため、ハーレム王をめざすことを決意します。同時に彼は、医学部の推薦枠を獲得するため、生徒会長に立候補します。彼は「自演乙」のメンバーたちの協力をあおぎ、生徒会長の座を射止めるための作戦を練りながら、真涼や千和にハーレム計画を打ち明けようと、積極的に行動を開始します。
本巻の最後になって、ようやく真涼が思いがけないかたちで彼女のほんらいのキャラクターにもどることになります。ここのところ真涼を中心にやや重苦しい空気が立ち込めているような印象があったので、彼女の復調に安心しました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
会長選の話。
もにょってるだけの夏川はあんまりおもんない。 -
だいぶ当初のイメージからかけ離れて来ましたが面白い方向なので良いです。
登場人物全員が腹黒い感じなのは成長したってことでしょうかね… -
千和と真涼に亀裂が走りそう。
さぁ、生徒会選挙どうなることやら。 -
恋愛を忌避というより、概念を持たない真涼の行動の歪みっぷりが凄まじかったです。
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あとがきにもあるけど、人間のつながりって難しい。
血縁、愛情、契約、友情、いろいろな関係があるけど、その関係を結ぶお互いが感じているものが違う。
そういった中で、試行錯誤しながら、自分にフィットする関係を築いていくんだろうなって思う。
著者プロフィール
裕時悠示の作品





