「その後」が凄かった! 関ヶ原敗将復活への道 (SB新書)

著者 :
制作 : 二木 謙一 
  • SBクリエイティブ
3.25
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本棚登録 : 32
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797383379

作品紹介・あらすじ

★智将・真田昌幸役で大好評、俳優・草刈正雄さん推薦!
2016年NHK大河ドラマ「真田丸」がもっと面白くなる!
関ヶ原で敗れた後、大名に返り咲いた武将らに学ぶ
現代人にも通じる「敗者復活型」人間の矜持と智慧。


日本の勢力地図を大きく変えた西暦1600年の「関ヶ原の戦い」。
徳川家に敵対した大名は100家近くに及ぶ。
敗者へは主に「改易」という厳しい処分が待っていた。

だが、己の才覚と努力、そして運でもって、
再び大名の座に返り咲いた者がいた!

豊臣秀吉から疑いをかけられ所領を削減され続け、
関ヶ原合戦時、浅井畷で私怨により徳川方の前田家と戦い、改易。
しかしその後、奇跡の10万石に復活した丹羽長重。

豊臣秀吉の特別な計らいで大友家から独立して大名に取り立てられるも、
関ヶ原合戦時、西軍が負けるとわかっていながら味方をし、改易。
しかしその後、旧領である筑後・柳川の大名に復活した立花宗茂。

一部の関ヶ原敗戦大名は、なぜ再び大名に復活できたのか?
そこには敗者ならではの矜持、そして生き残るための器量と処世、
そして運をつかむ能力があったのである!

現代人も時代が違うとはいえ、挫折や左遷など憂き目にあうことも多い。
また昨日の勝者も、明日には敗者になる可能性すらありうる。
逆境にあっても、なお信を貫き、強く生き抜く術は、
戦国時代の「敗者」から学べることが多いであろう。

本書は大河ドラマ時代考証で有名な著書による、
現代人にも通じる異色の歴史教養本。



◎豊臣家への恩から敵対し改易となるも旧領の柳川の大名に復活した「立花宗茂」
◎前田家との確執で失領するも秀忠との縁で返り咲いた「丹羽長重」
◎復活への執念が強く十数年間の運動が奏功した「岩城貞隆」
◎福島正則との「コネ力」を活かして復活した「来島康親」
etc.

感想・レビュー・書評

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  • いまいちっていうか?
    歴史は信じられない。

    諸説あり!で 関ヶ原をやってたけど、
    あれみてから、とくに!!

  • 「真田丸」を視聴しており、その絡みで購入。
    まんまと販売戦略に乗せられましたが(笑)、関ヶ原の戦いに関与した全ての大名の行く末を追いかけることができたので、大満足です。
    書著にも明記されていますが、最後は「誠実」が肝要。
    最大の教訓をいただきました。

  • 歴史好きにはたまらない教科書にはない戦国時代の裏側が描かれています。(byワッサン)
    (866981/210.48/Hu/大学図書館)

  • 2016年、40冊目です。

    真田丸に便乗した帯ですが、つい平積みされていると買ってしまいます。
    戦国武将は、人気ですね。
    関ケ原の合戦で敗軍の将となった者たちのその後の人生を掘り起こしています。
    当然、歴史のスポットライトを浴びることがないので、ほとんど世間では知られていないことです。私自身も9割以上は知らない事実ばかりでした。
    取り上げられている武将たちは、ほとんどがその人だけで歴史上に名を遺したのではなく、信長、秀吉、家康という天下取りの主人公たちとの関わりの中でその名が出てくる者たちです。平たく言えば、脇役たちです。でも、天下取りの主物語を読む時には、必ず彼らの名前を目にします。しかし、彼らはどこの出身で、氏素性で、どう歴史の中で生き抜いていったかを記したものは、一部の小説を除いて読んだことがありません。この本は、小説ではなく、彼らの生き様を、現代社会の構図で捉えるとどういうことになるかを比ゆ的に表現しながら、シンプルにわかりやすく解説したものです。
    34人の敗軍の将たちの生き様が紹介されています。
    後に大名として復活した者もあれば、滅亡の道をたどった者、大坂の陣で華やかに散った者と、その生き様は多様です。その生き様は、彼らを主君として仕えた者や領民たちの運命も、大きく左右したはずです。

    おわり

  • 人望、特殊技能が最強。チクリ、裏切りはダメ。それ、よくわかった。

  • 大河ドラマで真田丸をやっいるせいでしょうか。思わず手にしてしまいました。
    関ヶ原で西軍についた武将は、ほとんどが御家とり潰しや、大幅な減封となった。そんな中で、粘り強く家康と交渉することで、現状を維持したものや、とり潰しから大名に返り咲いたものもいる。立花宗茂などは浪人時代、家臣に生計をたててもらい、まわりに支えられながら大名に返り咲いている。周りを魅了する心配りができるものが敗者復活を果たした気がしました。

    幸村の様に、死んで名を残すことも当時は大切だったのかもしれないけど、生きてこその人生だと思わずにはいられません。

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著者プロフィール

1940年東京都生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。國學院大學名誉教授。豊島岡女子学園中学高等学校理事長。『中世武家儀礼の研究』(吉川弘文館)でサントリー学芸賞を受賞。NHK大河ドラマ「平清盛」「江.姫たちの戦国.」「軍師 官兵衛」ほか多数の風俗・時代考証を手がけたことで知られる。主な著書に『関ヶ原合戦─戦国のいちばん長い日』(中公新書)、『徳川家康』(ちくま新書)、『中世武家の作法』『武家儀礼格式の研究』『時代劇と風俗考証』(以上、吉川弘文館)、監修に『本当は全然偉くない征夷大将軍の真実』(小社刊)など多数。

「2016年 『「その後」が凄かった!関ヶ原敗将復活への道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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