アメリカの大学生が学んでいる「伝え方」の教科書

制作 : 狩野 みき(監訳) 
  • SBクリエイティブ
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797383423

作品紹介・あらすじ

●ハーバード大学をはじめとする1000校以上のアメリカの大学で
20年以上使い続けられているアメリカでもっとも定評のある教科書を初翻訳

なぜ日本人は話すのが下手なのか、なぜテクニックを学んでもうまくいかないのか。それは、もう、子供のころから教えられていることが違うので、根本のところから違うのです。
「説得したいならこういう型」「アイデアに共感してほしいならこういう型」など、様々な型を自分のものにしていたり、また、そもそも「相手ありき」で伝えることを考えているので、話の内容も豊かになっていきます。

本書では、「伝え方」の基本エッセンスがしっかりつまった教科書として、自分の伝え方を根本的なところから劇的に変える「教科書」としてノウハウを紹介します。

感想・レビュー・書評

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  • 良書。伝えるということがいかに難しいことであるか。その道を教えてくれる道しるべの書。

  • ■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
    【書籍】
    https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1001100274

  • 2022年5月・6月期展示本です。
    最新の所在はOPACを確認してください。

    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00531591

  • 人生で一回は読んだ方がいい教科書。学校でも取り入れてほしいな。

    私は部活で英語のスピーチを書くからとても勉強になった。

    とにかく聞き手目線!聴衆が寝てたら話し手のせい!

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/692999

  • プランニング2020ブックス 表現

    日本人は聞き手責任。分かってないのは聞き手の素養が足りないから。という立場を取りがちだが他の文化では話し手責任。伝わらないのは伝え方が悪い。

    創造発見塾では圧倒的後者の立場を取ることが多く、何のために表現するの?と考えるに適した一冊

  • きちんと説明できない人は、何も考えたことがないも同然
    構成を緻密に;分かりやすい
    効果的な言葉
    伝え方;背筋を伸ばして大きな声で
    情報を伝える;具体的に、小説家になったつもりえ詳細を具体的に

    相手の文化に敬意を払う。自民族中心主義で当てはならない
    目標(誰に、を必ず)を決めて、テーマのどんな側面を話すのか決める
    サマリーセンテンス;聴衆にこれだけは覚えて欲しい。曖昧でなく大まかすぎない

    聞き手
    誰なのか、何を知り、何を信じ、何をして欲しいのか、どのような内容伝え方が1番効果的なのか。聞きたいと思ったことしか聞かないし反応しない
    関心;導入で注意を引く、面白い資料を使う、イキイキとした言葉遣いにする。黙って見る。トピックと利き手を関連付ける、重要性を伝える、好奇心をそそる、自分事と思わせる、短く引用、ストーリー(間やアイコンタクト、調子を変える)
    立場;反対の立場なら、懸念改称や反論に答えられるように内容を調整する
    聞き手に合わせる;わからなそうなら説明し直す

    説得力のある発言に変えるこんん挙、データ、研究結果、一般的に認められている事実
    信頼性と善意を伝える;自分の良く知る分野の話を話している、学んだからこそ話す資格がある、反発を最小限にする;心配しないで、ーしろというつもりは無い、ほんの少し変えてみないか、少し帰るだけで自分の体を守ることができるから

    結び;メインポイントを繰り返す、引用で終える(短いの)心に訴えかける表現、導入部分の話に触れる

    言葉;良く使われる、短くて素朴な言葉、具体的な言葉
    資料に出なく徴収に向かって話す

    プレゼンは中立、説得は特定の見解に同意してもらうことが目標
    正当化するために理想的なーを定義する
    行動を促す;具体的な行動内容を示す
    必要性;実際に、深刻な問題が存在している
    解決策;文句言うのでなく具体的に
    実用性;現実的だと


  • 伝え方。今、自分が抱えている課題の1つだ。
    人とのコミュニケーションは好きだし、今の会社に入ってからはミーティングなんかで、プレゼンを聞いたりプレゼンを行ったりする機会は増えている。
    そんな中で、緊張を理由にして、プレゼンが苦手と言い張って、伝えることを怠けている自分がいた。
    プレゼンが上手い人に対して、凄いな、ああなりたいなと思いながら、伝える努力をしていない。そこから脱出したくてこの本を手に取った。

    この本ではプレゼンによる伝え方がメインで書かれている。プレゼンって何の為にするのだろう。
    そこには何かしらの情報を伝えたいという目的がある。それは当たり前のことかもしれないが、今までプレゼンする時に伝えたいことを明確にしていただろうか。そこに気付きがあった。

    そして、伝えたいのゴールは聞き手に伝わるということであって、聞き手が何らかのアクションまたは考え方や気持ちの変化が生まれることだ。
    プレゼンもコミュニケーションの1つ。聞き手がいて初めて成り立つことなんだ。

    この本には、ゴールを決めた後にどのようにプレゼンを準備したらいいかの方法が具体例をあげながら書かれていた。
    聞き手に伝えるには聞き手がどのような人達かも知っておかないといけない。
    相手が素人なら専門用語は噛み砕く必要があるし、玄人なら基本情報は短くして言いたいことに時間を使う必要がある。
    また、聞き手に関心を持って聞いてもらう為には、相手が知らない情報を数字など信頼性を高める根拠を持って臨むことが大事になるようだ。導入にもテクニックがあって、それをプレゼンのゴールに合わせて使い分けていく。

    全てのテクニックをいきなり使いこなすのは難しいだろう。でも、この本を読んでプレゼンを作ってみたいと思ってしまった。この本のプレゼン力に説得されてしまったのだろう。

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