マンガですぐわかる! ピケティと21世紀の資本論 格差の本質とこれからの私たちがやるべきこと
- SBクリエイティブ (2015年4月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797383614
作品紹介・あらすじ
ピケティって何? なんで格差ができたの? これから私たちはどうすればいい?
壮大なボリュームのピケティ「21世紀の資本」ですが、実は主旨をまとめると、そんなに難しいものではありません。
本書は、「21世紀の資本」のポイントをマンガでやさしく解説。最後に、著者による今後の提言を踏まえ、普段経済に関心がない方にも読みやすい内容にまとめました。
社会構造を知り、今後どのように豊かになるべきか。さらっと知っておきたい方にお勧めの1冊です。
感想・レビュー・書評
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ピケティの本書を読む前にこれで簡単に学習できる。
労働収益率より資本収益率の方が高く、格差は広がる。自然にそれを縮小することは出来ない。
しばらくしたら本書読んでみたい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分が考えていたことと近い。
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まさかの漫画がコミPoだった。
ピケティって最近よく聞くけど、よく分からないので読んでみた(700ページ近くの本を読む気はまったく起きなかった)。
つまり、金持ちはどんどん金が増えて、そうじゃない人はそんなに増えないから、どんどん格差が広がるということなんだと思う。とにかく、『r>g』というのを覚えておけばよさそう。rは資本から得られる収益率で、gは所得の成長率とのこと。しったか知識で誰かに話してみたい(多分、墓穴ほるだろうけど)。
まあ、相続税をもっと高くすれば解決しそうな気がした。そういえば、ベーシックインカムを唱えていた人が昔、「相続税を100%にすればできる」と言ってたっけ。誰が言ってたかは忘れた。
最終章は、将来的にも投資したほうがいいという話。金持ち父さんを思い出したけど、実際そのとおりなんだろうな。自分も漠然と投資したほうがいいんだろうなと思ってはいるのだけど……。
それにしても、リカードやマルクスやクズネッツが今となっては間違いだったと言っているのを見ると、ピケティも100年後には、間違いだったと言われてる気がしないでもない。