人生に幸せ連鎖が起こる! ネガポジ 変換ノート

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797383645

作品紹介・あらすじ

今、手元に1冊のノートがあります。

ここには、世界中から集まった「仕事」「人間関係」「家庭」「人生」の悩みが、
書き留められています。
そして、その悩みをどうやって僕がポジティブに変換したのかも、記されています。

僕は、いつもポジティブです。人生も仕事も家庭も、最高に恵まれています。
僕が「幸せの法則」について話すと、共感してくれる人がたくさん現れました。
だから、どんどんシェアしてきました。
すると、思いがけないことが起こりました。

たくさんの悩み相談が、届くようになったのです。

「感情のコントロールができません」
「どうしてもネガティブになってしまうんです」
「次にどこに向かえばいいか、わからなくなりました」

書道教室の生徒さんから、テレビで活躍する芸能人、メダルを獲ったスポーツ選手まで。
そこで、僕は彼らの悩みを、次々にポジティブに変えていきました。
すると、悩みにとらわれて、どんより曇っていた人の顔がみるみる明るくなります。

「あれ? これって、ピンチじゃなくてチャンス?」
「なんだか力が湧きました」
「心がラクになりました!」

僕は何もしていません。
モノを見る角度を少し変えただけです。
性格も、問題も何も変わっていない。
なのに、その人の見える景色は180度、変わったのです。
なぜこんなことが起きるのでしょう。

ポジティブとは「物事」のとらえ方、その角度だからです。

ポジティブとネガティブは、きれいに2つのカテゴリーに分かれるわけではありません。
もっとあいまいに存在しているものです。
だから、自分で決められるんです。
だったら、自分で自分を映画の主人公にすればいい。
脳が、勘違いしやすい習性を利用して、言葉だけを先にポジティブに変換してしまえばいいのです。

では、ネガをポジに変換するには、どうすればいいのでしょうか。

この本では、多くの人に共通する29の悩みをピックアップしました。
具体的な変換の方法と一緒に、公開します。(「はじめに」より)


■構成
1章 幸せに条件付きをやめてみる(幸せのとらえ方)
2章 いつも上機嫌な人になる(性格)
3章 他人に感情をゆだねない(人間関係)
4章 わかりあえないからこそ、メンテナンス(家族・恋人)
5章 力をゆるめれば、すべてうまくいく(仕事)
6章 読むだけで未来の不安が消える(ビジョン・目標)

感想・レビュー・書評

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  •  こんなに楽しくてためになる本、大好きです。
    笑いながら学びました。

     まず、『突然ですが、実験しましょう。』で始まります。 実験におつきあいして、リラックスムードで、
    『「言葉」や「言い方」を変えると、感情が変わります。 ・・・ 順番を間違えてはいけませんよ。
    まず、言葉を変える。 
    感情は、その次なのです。』
    と、続きます。

    『現状に満足できない人は、「いつか○○があったら満足できる』ととらえています。 
    でも幸せに「条件」をつけている限り、ずっと満足できません。』

    『人間は、深く考えているようで、実際はあまり考えていません。 言葉に対応した感情をセットで思い出しているだけなのです。』

    『いらいらを我慢してはいけない。
    イラッとしたら、脳内での「実況中継」。』 等々。

    『第五章 力をゆるめれば、すべてうまくいく「仕事・職場 編」』も、とても参考になりました。

     中には、知識として知っている事柄もありました。 でも、文字となり目にすると "ドキリ " とします。 知識のままとどまり、実行できていないからなんでしょうね。 自分のものにしなければと想います。

    時々挟んである『ネガポジひとこと交換』は、心をくすぐり最高です。
    『散らかった部屋』をポジティブな言葉に変換
    すると、『ワイルド・ディスプレイ』
    『シワ』は、『ビンテージライン』
    『口うるさい』は、『グレード・アドバイザー』
    『リストラ』は、『支配からの卒業』

    元気が出る本でした。

  • 当たり前のことしか書いてない。
    けれど、
    当たり前のことができてないから不幸せなんだろう、きっと。
    そして、
    大人になるとなかなか当たり前のことって言ってもらえない(だって、大人だったら分かっているはずだからね)。
    だから、
    定期的にこういう本を読むのが好きなんだろう、そんな気がする。

    久しぶりに相田みつをさんを読み返してみようかな。おなじ書家つながりだし。

  • S図書館

    気づきをもらえた本
    ネガティブになってると簡単なことなのに思い付かない

  • 誰かにそのまま伝えたくなるようなそんなストレートなわかりやすさ。言葉選びや表現も巧みで武田双雲が人気な理由がちょっとわかった気がした。

  • 発言の少しの言い換えで意味だけでなく、想いが大きく変わると言うことが一番の学びでしょうか。
    いちばん響いたのは、
    大好きなことで成功しちゃいますよ♪

  • とても読みやすかった。元気を貰えた。

  • ネガティブ思考を変えたいと思い、図書館で借りて一読。 ポジティブに変換する方法は理解できるが、根っからのネガ人間にはこれを習慣化するにはなかなか難しい…。とはいえ、まずは今あるものに感謝し、幸せなことだと実感しながら日々生きるようにしたい。

  • ポジティブな心は連鎖する。だからポジティブのお裾分けをしたいと著者の武田さんは言う。

    ネガティブな心もポジティブな心も自分のとらえ方次第。だから、ネガティブな心はポジティブな心に変換できる。
    「健康でいること」「働いてお金がもらえること」など、日々の普通のことに感謝し、楽しんで生きることが最高のポジティブ思考。

    あっ、こんな簡単なことでいいのかと、少し背中を押され、気持ちは楽になる。元からポジティブ思考ですが、さらなるポジティブ思考にグレードアップできそう。

  • ここ最近で読んだ本の中でとても素敵な1冊でした。特に未来に対して考えることが多い現代で、今に集中することの大切さが書いてあり、自分が選んだものをベストだと思うことを意識して生活しようと思いました。楽しくいきまーす♪

  • TVインタビュー番組で武田双雲さんを見て本を読んでみたくなりました。双雲さんは単なる書道家というだけではないのですね。ものや考え方を前向きにとらえる、一見ネガティブな事柄でもポジティブな見方をする事の大切さがわかりやすく書かれています。

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著者プロフィール

1975年、熊本生まれ。本名 武田大智。
3歳より書道家である毋・武田双葉に師事し、書の道を歩む。
東京理科大学 理工学部卒業後、NTTに就職。3年後に書道家として独立。
音楽家、彫刻家などさまざまなアーティストとのコラボレーションや、斬新な個展など独自の創作活動で注目を集め、映画「北の零年」「春の雪」、 NHK大河ドラマ「天地人」をはじめ、世界遺産「平泉」など、数多くの題字、ロゴを手がける。
また、世界中から世界中から依頼を受け、パフォーマンス書道、書道ワークショップをおこなうとともに、海外に向けて日本文化の発信を続けている。
ADHDの特徴と言われる多動性・衝動性を併せ持ち、2022年には 精神科医・岩波明との共著『ADHDを「才能」に変える生き方』(ビジネス社)を出版。

「2023年 『母ちゃん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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