10年後世界が壊れても、君が生き残るために今、身につけるべきこと 答えのない不安を自信に変える賢者の方法

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797384017

感想・レビュー・書評

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  • これからの時代に移行するために、必要な価値観を得られた。
    階層化社会についてのこと、結婚制度についてのこと。
    どんな人がこれからの社会に求められるのか、考えることができた。
    今のじぶんがどれたけ実現できるかが、できる範囲で意識しようと思えた。
    個人的に山口陽平さんの考え方はとても、受け入れやすい。

  • コミュニティを強くすればするほど、お金を使わなくて済む。
    お金とは、コミニュケーションのための言語の一つ。
    中でも最強。

  • ・Plan Do See のサイクル

    ・学ぶことを学ぶ。
    ・成功のコツは、成功するまですること。
    ・そのためには、継続する仕組みをつくること。

    ・Plan Do Seeの回転を早く
    ・作業は成果をあげない
    ・才能や個性よりも、プロジェクトにすることが大事
    ・やるべきことを言語化する

    ・曖昧なことを数字化してみる
    ・出世して認められたいから●●の勉強をする
    ・1回で終わらせられるものは1回で終わらせること

    ・日本の未来について。
    ・品性、教養、人間としての成熟。
    ・柔軟性、言語化能力、品性と教養。
    ・生体性、想像力や直感力、学ぶ技術力、真摯さ、誠実さ。

    ・結婚よりもパートナーシップ
    ・信頼残高を作ること
    ・自分をさらす。オープンにすること。
    ・摩擦を避ける。

    ・すべての悩みである人間関係を解決する。
    ・愛と条件の中に人はいる
    ・善悪もない
    ・うまくいかないときは、擦り合わせができていないだけ。だから罪悪感を持たないこと。
    ・優秀さは、能力×謙虚さ
    ・貢献マインドが大事
    ・海外へ行こう
    ・自分と違うものに好奇心を持って、飛び込んでいく
    ・能力がない=勇気がない

    ・語学は話せる程度でいい
    ・本質は何かを考える

    ・自分の得意なことでお金を稼ぐ
    写真を撮ります、似顔絵、言葉、旅行へ行ってきた

    ・お金を稼ぐのは簡単だ。
    ただ淡々とお客のニーズに答えればいい
    ・絵を描きたいから ではダメ。
    ・21世紀の人間に、仕事はアートとデザインしかない

    ・21世紀の3Cは
    好奇心、想像力、信用力

    ・稼げる仕組みをつくる
    ・何をやるかではなく、何でやるか
    ・夏目漱石は新聞に投稿したから成功した
    ・本当にユーザーが望むことを知ろうとする
    ・どこでも儲けるのか

  • これからの世の中どう変化していくのだろうか?どうやったら、生き残ることができるのだろうか?

    山口揚平氏による鋭い視点を学ぶことができます。

    20世紀と21世紀は大きな変化をしています。
    それでは、更に未来はどう変化するのでしょうか?

    未来は予測できるのか?
    できる部分はどこで、できない部分はどこなのか?
    その未来に向けて、いま行動すべきことは何なのか?考えることができます。

  • ・ 成功する人はまずはじめたりしない。継続する仕組みを先に考えるんだ
    ・ 計画・実行・修正の回転を速く回す
    ・ 根源的欲求に結びつけて、やるべきことを言語化する(出世して認められたいからMBAの勉強をする、など)
    ・ お金は流し続けなさい。未来に向けて、価値を生み出すものに向けて、他人の幸福に向けて。そうすれば君は信用を作ることができる
    ・ 柔軟性とは自意識の解消度合い。そもそも仕事とは、他人や社会に貢献すること。自分でなく相手に合わせられるかどうかってことが必要だ。
    ・ いっしょにいてたのしいひと、気分のいい人になること
    ・ 悩みの解決はすべて主体的に行う。絶対に他人の正にしてはいけない。実際に問題とは、他人との摩擦が生み出した自分の心の中にある感情のこと
    ・ 21世紀の人権は社会から尊敬される権利、つまり承認欲求まで広がる
    ・ 人生は与えたものを受け取るようにできている
    ・ 資本主義社会は計量化される比較可能な単位を積み上げていく、ネットワーク社会はつながりと信頼をひたすら作り上げていく
    ・ 問題はそれが起きたのと同じレベルで解決することはない(アインシュタイン)
    ・ それぞれの人の心は、単純にいえば、愛と条件という軸をとった時にどこかの間にいる
    ・ 能力がないことは勇気がないこと、勇気がないことは自信がないこと、自信がないことは異質なものに対する耐性が弱いということ。「やっぱりつらいな」と思ってもいいんだ。そのときどんな感情になったかも含めたその経験の蓄積が君の自信につながっていく
    ・ 今の自分を認めて、それを一歩だけ進めればいい
    ・ 私たちが知りたいのは情報ではなく、この会社の根源的な価値の源泉だけだ(本質は何か)
    ・ これからの産業は、お金を儲けるための経済体を作るよりも、ある価値観を持った共同体を作るというふうにシフトする
    ・ 大事なことは知識や情報ではない。意識だ。知識は体験による身体感覚との結合をへて、初めて智恵となる。そして、物理的な環境の変化のみが意識変革をもたらす
    ・ 21世紀の3つのCはキュリオシティ(好奇心)、クリエイティビティ(創造力)、クレディビリティ(信用力)
    ・ コンテンツに価値があるのではない。メディアがコンテンツを規定する(シングルCDは頭出しを容易にした。ZARDは歌の最初にサビを持ってきて、メディアの力を最大限活かした)
    ・ 事業創造のフレームワーク 構想→顧客・ファイナンス・製品・組織→利益方程式
    ・ この世のあらゆるモジュール分解された資源は調達しうる
    ・ 成功の3つのパターン
    1) 快楽を追求すること
    2) 意味を追求すること
    3) やり続けること
    ・ 21世紀の人間の仕事は、アートとデザインしかない
    ・ 社会人は貢献意識があるかどうかが学生との違い
    ・ 受動から主体へ、自意識から他意識へ
    ・ 自己否定と向き合う。自分の嫌いな人間、許せないタイプの人間は自分自身のひとつの姿

  • 題名の通りの自己啓発本。勉強になったことが沢山有ったな。新しい時代の話もあり、特に20代の方に多く読んで欲しい一冊。若造と年輩紳士との対話形式で話が進み読みやすい。

    特に「この世に他人など存在しない。他人とは自分の心に生まれた感情の破片に過ぎない。他者嫌悪の本質は自己嫌悪だよ。認められない他人は誰にでもいるが、その存在を認めること」の言葉は印象的だな。職場でも苦手な人がいるが、「その人は自分だ」と思えば、苦手とかの感覚も無くなる気がした。

    【学び】
    成功のコツは、成功するまで続けること
    継続する仕組みを作ること

    コミュニティーを強くすればするほど、お金を使わなくてすむ

    身だしなみ、それは他人に対する尊敬であり、愛でもある

    悩み、問題は他人との摩擦が生み出した自分の心の中にある感情のこと

    後10年で階層化の蓋が閉じる

    結婚は単なる制度であって、本質ではない
    大事なのは子供に注がれる愛情である

    一流大学ですごく優秀な人だけど、本質的に自分のキャリアアップにばかり意識を向けている人がいる。自分のプラスになることだけやろうとする。結果的に組織にとっては貢献にならない

    マスターとメンターを作れ。いなければ、弟子や後輩を作ると、いつの間にかメンターやマスターが見つかる。

    Podcast 英語をやろう

    貢献意識:他人に対して価値を出す、貢献するのが社会人。それを理解していない学生は多い。だから就職にはスキルが必要だと思ってしまう。

  • 若者と成功者の対話を通じて、何が必要なのか、問われる一冊。

    結構オススメ。

  • 現在は、経済活動を中心として世界はある程度繋がった。その為、あらゆるシステムや社会機構は肥大化している。そして、企業や国家は更に統合や編成の道を突き進み、システムを今以上にで巨大化しようと躍起になっている。しかし、経済的な恩恵を受けているのは一部で、多くの人は経済的な不安と向き合い生活している状況である。そして、大企業や国家を信頼の盾としたこの膨張した縦社会は、すでに限界にきていると感じる。象徴的なのが「旭化成建材の杭打ち強度偽装問題」だと思う。もちろん問題が企業側にあるのですが、信用信頼をどの程度まで社会に求めるのかが鍵となる。消費者が異常な程に完璧さを求めるがあまり、社会は足を引っ張り合う状況になっている。完璧さとは、求めれば求めるほど終わりがなく、微々たる隙間も許さない状況が果てしなく続く。その波紋をうけ人々の人間性が失われ、不信感を募らせることとなり、最終的には互いを縛ることになる。このような状況から脱却する為には、新たな価値観を模索しなければならない。あらゆる物、事柄に関し隙間やムラが存在することを受け入れなければならない。未来の社会は、縦の関係ではなく、お互が感性で結びついた横の繋がりでのコミニティー形成が重要だと思う。このような私の持論を巧みに表現し、足元にある未来を提示しているような書籍です。新たな価値観の創設、そして現代の若者が歩むべく道を示した素晴らしい内容となっている。

  • 今後の社会の変化の中で、生き残り、成功するために必要な本質的な情報が、一つ上の次元から提示されているような感覚を得た。
    ストーリー形式で、それぞれの章のエッセンスも章末にメモのかたちでまとめられており、とっつきやすく構成されている。ただし、その内容が頭で理解できても、なかなか腹に落ちない感じが別次元からの情報というイメージなのだろう。
    ユーザーの望みに対する貢献意識、事業のパーツ(構想、プロダクト・組織、顧客、ファイナンス、利益方程式)によるフレームワーク、信用・信頼残高を高めるギブ&ギブンなどが印象に残った。
    15-200

著者プロフィール

山口揚平(やまぐち・ようへい)
事業家・思想家。早稲田大学政治経済学部卒・東京大学大学院修士(社会情報学修士)。専門は貨幣論、情報化社会論。 1990年代より大手外資系コンサルティング会社でM&Aに従事し、カネボウやダイエーなどの企業再生に携わったあと、30歳で独立・起業。劇団経営、海外ビジネス研修プログラム事業をはじめとする複数の事 業、会社を運営するかたわら、執筆・講演活動を行っている。NHK「ニッポンのジレンマ」をはじめ、メディア出演多数。著書に、『知ってそうで知らなかったほんとうの株のしくみ』(PHP文庫)、『デューデリジェンスのプロが教える 企業分析力養成講座』(日本実業出版社)、『そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか』(KADOKAWA)、『なぜ ゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?』(ダイヤモンド社)、『10年後世界が壊れても、君が生き残るために今身につけるべきこと』(SBクリエイティブ)、『新しい時代のお金の教科書』(ちくまプリマー新書)などがある。

「2021年 『ジーニアスファインダー 自分だけの才能の見つけ方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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