自分の半径5mから日本の未来と働き方を考えてみよう会議 (SB新書)

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レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797384055

作品紹介・あらすじ

◆少子化、老老介護、孤独死、待機児童問題など
数多くの難題を抱え、「課題先進国」となってしまった日本――。

◆日本ならではの価値というものはあるが、日本でしか通用しない価値はあまり意味がなくなる。
歴史は自分の立ち位置を測る格好のモノサシだが、日本はいま世界でどんなポジショニングにあるのか、
そしていま日本、さらには東京の競争力をあげることがなぜ大事なのか、
ボーダーレスの本当の意味を知ることになる子、孫世代はどうやって働き、生きていくべきなのか――不透明な時代の先を見通す

◆適切な問題解決のその先に、個人も国も成長がある!
「この世界をどう理解し、どこを変えたいと思い、自分に何が出来るか考え、行動することが、人間が生きる意味であり、仕事をする理由でもある」(出口氏)

感想・レビュー・書評

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  • 出口さんの本は気づきが多い本が多い。大きい問題から小さい問題までいろいろなレベルのことがあるけれど、自分の半径5mからなら変えていける可能性が「誰にでも」ある。
    ・日米の蜜月より米中の関係の方が古くからある。
    ・生産性を上げるにはまず年功序列をやめる。
    ・シニアはそれだけ人生経験を積んでいるわけで、シニアの多い大学を想像するといろいろな化学変化が起きそうで面白そう。
    ・小学校に入れない子どもはいないことから、待機児童問題はやる気の問題という点はうなづける。
    ・年金の世代間格差は、今いる若者と年寄りよりも、今生きている世代とまだ生まれていない世代の方が大きいという意味で、今の若者も年寄りも同じ穴の狢だと言われても仕方がない。
    ・マイナンバーを早くもっと徹底的に導入してもらって税金、社会保障、その他の煩雑な仕組みを簡略化してほしい。
    ・「小負担・中給付」は今までの継続的は成長が前提だっただけで、今はそんな成長は期待できないので、負担を増やすしかない。

  • 数字、エビデンス、ロジックを元に日本の今と未来を自分に引き付けて議論している。指摘はもっともだし、後は各自が理解して行動するのみ、といった感じでしょうか。

  • 再来週の講演にむけ、出口さんの予習。エイジフリーや、出戻り人材は興味深かったです。個としては、誰にも負けないスキル、、、身につけよう。

  • ◆「数字(データ)・ファクト(データに関連する事項や過去の事実)・ロジック(それらをもとに実証的に論理を組み立てること)」を駆使して自分の頭で考える。
    ◆適応力をつけるには過去の出来事から先人がどう対処したのか見て学ぶ。
    ◆身近な人を目標に実力をみがく。
    ◆ダイバーシティ(多様性)
    ◆生産性を高める(時間内にアウトプット)

  • 働くことについて改めて考えるために購入。内容は非常に多岐にわたり、教育・未来・社会・リーダー論とえらい勉強になる本でした。何回か読まないとしっかり把握できないな…。

  • <目次>
    はじめに(出口治明)
    第1章  「数字・ファクト・ロジック」で考える
    第2章  労働生産性を上げるためには
    第3章  エイジフリーで働くということ
    第4章  日本再生のカギを握る「教育」
    第5章  少子高齢化の先にある未来
    第6章  客観的な目で見る格差社会とナショナリズム
    第7章  ポピュリズムに惑わされないリーダーを育てる
    おわりに(島澤諭)

    <内容>
    ライフネット生命会長で、驚異の読書家の出口氏と国家公務員から大学教授、現在は研究所研究官の島澤氏の対談集。タイトル通り、まずは自分の身の回りから見直して日本の将来を考えよう!という本。しかし、愚かなマスコミ、政治家、扇動家の戯言に惑わされず、「数字・ファクト・ロジック」で自分のアタマで考え、今の常識に引っ張られずに、しっかりとした自分の意思を持ち、日本を立て直そう!という内容。おおむね賛同できます。そして、出口氏の読書から身につけた知識とそれを駆使する発想は驚きです。

  • もっと勉強しようという本かな。情報に振り回されることなく、数字を見て、その事実について自分なりに考えてみる。そういったことの積み重ねが必要。

  • 2016.4.6読了。

    前回の「本物の教養」がとても面白かったので、著者の作品を片っ端から本屋で立ち読みして次の作品を見定めていたら、ほとんど同じような文章だったので、対談形式のものを選出。他の作品は読まなくてよいかな。

    「企業の人事担当者は、『コミュニケーション能力』や『人間力』といったもので採用するかどうか決めているようですが、これはまったくナンセンスです。…本来は勉強に関する難しい質問をぶつけ、本当に勉強したのかどうかを確認しなければならない」
    「自分で選んだ分野(大学)で実績(成績)を残した人は、自分で選んだ仕事でも優れた成果を出す可能性が高いと考えています。」
    「政府が国債を発行できる限り、公的年金保険は破綻しないということになります。」
    「円高は実は日本を守る道なのです。」
    「日本が今まで『小負担・中給付』でやってこられたのは、実質7%の成長が30年以上も続いていたからです。…過去20年の各国の社会保障支出と国民負担率の増減を見ると、他の先進国は『負担が給付』の原則に従い、負担を増やして社会保障を増やしています。ところが、日本だけは負担が減っているのに社会保障は増えてきました。」
    「もしあなたがその有力候補を支持するのであれば、3つの手段があります。ひとつは、投票に行ってその候補に投票する。2つ目は、白票を投じる。そして3つ目は棄権する。どの手段を選んでも結果はすべては同じですが、もしあなたがその有力候補に当選してほしくないのであれば、あなたにはたったひとつの手段しかありません。すなわち、その候補とは別の候補の名前を書いて、投票する。これが選挙です。」
    「明確なビジョンを持ち、そのビジョンを自分の言葉で周囲に伝えて共感を得るのがリーダーの本質的な役割です。そして、リーダーに必要なのは『何がやりたいのかが明確である』『目的を遂行するために必要な仲間を集めることができる』『目的達成に向けてチームをまとめ、困難なときでもみんなを引っ張っていく力がある』という3つの要素だと僕は思っています。」

  • 「大きな政府」、「小さな政府」という区切りではなく
    「大きな政府」でも効率がよく、国民に公共サービスしして還元されること。今の政治は大衆政治に走り過ぎて高齢者者に受けの良いもの、今すぐ効果の出るものにお金を使いすぎて、国の借金を増やしていると言ったところが印象に残った。

  • 本を読まなくなった上階層。電車の中でもそうだよなぁ。

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著者プロフィール

立命館アジア太平洋大学(APU)学長学校法人立命館副総長・理事ライフネット生命保険株式会社創業者1948年、三重県美杉村(現・津市)生まれ。1972年、京都大学法学部卒業後、日本生命入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年退職。同年、ネットライフ企画(株)を設立し、代表取締役社長に就任。2008年、ライフネット生命保険に社名を変更。12年上場。10年間社長、会長を務める。2018年1月より現職。『生命保険入門 新版』(岩波書店)、『全世界史(上、下)』(新潮文庫)、『人類5000年史(I~III)』ちくま新書)、『0から学ぶ「日本史」講義(古代篇/中世篇)』(文藝春秋)、『哲学と宗教全史』(ダイヤモンド社)など著書多数。

「2020年 『ここにしかない大学 APU学長日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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