りゅうおうのおしごと! (GA文庫)

  • SBクリエイティブ (2015年9月14日発売)
4.19
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Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784797384840

作品紹介・あらすじ

玄関を開けると、JSがいた――
「やくそくどおり、弟子にしてもらいにきました!」
16歳にして将棋界の最強タイトル保持者『竜王』となった九頭竜八一の自宅に
押しかけてきたのは、小学三年生の雛鶴あい。きゅうさい。
「え? ……弟子? え?」
「……おぼえてません?」
憶えてなかったが始まってしまったJSとの同居生活。ストレートなあいの情熱に、
八一も失いかけていた熱いモノを取り戻していく――

『のうりん』の白鳥士郎最新作! 監修に関西若手棋士ユニット『西遊棋』を迎え
最強の布陣で贈るガチ将棋押しかけ内弟子コメディ、今世紀最強の熱さでこれより対局開始!!

みんなの感想まとめ

将棋の世界を舞台に、16歳で竜王に君臨する九頭竜八一と、彼のもとに弟子入りする小学3年生の雛鶴あいとの成長物語が展開されます。物語は、将棋の駒を使った熱い対局や、あいの情熱的な姿勢を通じて、師弟の絆を...

感想・レビュー・書評

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  • 「りゅうおう」は将棋の竜王のことで、16歳で竜王になった九頭竜八一が9歳のJS雛鶴あいを弟子にし、弟子とともに成長していく物語。監修は関西若手棋士ユニット西遊棋。
    主人公はいろんなモデル棋士がいるらしいですが、読んでいるとイメージするのが豊島竜王(現竜王だから、というわけではなく、印象)。ロウきゅーぶの将棋バージョン的な感じではありますが、将棋のシーンが非常に盛り上がって面白い。玉の殺りあい、、いいですねぇ。なんといっても、弟子あいちゃんが盤面で深読みしていくシーン「こうこうこうこうこうこうこうこう」これが萌えます。石川弁でぶつぶつ言うところもとてもいい。金沢カレー食べたい。
    姉弟子の空銀子が棋士になれるかも非常に気になる。せっかくのラノベファンタジーなので、強い棋士にしてもらいたい。

  • ◆ファンタジーの「りゅうおう」ではなく、将棋の「竜王」位にある少年を軸にした(盤上での)バトル物語。「教えることは教えられること」も伏流させている点で家族物語とも、青春ラブコメディの趣きも。多彩な要素は本作の第1の魅力◆

     中学生の時点でプロ棋士、16歳で史上最年少の竜王位を奪取した主人公九頭竜八一。そんな天才棋士である少年に弟子入りする、これまた才気煥発な棋士志望の女子小学生雛鶴あい。彼らとその周囲の人々が織りなす、熱い戦い(盤上で)と成長のドラマである。

     年下の姉弟子、八一の師匠の娘は妙齢の年上女性と、数多の女性陣に囲まれるものの、天才八一は将棋以外に関心なき鈍感野郎とは、こういう作品におけるお約束とも言える。
     しかしながら、天才の集う将棋界というドラマ設定が、先の不自然さを左程露わにせず、また女子小学生の弟子入りが、棋界における成長曲線という意味での年齢制限にフィットしていて絶妙である。

     小ネタの部分は兎も角、メンバーの繰り広げる熱いバトルは、真っ当な青春・成長小説の趣きがある。少年マンガにおける成長物語の傑作「ヒカルの碁」に匹敵する物語になればいいなぁ、と期待させる出だしである。

  • 最年少で竜王のタイトルを獲った九頭竜八一と、おしかけ弟子の女子小学生雛鶴あい、から始まる物語。

    大好きな作者さんで、毎巻没頭して読ませていただいた。

    あらすじだけ見ると将棋×ハーレムモノのよくあるラノベかと思いきや、物語が中盤、終盤に進むにつれてキャラクターの将棋に対する想いがぶつかり合う、とんでもなく「熱い」少年漫画のような展開。

    私が勝手に評したのは「ロリの皮をかぶったヒカルの碁」(すいません。。。)

    姉弟子の銀子ちゃんや、一門の桂香さん、2人目の弟子の天衣にJS研の面々など、よくあるライトノベルヒロインモノとしても読めるし。

    実在の棋士や将棋界の事をものすごく取材して書かれてるであろう、リアルな将棋界の模様も知ることができる作品で、「将棋」を題材にした作品を探している方にはおすすめの一冊。

    なお連載開始当初は、17歳でタイトル獲得とか将棋を舐めてる、などの批判もあった様だが、藤井○太
    さんが全ての記録を塗り替えてしまって、作者が「もう俺ラノベ書かなくて良いんじゃないかな...」と頭を抱えているところもセットで楽しもう。


  • 「りゅうおうのおしごと」読了。
    将棋がテーマの作品は初めて読みました。将棋の知識がないので読む前は不安でしたが、主に描写されているのは将棋界の仕組みdr、戦術については細かく描写していないのが、個人的には読みやすかったです。

    ストーリーについても序盤は下ネタ多めで受け付けませんでしたが、段々と熱い展開になっていって感情移入しながら読んでいました。

    私が本作で良いと思ったのが、八一とあいというタイプの違った二人をダブル主人公に据えてストーリー展開しているところです。
    八一は幼少期から将棋を始めて一度はタイトルを獲得するほどまで登り詰めたけど、現在は連敗続きでアンチの多いプロ棋士。
    一方、あいは将棋を始めるのは遅かったけど、生来の負けず嫌いと天才的な読みのセンスで、価値を重ねる天才タイプ。
    二人がお互いをリスペクトしあっている関係性はとても良かったし(八一があいのことをちゃんと一人の棋士として接しているのが好印象でした)、お互いを間接的に励まし合っている関係性なのも良かったです。
    特に印象的だったのが、負け癖がついた八一がプロとしてどうすればカッコ悪くならずに負けられるか考えている時に、あいだけは価値を信じて諦めない眼差しで八一のことを見ていたシーンです。この場面で、本作の印象がガラッと変わったように思います。

    二人以外のキャラについても、しっかりキャラ付けされていて、良かったです。女流棋士になれない25歳のけいかさんや八一のことが大好きなツンデレ銀子。二人をフィーチャーした話も気になります。

    次巻からも下ネタ控えめの熱血展開を期待しています。

  • 4.5

  • 面白い。熱量がそのまま剥き出しになってぶつかってくる情熱を感じる。
    小学生の弟子を取る16歳の竜王という設定も面白いが何より将棋という題材がいい。当方は駒の動かし方を知っているだけだが様々な戦術があると知って勉強になった。
    盤上のゲームを題材にしながらもバトルものを読んでいるような胸の熱さがある。これを見逃していたのは俺がバカなのである。

  • 暫く、多分3年ぐらい、ぶりぐらいのライトノベル。本シリーズの名前は勿論聞いた事がありずっと気になってはいて、今回市民図書館で見かけたので手に取る。

    曰く、「ガチ将棋押しかけ内弟子コメディ、今世紀最強の熱さでこれより対局開始(スタート)」だそうだ。16歳の若さながら、所謂竜王ドリームを実現しタイトルを手にした九頭竜八一だったが、タイトルの重圧から自分の指したいように指せなくなり黒星が続いていた。そんな彼の元に小学3年生の雛鶴あいがやって来る。「約束どおり、弟子にしてもらいにきました!!」… 最初は戸惑う八一だったが、彼女の将棋に対する直向きな情熱、そして劣勢でも決して諦めない心に、失っていた自信を取り戻していく、みたいな話。1巻は、あいが研修会への入会試験に合格し、正式に八一の内弟子になるところまで。

    期待以上の良作。ラノベだから、とか勝手に思ってたが、対局中の、手に汗握る感じ、熱さの描写が秀逸。リアル対局はやっぱりいいねぇ。部分部分で挟まれる将棋界のエピソードも将棋ファンにとっては嬉しい。それからキャラクターもいい感じ。16歳で竜王(八一)も大概だが、3週間で『図巧』を全題解き終える(あい)とかどんな化け物だよ、とは思うが。2歳で将棋覚えちゃうのも(銀子)。あと、全体に占める女性の比率はおかしい。将棋を指す女子、こんなにはいない(はず)。主人公が鈍いのはお決まりのパターン。
    欲を言えば、どういう将棋を指しているかの描写が少なく、そこだけはちょっと不満、というかどうしても気になって仕方がない。図面を載せて欲しい…。もう一つ言えば、ちょこちょこ入る顔文字と語尾の(笑)がうざい。
    冒頭いきなりの下ネタには笑ってしまった。「まだ幼女といっていいほど幼い女の子相手にこんなにも固くしている自分に罪悪感を覚えながら、けれど俺は固くすることをやめられなかった。」クズですね。

  • 盤上の上の殺し合い

  • 100冊ビブリオバトル@オンライン第16ゲームで紹介された本です。オンライン開催。
    2020.08.22〜23

  • 16歳の若さで『竜王』となった棋士・九頭竜八一は、その後の戦績が奮わず11連敗中。そんなある日、対局後に帰宅した八一を待っていたのは雛鶴あいと名乗る小学三年生の少女。彼女は弟子にするという約束を果たしてもらいに来たと言うが、八一は憶えていない。なし崩し的に内弟子(仮)となったあいとの暮らしの中で、彼女のストレートな情熱に触れるうち、くさくさしていた八一は勝つことへの情熱を取り戻していき…。これは面白い!コメディ要素と熱い対局シーンが巧く描かれていて、読んでいて心が躍りました。次巻も楽しみです。

  • ストーリーやキャラの感情表現は間違いなく面白い。人によると思うが、おしっこやロリ推しが少しきつかった。

  • りゅうおうのおしごと!(GA文庫)
    著作者:白鳥士郎
    発行者:SBクリエイティブ
    タイムライン
    http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
    プロ棋士も絶賛中「竜王」と小学生のドタバタ・コメデイ

  • ロリとのいちゃらぶモノと思っていたらいい意味で裏切られた。どちらかというとスポ根より。将棋へ打ち込む強い思い、勝負の熱さ、負けたときの苦しみなどなど最初から最後までずっと面白い。序盤に出てきたセリフで「約束通り弟子に~」がラストでも登場してきれいにまとまってる。こういう伏線回収みたいなの好き。

  • 将棋は全く分からない。ルールも分からない。
    だけど、面白い。キャラクターの心情の書き方が上手い。題材の知識が無くてもここまでハマれる作品は初めてかもしれない。登場人物1人1人に上手くスポットが当たっていて、凄い作りこんであるのが伝わってくる
    なんと言っても銀子ちゃん可愛い。

  • 試しに読んでみたら、はまってしまった

  • 藤井聡太棋聖でも話題になり、前から気になっていた本なので読んでみました。なんというか、軽い。3月のライオンを読んでからこれを読むとライトノベルっていう表現がたいそうしっくりときます。話の筋は面白かったので、登場人物達の今後は気になりました。会話で普通の話してるのにエッチな内容みたいに展開する(ライトノベル得意の)とことかあったので、小学校図書館にはダメですね。

  • 大体はラノベらしい軽いテンションでいき、勝負のときには真面目な雰囲気に書かれているのでメリハリがしっかりとついていてわかりやすく楽しく読めました。

  • 気になっていた将棋ラノベ!ラノベってこうだった〜〜という読み味。小説で棋譜考えるの大変そうだな……でも分かると楽しいんだろうなあ〜。藤井聡太さんがどんどん『りゅうおうのおしごと!』超えをしていくということで、気になっていた作品でした。

  • 人気作は読まねばと手に取りましたが、こりゃ面白い。将棋のことがわからなくても、好きなものに熱中し全てを賭ける熱い展開が胸を打ちます。
    また所謂ラノベ的な展開や文体の巧妙さで、実に読みやすいのですね。それも人気の理由でしょう。

  • 藤井聡太さんが好調でPrime無料。マンガかと思ったらラノベだった(笑)
    ちょいちょい挟まれる小ネタが笑える。

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著者プロフィール

白鳥士郎(しらとりしろう)
GA文庫より『らじかるエレメンツ』でデビュー。
代表作として『りゅうおうのおしごと!』『のうりん』シリーズ(GA文庫)など

「2022年 『りゅうおうのおしごと!16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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