アクション リーディング 1日30分でも自分を変える"行動読書"

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  • SBクリエイティブ
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797386516

作品紹介・あらすじ

◆100冊読んでも変わらない人から、
1冊読んでも変われる人になる「読み方」

・本を読んでも何も身についた気がしない
・時間がないから、そもそも本が読めない……

そう考える方は多いと思いますが、実は、それは読み方が違うのです。
本書では、マッキンゼーという超多忙な職場にいながらも、確実に本を読み、身につけていった著者の本の使い方を紹介するもの。
たとえば、マッキンゼー時代は短期間で十数冊の本を頭に入れ、それを仕事で参照しながら、より具体的な知識として自分の身につけていったそう。MBAがなくても仕事ができたのは、本の読み方のおかげともいえます。
秘訣は、「行動につながる」ことを意識した読書をすること。
でも方法は意外と簡単なことなのです。
本書ではその方法を紹介していきます。

◆「時間がなくて本が読めない」がなくなる!

「時間がなくて本が読めない」
「積読が増える」
これは大きな悩みです。

本書で提唱する「アクションリーディング」を行なえば、時間がない中でも、本を読みこなし、そして、実践に活かす考え方や仕組みを紹介しています。
1ページ1分のA4メモ書き、フォーマット化して短時間で書く「ブログ」の書き方、ステップアップにつながる「本」のアウトプットの仕方など、アクションの起こし方も充実。
30分でも着実に身につく読み方ができれば、飛躍的に成長ができると実感できます。

なお、Facebook上でも「アクションリーディング 行動のための読書」というグループを作り、みなさんが一緒に「攻めの読書」を続けられる仕組みを作っています。ぜひご参加ください。

◆読者の声
「おもしろかった。あまりビジネス書を読まない自分でも、勉強になることがたくさんあり、多くの方にお勧めしたいです」(20代 女性)

「著者の本とネットを駆使した情報術も参考になった」(20代 男性)

「時間がなくて本が読めないのは、まさに自分。でも、著者の方も悩まれながら、この方法にたどり着いたことがわかり、共感しながら読めました」(30代 女性)

「いつかコンサルタント的な仕事をしたいと思っていたので、その面でも、参考になりました」(40代 男性)

感想・レビュー・書評

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  • 自分で時間をコントロールして目的を十分に考えた「攻めの読書」をする。
    読書を余暇や趣味ではなく24時間に割り振る重要な活動として優先順位を上げる。

    ・本に直接マーカーやメモ、角折りなど推奨されていたが、借りることが多く難しい。付箋やノートに写す。しかし頻繁はダメ。集中力が切れない程度。
    頭に浮かぶまま、言葉を選ばず、吟味せず。

    ・読んだら一気に読む。本は生物と思う。時々により自分の感情はかわるからその時が一番読みたいベストな瞬間。
    なぜこの本を手にとったのかを意識して読む。

    ・ベストセラーは後回し。必ずしも自分に合うとは限らない。

    ・チャレンジノートをつける。記載はなかったけど試そう→目的と狙いは読書前に書けば、違った見方ができるかも。

    ・自分で判断、時間割り当て、捻出、役立つ読書を心掛ける。

  • ◼︎本書の目的、理由
    ・読書の仕方に課題意識があるため
     ー積読解消
     ー『遅読家のための読書術』との横断的理解

    ◼︎期待成果物
    ・講演【〜17年3月】
    ・読書10冊/月(600分)【〜17年7月】

    ◼︎ToDo
    ・Googleアラート登録(100個)
    ・情報収集登録
     ーダイヤモンドオンライン、日経BPオンライン、東洋経済オンライン
    ・優先順位を上げる
    (本は生きていく上で必要だから、仕事をしていく上で必要だから、成長し続ける上で必要だから読む、というふうに見方・位置づけを変える)
    http://diamond.jp/articles/-/94365?page=3

    ◼︎思考すること
    ・5年後にどうなっていたいか?
    ・読むべき本は?
    ・どういう講演タイトルを狙いたいか?

    ◼︎習慣化すること
    ・messagingを朝に行う
    ・ケツが決まってない時は、時間を決めてネット記事を読む
    ・ベストセラーでなくロングセラーを読む

    ◼︎One Line Review
    読書のヒントから自己管理のヒントが散りばめられた本。

    ◼︎One Line Essence
    ・視野の広さ
    ・読書は情緒教育になる
    ・Googleアラートでの情報収集
    ・30代までに300冊。それ以上はコスパ頭打ち。
    ・「この本をなぜ手に取ったのか?」「この本を通して何を得たいのか?」
    ・講演。関心のあるキーワードについてネット記事100〜200本。関係書籍10〜15冊。1つの知識を掘り下げる人はあまりいない。
    ・3ヶ月後には何をするか?どうなっていたいか?

    ◼︎関連書籍
    ・非営利組織の経営
    ・プロフェッショナルの条件

    ◼︎著者へ
    ・本で経営学を学ぶ方法は?

  • タイトルに惹かれ図書館で借りた。攻めの読書(仕事やプライベートにつなげるにはどうすればいいか、時間の確保の方法、読み方の工夫)で、この本を読んだ目的、なぜこの本を手に取ったか、読んでよかったこと、感じたこと、自分はこれからどう活かすかをまとめる。本を読む優先順位をつける。読書は自分の24時間で重要な活動の一つ。
    これらのことが記されていて、自分の読書観が整理されたように思う。自分の思いと違うところも何点かあった。例えば、音楽聴きながら読まないとか、並行読みダメ、積読ダメなど。確かに積読は少し消化していこうと思っているが。一番印象にに残ったのは、半分ビジネス書、半分小説を読むというところ。小説で自分とは違う人の人生や考えを知ることで経験が豊かになり、人として成長を加速させる。「ベストセラーには飛びつかない」には、なるほどと思った。全体としては読みやすく、読んでよかったと感じた。

  • 本の読み方、選び方、読んだ本を活かす方法などが書かれている。どんどん本を読みたくなるし、どんどん行動したくなり、やる気に火をつけてくれる本。

  • 平易な文章で書かれており、スラスラ読めるのでおすすめ。まずは読書のメリットを知り、その習慣作りから始める。習慣化できれば、後は自分の思うままに様々な本に触れ、行動していくこと!

  • 本書に書かれていたチャレンジシートを書いてみる。

    ①この本を読んだ目的
    読書を習慣化させ知識をつけたかったため、効率よく読書をしていく方法を学びたかった。

    ②読んでよかったこと
    なぜ読書ができず積読になっていたかを知れ、本を読むことが進むようになった。

    ③本を読んで自分は今から何をするか
    読書の優先順位をあげること。
    本を読む目的を持ってから読書すること。
    チャレンジシートを書いていくこと。
    ブクログでアウトプットをしていくこと。

    ④3ヶ月後には何をするか、どうなっていたいか
    読書が習慣化されており、積読をなくしている。
    読書を続けられるよう、会社で読書会を週1回、始業前に45分開くことを開催。
    ブログやTwitter、Facebookで本の感想をアウトプット。

    アウトプットの書き方例を詳細に書いてくれているので、とても参考になった。本の入り方、読み方から読んだ後のより定着させるためのアウトプット方法を知るのには良書だと思う。

  • 読書量は多いけど、だからといって何も変わらない自分のような人にむけて書かれた本(ほとんど読まない人向けでもあるけど)。
    本の読みすぎはよくないらしく、今まで1000冊は読んできた人は週に1冊、年間50冊程度でいいらしい。本も図書館の本ではなく、買って読んで黄色のペンでマーカーするのがいいのだとか。まあ、言ってることは分かる。分かるけど、なんかもう年間100冊切りたくない性質になってる自分がいる。なんとなく、もうちょっと読む量減らした上で、アウトプットにつなげたいなという気持ちはあるのだけど。
    読むだけではなく、行動できる人間になりたい。

  • 読書のメリット(1章)や、読書術(3章)はなるほど、と思いました。特に、買ってすぐ読む、なぜこのほんを手に取ったのか考える、など。

    ただ、時間捻出術(2章)は、私の睡眠時間を考慮すると少し無理があるように感じました。
    また情報感度を上げる方法(6章)は、本屋さんをグルグル回って感じるままにアレコレ手に取るのが好きな自分とはちょっと相容れない部分もありました。

    とは言え、読書の優先順位を上げよ、読書の時間に市民権を与えよ、というメッセージには励まされました。この本を手に取った目的である、「残業、ネットサーフィン、生産性のない付き合いに奪われた時間を読書に与えるべきなのではないか」という気持ちを再確認できたので満足です。

  • 本書は、ゼロ秒メモなど仕事術に関する著作のある赤羽雄二氏の「行動するための読書術」の本です

    内容としては、
    ・本を読めない人は、自分の成長などのため「必要だから」読むという意識を持って、平日の夜と休日に時間を決めて読む
    ・ある程度の冊数を読んでいる人は本なんか読んでないで行動しよう
    ・読書を活用するための「集中読書術」や「チャレンジシート」等の説明
    という感じでしょうか

    【短い時間で読んだ内容を身につける「集中読書術」】
    ・日付と評価を書く
    ・3つの基準でマーキングをする
    ・読んだ直後にメモを書く
    ・1冊に集中して読む
    ・買ったらすぐ読み始める
    ・読みながらノートをとらない
    ・ネット等を切り集中して読む
    ・本を取った理由を意識する

    【チャレンジシート等アウトプットの活用方法】
    ・アウトプットの時間を多く取る
    ・「チャレンジシート」を書く
     目的、感想、今からの行動、3ヶ月後の行動を書く
    ・ブログに書く
    ・半年後に再読する

    自分的には、本をある程度読んでいる部類に入るので、「行動」に移していかなければならないのでしょうね
    そういう点で、読書後のアウトプットやアクションにつなげる方法論的な本として有用な本でした

  • インプット、アウトプットのどちらも大切。

    直ぐに読まずに積読していた本を手放すとしばらくして同じ本を購入してしまう自分には中々本を手放すことは出来ないと改めて感じた。

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著者プロフィール

1978年、東京大学工学部卒業後、小松製作所でダンプトラックの設計・開発に携わる。 スタンフォード大学大学院に留学し、機械工学修士、修士上級課程を修了。1986年、マッキンゼーに入社。経営戦略の立案と実行支援、新組織の設計と導入、マーケティング、新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリード。 ソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させる原動力となる。 2002年、「ブレークスルーパートナーズ株式会社を共同創業。 大企業の経営改革、経営人材育成、新事業創出、も積極的に取り組んでいる。

「2017年 『最速のリーダー 最少の時間で最大の成果を上げる 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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